庭に人工芝はアリか？なしか？施工例やメリット・デメリットを詳しく解説！

多くのメーカーから、価格や特徴もさまざまな人工芝が販売されています。DIYの目的にあわせて参考にしてみてはいかがでしょう。

人工芝のDIYの方法を紹介します。使うものから手順まで順にみていきましょう。

人工芝の施工を開始する前に、張る場所の整理が必要です。ガーデニングの一部を人工芝に張り替える、または空いたスペースに人工芝を張る場合は雑草の処理と、余分な植物・石の除去をしましょう。雑草が広範囲にある場合は大きなスコップを使います。土ごと掘りあげると根の断ち切りにもなりますよ。

雑草の処理ができたら下地をつくります。大きなスコップを使い、元の地面の高さよりも約1cm掘りさげて、地面が均一な高さになるようにスコップの背や、レンガなどでたたき固めます。固めた後は水はけをよくする、また地面をより固くするための山砂を敷き、さらにたたきましょう。

下地づくりの次は防草シートを張ります。防草シートは、隙間をつくらないため施工範囲よりも大きいものを使用します。裁断の必要がない広範囲の場合は、U字ピンで固定するだけの比較的簡単な作業です。柱や下水の蓋など裁断が必要な細かい部分は、不要な分はマジックで目印をつけ、ハサミで切ってかたちを整えてからU字ピンで固定します。複数枚使用した場合は接合部分をガムテープでとめましょう。

人工芝を張ります。人工芝は継ぎ目を少なくして仕上がりをよりきれいにするために、範囲にもよりますが、なるべく1枚で施工しましょう。人工芝を防草シートの上におき、柱などがある場所で折り返します。裏にマジックで印をつけ、柱部分の人工芝を裁断します。防草シートがむき出しにならないように、裁断の際には注意が必要です。

防草シートは、重ねることでより防草効果が増すため、裁断ではなく折り返しがおすすめです。人工芝の裁断は、裏に定規を使いマジックで印をつけ裁断します。そして人工芝を固定するためにジョイントテープを防草シート側に張り、人工芝を張りつけます。

長期間きれいがつづく人工芝は、今やガーデニングには欠かせない存在です。DIYブームの後押しもあった結果、その需要は高まり、人工芝の完成度はさらに増しています。安価なもの～高価なものまで幅広く販売されるようになり、目的や予算にあわせて選ぶ楽しさも得られるようになってきました。これらのメリットからも、新しい緑のある生活のために「人工芝はアリ」といえるでしょう。