おすすめのエアプランツ10選！選び方や飾り方・手入れの仕方もご紹介！

エアプランツは、正式な名前を「チランジア」といいます。北アメリカ～南アメリカ原産で、空気中の水分で成長する植物です。水やりの頻度は少なめでいいことや、土を必要としないことから、初心者でも管理しやすく人気があります。近年インテリアとして人気が高まり、100円均一などでも販売されるなど、身近な植物となりつつあります。

エアプランツは頻繁な水やりの必要もなく、土を使わずに育てるため害虫の心配もほとんどありません。上手に育てれば紅葉したり、花を咲かせたりする種類もあります。今まで植物を育てたことがない方も、生活に取り入れやすいですよ。

カプトメドゥーサエは、ギリシャ神話に登場する蛇頭の怪物、メデューサのような見た目から名づけられたエアプランツです。ツボのようなボディから蛇のようにうねうねと伸びた葉が特徴で、100円均一などでもよく販売されている品種です。乾燥に強いため管理しやすく、木材や岩にもよく発根します。

ハリシーは放射線状に伸びた葉がきれいなエアプランツです。葉にはうっすらと銀色に見える産毛が生えており、遠目から見ると白っぽく見えます。とても育てやすく、どのようなインテリアにもなじみやすいため、置き場所に困りません。大きく育つと、赤くきれいな花が咲くこともあります。

イオナンタは、ハリネズミのようにとげとげとした葉が四方八方に広がるエアプランツです。数あるエアプランツの中でも流通量が多く、100円均一やホームセンターでもよく見かけられます。イオナンタは成長が早く、上手に育てると葉が紅葉して紫色の花を咲かせます。エキゾチックな色合いを楽しめますよ。

ブルボーサは、丸みのあるツボ状のボディから、まるで触手のような葉がうねうねと伸びる姿が特徴的なエアプランツです。開花時期には葉の一部が真っ赤に染まり、紫のストローのような花を咲かせます。とても大きく育つエアプランツで、最大40cmほどになることもあります。日光と風を好むため、室内で育てるときは窓辺などに置くとよいでしょう。

屋外でエアプランツを育てたい方には、アエラントスがおすすめです。耐寒性があるため屋外でも管理しやすく、成長が早いのが特徴です。また、アエラントスは寒さを経験しないと花を咲かせられないため、開花を狙うなら冬に外に出し、寒気にさらすことが大切になります。花色はマゼンタ～紫色で、エキゾチックな鮮やかな色合いです。

英語で「わたあめ」という意味の名を持つコットンキャンディは、名前に反して、細長くつんととがった葉が四方八方に伸びるエアプランツです。コットンキャンディは初心者でも管理がしやすく、子株も採れやすいため、エアプランツを増やしたいときにもおすすめですよ。花は白～ピンク色のパステルカラーで、エキゾチックなイメージのエアプランツの中では珍しく、かわいらしい色合いで人気を集めています。

フンキアナは、まるで毛虫のような見た目が特徴で、茎を長くのばすタイプのエアプランツです。独特な見た目は部屋にひとつあるだけでインパクトがありますよ。花は、つやつやとした光沢のある赤色で、筒状に咲きます。子株ができやすく、群生しやすいため、エアプランツを増やしたい方にもおすすめです。寒さに少し弱いですが、屋内で管理すると元気に成長します。

とげとげとした見た目がウニのようなフックシーも育てやすいエアプランツの1つです。その見た目から、カラーサンドや貝殻といっしょに瓶などに入れて、マリン風のインテリアにするとよく映えます。葉の先が少し枯れやすいため、水やりの頻度はやや多めにしましょう。

下向きにカールした葉がバルーンスカートのように見えるドゥラティも、育てやすいエアプランツです。小さいサイズが多いエアプランツの中でも、ドゥラティは30cmほどにまで成長する大型のタイプで、インテリアとしてのインパクトは抜群ですよ。紫色の花が咲いたあとは子株ができやすいため、エアプランツを増やしたい方にもおすすめです。

ウスネオイデスは、うねうねとうねりながら下に伸びる銀色の葉が美しいエアプランツです。35～40cmほどの大型のエアプランツで、下に向かって育つため、そのまま置くだけでなく壁につるしたり、天井からつりさげたりして楽しめます。水やりの頻度も少なめで成長するタイプで、手間がかかりません。上手に育てると、黄緑色の花を咲かせます。