クスノキ(楠木)の香りの効果とは?樟脳の特徴や利用法をご紹介!

クスノキ(楠木)の香りの効果とは?樟脳の特徴や利用法をご紹介!

木全体から香りを放つクスノキからは樟脳(カンファ―)が抽出されます。クスノキの香りが持つ消臭、防虫効果について、ブロックやチップなど木材の雑貨としての利用法、クスノキ風呂のメリットなど、日本人にはなじみ深いクスノキについて解説します。

記事の目次

  1. 1.クスノキとは
  2. 2.クスノキの香りと効果
  3. 3.クスノキの利用法
  4. 4.まとめ

クスノキの香りと効果

樟脳とは

樟脳(ショウノウ)とはクスノキの枝葉、木材または根を蒸留することで得られる無色透明の固体を指します。衣服の防虫剤や医薬品として使用される樟脳の英語名はカンファ―です。かつて強心剤として用いられていました。カンフル注射のカンフルは樟脳のことで「ダメになりそうなものを復活させるもの」を意味します。

香りの成分

Photo byMarlyneArt

クスノキには、カリオフィレン、α-ピネン、シネオール、リナロール、カンファー、リモネン、ゲルマクレン、サフロールなど多くの香りの成分が含まれます。この香りの成分が樟脳の強く刺激的でさわやかな香りを構成しているのです。

香りの効果

①リラックス効果

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クスノキの香りはリラックス効果が高く、刺激のある香りが沈みがちな心を高揚させて、エネルギーを与えてくれます。頭をスッキリとクリアにしてくれるので認識力や集中力を高め、仕事のときにも活躍する香りです。心を安定させると同時にパワーを与えてくれる実力のある香りなのです。

②防虫効果

クスノキの香りは虫が嫌うため防虫効果が認められ、蚊などの害虫を寄せ付けたくないときに実力を発揮します。また、衣類を食べる虫もクスノキの香りを嫌うため昔から樟脳をタンスにいれて、衣類の防虫剤として利用してきました。

樟脳の香りと薬効

①鎮痛効果

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樟脳は防腐剤として用いられる他、薬としての薬効をもちます。局所刺激、麻酔作用が認められ、鎮痛、消炎のための軟膏や湿布剤として利用されます。打撲や捻挫には樟脳とキハダの粉末を練って患部に厚く塗ります。樟脳は飲用すると嘔吐(オウト)などの副作用がおこることがあるので、外用のみに用います。

②抗炎症作用

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樟脳には消炎効果や抗菌効果が認められ、ニキビや湿疹などの皮膚トラブルの予防に使用されるスキンケア製品に用いられることがあります。鎮痛作用もあわせ持つのでリウマチの症状に対しても用いられています。

③血行促進

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クスノキの香りはリラックス効果が高く、血行促進の効果を期待できるといわれます。血行促進効果で肩こり、疲労回復効果が期待できるので、クスノキの葉枝を布袋にいれて入浴剤として用いるのがおすすめです。市販のクスノキのチップを利用して入浴剤とするのもいいですね。

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次のページでは、クスノキの利用法をご紹介します。

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クスノキの利用法

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