マンジェリコンの効能
マンジェリコンにはさまざまな健康によい栄養素が含まれています。それが「奇跡のハーブ」と呼ばれ、人気のある理由です。マンジェリコンをお茶などにして飲むことで、生活習慣病の予防や改善に効果があるといわれています。実際に、どのような効能があるのかまとめました。
効能①高血圧や動脈硬化の予防と改善
マンジェリコンに最も多く含まれているのが、カリウムです。カリウムは体の中にある余分な塩分を排出してくれる成分です。そのため塩分の摂り過ぎで起こる高血圧や動脈硬化を予防してくれる効果が期待できます。さらに、カリウムはむくみも解消してくれる女性に嬉しい栄養素です。
効能②歯や骨を丈夫にする
カリウムに次いで多い成分がカルシウムです。骨や歯を健康に保つために必要なカルシウムですが、日本人に不足しがちな栄養素でもあります。特に、女性やお年寄りはカルシウム不足になりやすく、放置すると骨粗鬆症の原因にもなってしまうので、積極的に摂りたい栄養素です。
効能③抗酸化作用
緑茶やコーヒーなどに含まれているタンニンはマンジェリコンにも含まれています。タンニンは、抗酸化作用があり、動脈硬化や脳梗塞などの生活習慣病を予防効果が期待できます。また、腸の善玉菌を増やす効果もあるので、便秘の予防や改善に効果的です。
効能➃アレルギー症状を改善
タンニンにはアレルギーを改善してくれる効果も期待できます。さまざまなアレルギー反応は、主に体内のヒスタミンという物質が引き起こすものですが、タンニンはそのヒスタミンの増加を抑制する役割を担っているといわれているのです。
マンジェリコンの飲み方
原産地のブラジルでは、バジルと同じようにパスタや肉料理などのさまざまな料理に使われているマンジェリコンですが、日本の沖縄などでは主にハーブティーとして飲まれています。今回は、ご家庭でも簡単に作れるマンジェリコンティーの作り方をご紹介します。
マンジェリコンの入手方法
新鮮なマンジェリコンは簡単に手に入れることができます。国内では主に、温暖な気候の沖縄で栽培されているので、収穫したマンジェリコンの葉をネット通販で入手可能です。また、お茶を自分で作るのは面倒という方は、便利なティーバックを購入するのがおすすめです。
マンジェリコンティーを作ってみよう!
今回は、ご家庭で育てたマンジェリコンの新鮮な葉を使ったお茶の作り方をご紹介します。
〈1.5L~2.0L分〉
- 鍋に分量の水と片手で掴めるほどのマンジェリコンの葉と茎を入れ、火にかける。
- 約10分煮詰めたら完成。
マンジェリコンティーの味
マンジェリコンティーの味の特徴は、何といってもその苦みです。決して美味しいとはいえませんが、「良薬は口に苦し」ということわざ通り、毎日のように飲み続けることで効果が発揮されます。どうしても苦くて飲めないという方は、ウーロン茶とブレンドするとよいでしょう。
葉は乾燥させて保存できる
マンジェリコンを大量に収穫した場合は、乾燥させて保存するとよいでしょう。急須に茶葉2~3gを入れ、お湯を注いで3~8分程蒸らすと、自分の好みの濃さで飲むことができます。ティーバッグに入れれば、手軽にマンジェリコンティーを楽しむことができます。