マンジェリコンに副作用はある?
どんなに優れて健康によいといわれても、摂取しすぎると体に悪影響が出てしまいます。「奇跡のハーブ」と呼ばれているマンジェリコンも同じです。マンジェリコンティーの適量は1日2~3杯ほどです。それ以上を飲んでしまうと、次のような副作用が出てしまうかもしれません。
便秘になる
マンジェリコンに含まれるタンニンは、腸内の善玉菌を増やしてくれる効果がありますが、善玉菌が増えすぎて、悪玉菌とのバランスが崩れ、腸内環境が急激に変化すると、逆に便秘になってしまうことがあります。便秘が改善しなければ、摂取量を控えた方がよいでしょう。
貧血になる
また、タンニンやカルシウムには鉄分の吸収を妨げる働きがあります。特に、植物性食品に多く含まれている非ヘム鉄は、体内でタンニンと結び付き、体外へ排出されてしまいます。貧血の症状がある場合は、マンジェリコンの摂取を控えた方がよいでしょう。
手足がしびれる
マンジェリコンに最も多く含まれるカリウムは、腎機能が低下しているときに過剰に摂取すると、まれに高カリウム血症を引き起こすことがあります。高齢者やカリウムのサプリメントを服用している場合、腎臓の機能の低下で透析をしている方は、カリウムの過剰摂取に注意が必要です。
まとめ
ここまで、「奇跡のハーブ」と呼ばれるマンジェリコンの効果やお茶の作り方などをご紹介してきました。毎日適量を飲めば、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病の予防が期待できるハーブです。栽培方法やお茶の作り方を参考にして、健康的な生活を目指しましょう。