ペチュニアの育て方
続いて、ペチュニアの育て方です。とても丈夫で生育が旺盛な花で、基本的なポイントを押さえれば、初心者ガーデナーでも簡単に育てられますよ。栽培環境や水やり、肥料など、それぞれについて順番にくわしく解説しましょう。
育て方①栽培環境
ペチュニアを鉢植えで育てる場合、1年を通して日当たりと風通しのいい場所で管理しましょう。泥はねは病気の原因になるため、鉢は土の上に直接置かず、少し高い場所に置くのがおすすめです。南向きの日だまりで霜除けを行えば、戸外での越冬もできますよ。庭植えも同様で、日当たりのいい場所で育てます。泥はね防止にはマルチングがいいでしょう。
育て方②水やり・肥料
ペチュニアを鉢植えで育てる場合、表土が乾いたらその都度たっぷりと与えます。庭植えの場合基本的には水やりは不要です。夏場に極端に乾燥したとき以外は、自然に降る雨に任せて構いません。肥料は鉢植え・庭植えいずれの場合も、元肥として緩効性肥料を施します。多肥を好むため、3月~11月には緩効性肥料を追肥し、液体肥料も2週間に1回程度施すといいでしょう。
育て方③植え付け・植え替え
ペチュニアは水はけがよく、有機質に富んだ土を好みます。赤玉土や腐葉土、ピートモスを配合した土や、市販の培養土を使用しましょう。植え付けは梅雨明け~9月が適期です。深植えしすぎないように気をつけてくださいね。成長が早く、根詰まりを起こしやすいため、定期的に植え替えをして株をリフレッシュさせましょう。適期は植え付けと同じく梅雨明け~9月です。
8月2日の誕生花(ペチュニア以外)
8月2日の誕生花は、ペチュニア以外にもいくつかあります。そのなかから「ヤグルマソウ」と「オシロイバナ」について、それぞれくわしく見ていきましょう。どちらも素朴な花姿が魅力の、とてもかわいらしい花ですよ。特徴や花言葉を知ると、さらに花の魅力が増して見えるでしょう。
8月2日の誕生花①ヤグルマソウ
ヤグルマソウはユキノシタ科の多年草です。細い花茎の先に小さな白い花をたくさん咲かせます。花に花びらがないことも特徴です。ふわふわと可憐な花姿から「幸福感」「清楚」「出発」といった花言葉がつきました。しあわせな未来を願う相手に、ギフトとして贈りたくなりますね。手のひらのように見える葉も、ユニークで愛らしいですよ。
8月2日の誕生花②オシロイバナ
ペルーや熱帯アメリカを原産とする多年草、オシロイバナも8月2日の誕生花です。丈夫で育てやすく、開花期も長いので、ガーデナーから高い人気を誇ります。夕方~夜にかけて開花する特徴にちなみ、「ユウゲショウ(夕化粧)」「フォー・オクロック(Four o'clock)」といった別名もつけられていますよ。花言葉は「内気」「恋を疑う」「臆病」です。