クリムゾンクローバーとは?種類や種の取り方、鉢植えでの育て方を紹介

クリムゾンクローバーとは?種類や種の取り方、鉢植えでの育て方を紹介

イチゴのような花を咲かせるクリムゾンクローバーをご存じですか?グランドカバーや緑肥として真っ赤に染まるクリムゾンクローバー畑などが知られますが、鉢植えで育てれば狭い場所でもあのかわいい花を楽しめます。クリムゾンクローバーの特徴や鉢植えでの育て方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.クリムゾンクローバーとは?
  2. 2.クリムゾンクローバーの特徴
  3. 3.クリムゾンクローバーの利用
  4. 4.クリムゾンクローバーの鉢植えでの育て方
  5. 5.クリムゾンクローバーの増やし方
  6. 6.まとめ

育て方⑤花がら摘み

花が咲き進んで黒っぽくなってきたら、茎の根元からカットしましょう。全体に花が終わったタイミングで株を半分くらいにカットしても構いませんが、こまめに花がら摘みをすると、どんどん新しいつぼみが上がってきます。そのときに枯れた下葉も処分しておくと病気や害虫の予防につながります。鉢植えは狭いスペースでの栽培になるので、風通しよく清潔に育てることを心がけましょう。

育て方⑥種取り

花が終わりに近づいてきたら、花がらをそのまま残して種を取ってみましょう。種取りの方法は、穂先をしごいて茎から花がらごと抜き取ります。このときに、かんたんに抜き取れなければまだ熟してないサインです。種は角が生えたような形の殻に覆われていて、殻をむけば丸い種が出てきますが、殻つきのまま種まきしても発芽します。

クリムゾンクローバーの増やし方

一年草扱いのクリムゾンクローバーは、一般的に種まきで増やします。種は小さすぎないので扱いやすく、発芽率もいいので、種まき初心者の方にもおすすめです。サイクルとしては9~10月頃(発芽適温20℃前後)に種まきして、2か月後くらいに定植、冬の間も少しずつ成長し、翌年の春に開花します。寒い地域では夏頃に種まきして、しっかり根を張らせた状態で冬を迎えましょう。

クリムゾンクローバーの種まきの方法

クリムゾンクローバーの種は小さく区切られたセルトレーなどにまき、5mm~1cmほど土をかけます。半日陰で乾かさないように水やりを続け、3~5日ほどで発芽したら、日当たりのよい場所に移動しましょう。込み合えば間引き、本葉2~3枚になったら、根を崩さないようにポットなどに移植し、苗がしっかりしたら植え付けます。屋外でしっかり寒さに当てて育てれば、翌年の春に開花します。

まとめ

クリムゾンクローバーは一年草で花期もそれほど長くはありませんが、丈夫で育てやすく、なんといってもかわいらしさが魅力です。鉢植えや寄せ植えならマンションのベランダや、ちょっとしたスペースで育てられます。もし気に入っていただけたら、ぜひ種取りをしてまた翌春に花を咲かせてみてくださいね。そして、役目を終えた株は捨ててしまわずに、土にすき込んであげましょう。

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ライター

melon7

植物と虫が共存する健康な庭を目指してます。

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