ベビーキウイとは?特徴・栄養から食べ頃の見分け方や食べ方まで紹介!

ベビーキウイとは?特徴・栄養から食べ頃の見分け方や食べ方まで紹介!

ベビーキウイは、キウイにそっくりな果物です。ブドウのように小さい実で、洗ってそのまま食べられます。スーパーフルーツとしても注目を集めているベビーキウイの、特徴や栄養について解説します。さらに食べ頃の見分け方や、おいしい食べ方を紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.ベビーキウイとはどんなフルーツ?
  3. 3.ベビーキウイの特徴
  4. 4.ベビーキウイに含まれる栄養
  5. 5.ベビーキウイの食べごろの見分け方
  6. 6.おすすめの食べ方
  7. 7.まとめ

はじめに

フルーツサラダ
Photo bysilviarita

ベビーキウイという果物を見たことはありますか。キウイベリーとも呼ばれています。生まれてまだ歴史の浅いフルーツで、販売時期が短く、普通のスーパーではあまり見かけません。しかし、海外ではその栄養価の高さから『スーパーフルーツ』として話題なんです。魅力いっぱいのベビーキウイについて、特徴や栄養、食べ頃の見分け方、おいしい食べ方など詳しく紹介します。

ベビーキウイとはどんなフルーツ?

木に実ったミニキウイ

出典:写真AC

ベビーキウイとは、キウイ(学名:Actinidia deliciosa)の仲間で、日本名はサルナシ(学名:Actinidia arguta)です。マタタビ科のつる植物の実になります。一粒2~3cmで、表面の産毛はありません。日本、朝鮮半島、中国などの東アジア山間部に自生しています。日本では、サルナシ、コクワという名で親しまれていました。

ベビーキウイとして日本に輸入されるように!

平成4年アメリカオレゴン州で、栽培がしやすく香りや味の良いものに品種改良され、現在店頭に並んでいるベビーキウイが誕生しました。主な生産場所は、チリやアメリカのオレゴンです。日本へはベビーキウイという名前で逆輸入され、ニューフルーツとして注目され始めました。

ベビーキウイの特徴

小さいキウイ?

ベビーキウイは、切ってみると断面がキウイそのものなんです!表面の産毛はなく、皮が薄く、実が小さいのでそのまま食べられます。一般的なキウイと違い皮をむかずにすむため、より手軽に楽しむことができます。この見た目から、大きくなる前のキウイでは?と思われがちです。しかし、種類が違うため、成長してもキウイの1/10の大きさにしかなりません。

ベビーキウイはどんな味?

フルーツのスプーン

出典:写真AC

味は、キウイよりも甘みが強く感じられます。程よい酸味もあり、キウイのいいところが小さい実に凝縮された感じです。薄皮に包まれていて、シャインマスカットのように洗ってそのまま食べることができます。皮の部分に酸味があるので、皮ごと食べたほうが味もしまるようです。

どこで買える?

ベビーキウイの購入場所として有名なのは、コストコです。販売時期になると、野菜や果物がある冷蔵室に置かれます。チリで収穫されたものが2~3月、アメリカオレゴンで収穫されたものが9~10月に出回ります。期間限定なので、確実に手に入れたい場合は、事前に電話でお店に確認することをおすすめします。

通販

通販でも買うことができます。日本名の「サルナシ」で出てくることが多いです。あまり多くありませんが、日本で生産、または山で取れたものも売られています。販売数量も多くないので予約販売するところが多いです。
 

天然 さるなし 500g 山形県庄内産

天然 さるなし 500g 山形県庄内産 庄内の恵み屋

参考価格: 1,944円

出典: Amazon
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楽天

青果店

コストコのほかにも青果店や八百屋などで扱いがあります。高級スーパーやイオンなどで注意して見てみると置いてあったりするようです。ツイッターなどの入荷情報が参考になります。

ベビーキウイに含まれる栄養

いろんな色のスムージー

出典:写真AC

海外ではベビーキウイは、その栄養価の高さからスーパーフルーツとして話題になっています。何がスーパーなのか詳しく見ていきましょう。内容は日本家政学会誌の第61巻8号にある西山一郎氏の「ベビーキウイ(サルナシ)果実の特性」を参考にしました。

ベビーキウイ(サルナシ)果実の特性
J-STAGE

シミ、そばかすに効く!美白効果

ベビーキウイ100gに、ビタミンⅭが69mg含まれており、レモンと同等の美白効果が期待できます。ビタミンⅭは、シミそばかすの原因であるメラニンを抑制し、白い肌に導きます。

体をキレイにして老化を防ぐ

クロロフィルがキウイの2倍以上入っています。クロロフィルは高い抗酸化作用があり、老化の原因の活性酸素を無害化します。血液中のコレステロールなどを引き付け、体外に排出する効果も見られます。

お肌を守る

出典:写真AC

ベビーキウイのβカロテンは、キウイの3.2倍にもなります。そのため、皮膚や粘膜を丈夫にし、美肌を促し、アンチエイジングに効果を発揮します。

ダイエット効果も

ベビーキウイにはmyo-イノシトールが、キウイの5倍も入っています。イノシトールは脂肪の代謝を活発にしてくれ、生活習慣病や糖尿病を防ぐ効果や、ダイエットにも効果が期待されています。

キウイフルーツでアレルギーがある人は、注意が必要です。ベビーキウイにもアレルゲンの一つであるアクチニジンが含まれています。

ボタニ子

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次ページからはベビーキウイの食べごろやおいしい食べ方を紹介しますよ!

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ベビーキウイの食べごろの見分け方

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