縁起の良い花の特徴とは?
縁起のいい花とは、常緑性があることや花期が長いなどの特徴があります。花言葉も幸せになれるような意味を持つことが重要です。また、縁起のいい花とは、古来から日本人になじみ深いものが多く、鬼や邪気を払うものとしても飾ったり植えたりしてきました。適した場所に植樹をすれば、風水効果が期待できるのも、縁起が良いといわれる理由でしょう。
特徴①常緑性がある
縁起が良い花とは、その多くが冬でも枯れない常緑樹です。常緑樹はいつでも青々としていることから、健康や長寿の象徴とされています。しかし、同じ常緑樹であってもツバキは、落花する姿が首がもげる姿を連想させるため縁起が良くありません。常緑樹のなかには縁起が悪い植物もあるため要注意です。
特徴②花が落ちにくい
縁起のいい花とは、花期が長いのが特徴です。贈り物の定番である胡蝶蘭は、1カ月近く咲き続けます。花期が短くてすぐに散ったり枯れたりする花は、縁起が悪いとして適していません。
ドライフラワーや造花は縁起が悪いとされる
ドライフラワーや造花は加工してあるため、花が落ちにくいですが、縁起を担ぐ目的では好ましくありません。ドライフラワーや造花は風水では「死んだ花」ととらえるため、運気がダウンするといわれています。開運効果を期待するなら、生花がおすすめです。
特徴③花言葉が縁起が良い
縁起のいい花とは、「幸福」や「長寿」など幸せな気分になれる花言葉がつけられていることも特徴です。また、縁起物としては花の名前の由来も重要です。日本では縁起の良い名前や花言葉であっても、海外では違う意味になることもあるため、贈り物の際には花言葉などを調べておきましょう。
縁起の良い花ランキング【20位~17位】
20位:ヒイラギ
魔除け・鬼除けに定番の木
ヒイラギは、葉のふちがギザギザしているのが特徴的な常緑樹です。西洋・東洋を問わず、魔除けの効果があるといわれています。古来、日本においては正月や節分の飾りとして使われてきました。風水では、北または北東に植えると開運が期待できる植物です。
19位:月桂樹
勝利を象徴するハーブ
月桂樹は、地中海原産の常緑高木です。ハーブのひとつで「ローレル」とも呼ばれます。古代ギリシャでは戦いの勝者に月桂樹で作った冠を授けていました。月桂樹の花言葉が「栄光」「勝利」であることも縁起物といわれる理由です。現代でもオリンピックで好成績を残した人には、月桂樹の冠が贈られています。
18位:カスミソウ
幸せを運ぶ可憐な花
カスミソウは、小さくて白い花がかわいらしいナデシコ科の花です。カスミソウの花言葉には「感謝」や「愛」などの意味が込められていることから、ウエディングブーケにも人気があります。花姿は豪華ではありませんが、感謝の気持ちを表したいシーンにおいて活躍する縁起が良い花です。
ボタニ子
ボタ爺
雑草といえば、クローバーも縁起がいいのう。四葉のクローバーは有名じゃ!花言葉もズバリ「幸運」、縁起がいいのう!
17位:ツツジ
次々に幸運を呼び込む愛の花
ツツジという名前は、花が次々に咲く特徴が由来です。続けざまに開花する姿が縁起が良いとされ、商売繁盛や祝福を象徴する花です。なかには樹齢が1000年を超えるツツジもあり、長寿の象徴でもあります。花言葉は「情熱」や「初恋」で、ツツジは愛も象徴する縁起の良い花です。
ツツジは、東または南西にあたる場所で育てると開運効果があるといわれているんだよ!
縁起の良い花ランキング16位~12位
16位:松
長寿を象徴する定番の木
松は常緑樹であり、冬でも青々としています。大きいものでは樹齢1000年を超えることも、縁起の良い木といわれる理由です。また、松の名前の由来は「神を待つ」です。日本では神が宿る木ともいわれていて、神が宿る植物は長寿の象徴とも考えられてきました。正月に年神を呼び込むための「門松」としても有名ですね。
15位:金のなる木
金運を招く縁起が良い観葉植物
金のなる木は、ベンケイソウ科の多肉植物です。英語でも「マネーツリー」や「ダラープラント」など、お金を意味する名前がつけられています。花言葉は「幸運を招く」という意味があり、葉の形が硬貨に似て見えることも、縁起が良いといわれる理由です。風水では南東に位置する場所に飾ると、金運アップが期待できるといわれています。
14位:竹
未来への希望を象徴する植物
竹は、成長が早く真っ直ぐに成長することから、生命や未来への希望を象徴する縁起物として親しまれています。めでたいことを表す「松竹梅」の言葉でも有名ですね。また、竹には節があります。これが季節を分ける「節目」とかけていることも、正月飾りに使われる理由のひとつです。
13位:万年青(オモト)
開運と長寿を象徴する花
万年青(オモト)は、スズランの仲間の古典園芸植物です。常緑性があり、年間を通して青々としている姿が漢字表記の「万年青」の由来です。江戸時代に徳川家康が江戸へ移るときに贈られた花といわれていて、現在でも縁起物として引っ越しなどのギフトに人気があります。風水では鬼門にあたる場所に置くと、魔除けの効果が期待できるでしょう。
12位:南天
正月に飾る定番の縁起物
南天は中国が原産の常緑低木です。日本では正月飾りに使われており、「難が転じる」が名前の由来です。花言葉も「愛」や「幸福」など縁起の良い意味があります。また、たくさんの実をつける枝が子孫繁栄を象徴することも、縁起が良いといわれる理由です。
かわいらしい花といえば、たんぽぽも縁起がいいとされるの。コンクリートの隙間でも根を張れる雑草らしい逞しさが縁起がいいんですって!