サチャインナッツとは?期待できる効果・効能やおすすめの摂取方法を紹介!

サチャインナッツとは?期待できる効果・効能やおすすめの摂取方法を紹介!

サチャインチナッツは、栄養が豊富で美容にもよいといわれている、今注目のスーパーフードです。そんなサチャインチナッツはどのようなものなのか、食べることで得られる効果や効能、特徴を見ていきましょう。おすすめのレシピも紹介します。

記事の目次

  1. 1.サチャインチナッツとは
  2. 2.サチャインチナッツの栄養と効能
  3. 3.サチャインチナッツの食べ方
  4. 4.サチャインチナッツで元気に過ごそう

サチャインチナッツとは

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サチャインチナッツとは、インカインチナッツとも呼ばれる南米のアマゾンが原産のナッツです。日本ではまだなじみが薄く、取り扱っている実店舗は少ないですが、たくさんの栄養を含んでおり、スーパーフードとして注目されています。サチャインチナッツを小腹がすいたときのおやつ代わりや、おかずの1品として、ぜひ食べてみてください。

サチャインチナッツ、あまり見かけないけどどこで買えるのかしら?

ボタニ子

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サチャインチナッツは「カルディ」や「成城石井」などで購入可能ですが、インターネットの通販を利用するのも便利でおすすめです!

サチャインチナッツの特徴

サチャインチナッツは、星のような形の殻が特徴的です。中にはさらに黒い殻があり、この黒い殻をむくとサチャインチナッツがでてきます。殻から取り出したばかりのサチャインチナッツは、とても渋くて食べられません。サチャインチナッツをおいしく食べるためには、茹でたあとにローストしたり、絞ってオイルにしたりと手を加える必要があります。

歴史深い植物である

サチャインナッツの歴史は古く、原産地では紀元前から親しまれており、インカ帝国が繁栄していた時代には、皇帝が好んでいて「インカの宝石」と呼ばれていました。直接口にするほかに、サチャインチナッツを絞ったオイルを使って、紫外線から肌を守っていたともいわれています。

サチャインチナッツの味

サチャインチナッツの味はクルミに似ています。噛めば噛むほど味わいが深くなりますが、青臭く感じることがあるため、おいしくないと思う人もいるでしょう。ナッツ類が苦手な人は、オイルから挑戦してみるのもよいですね。

ボタニ子

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サチャインチナッツに含まれている成分が似ているため、小魚の味に似ていると感じることもあります。

サチャインチオイルとは?

サチャインチナッツを絞ってとれたオイルは、「食べる美容液」と呼ばれるほど栄養価が高く注目を集めています。サチャインチオイルは、ナッツをそのまま食べるよりもクセがなく食べやすいです。このオイルは熱との相性がよく、とくに炒め物に使うのがおすすめですが、マッサージオイルとしても使えますよ。

加熱処理されていないオイルがよい

サチャインチオイルを購入するときは、加熱処理されていないものを選ぶのがよいです。サチャインチオイルをはじめ、油は熱を加えると酸化しやすくなります。酸化した油は味や栄養価が落ちます。栄養を多く含み、健康によいといわれるサチャインチナッツの効果を損なわないように取り入れたいですね。

低温圧搾または、コールドプレスと表記されているものがおすすめです!

サチャインチナッツの栄養と効能

出典:写真AC

サチャインチナッツには、不飽和脂肪酸が含まれています。ほかにもカルシウムやビタミンEなども含んでおり、これらの栄養はオイルからも摂取可能です。美容と健康に期待される、サチャインチナッツの栄養と効能を見ていきましょう。

栄養と効能①不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸は「オメガ3」や「オメガ6」とも呼ばれています。人体に欠かせない栄養素ですが、体内で作ることはできず、食料から取り入れなければなりません。この栄養素は青魚やナッツ類、オリーブオイルに多く含まれています。オメガ3やオメガ6は、コレステロールの改善や血圧を下げる効果があり、不足すると皮膚炎を起こすといわれる栄養素です。

オメガ6は注意が必要!

健康によいといわれるオメガ6ですが、多く摂取しすぎるとアレルギー症状を引き起こしたり、生活習慣病のきっかけになったりする場合があります。オメガ6はスナック菓子などにも多く含まれているので、食べ過ぎには気をつけたいですね。

オメガ6は、細胞膜を作ったり、ビタミンの吸収など、人間に不可欠な栄養素ですが、摂りすぎるとオメガ3と逆の効果で、血栓を作ったり、血圧が上がったり、アレルギーを起こしたりと悪影響を及ぼすと言われています。
 

栄養と効能②カルシウム

サチャインチナッツに含まれるカルシウムは、骨の形成やイライラの軽減に効果があるといわれています。ほかにも胎児の成長を促したり、陣痛を正しくしたりするといわれており、とくに妊婦さんにはおすすめの栄養素です。

栄養と効能③ビタミンE

ビタミンEは細胞の酸化や老化の防止によいといわれる、抗酸化作用を含む栄養素です。不飽和脂肪酸との相性がよく、とくにナッツ類に多く含まれています。健康な体を作るためにも大切な栄養素ですが、取り過ぎると骨粗しょう症を引き起こす可能性があるため、ほどほどに取り入れましょう。

近年、研究によりビタミンEの過剰摂取が骨量を減らし、骨粗鬆症のリスクを高める可能性が示唆され、注目されています4)

サチャインチナッツの食べ方

出典:写真AC

収穫したばかりのサチャインチナッツは、渋みが強くて食べられません。サチャインチナッツを茹でて乾燥させたあと、さらにローストして、ようやく食べられるようになります。ローストしたサチャインチナッツは塩やチョコレート、わさびと相性がよく、サラダのトッピングにもおすすめですよ。

オイルは熱に弱い

サチャインチオイルは熱との相性はよいですが、高温調理すると栄養が壊れてしまいます。揚げ物に使うのは避けましょう。オイルを調理に取り入れる場合は、ドレッシングのように直接かけるか、焼き物や炒め物に使うのがおすすめです。

食べ方①いんげんのサチャインチナッツのみそ和え

いんげんの和え物はそのまま食べるのもおいしいですが、ナッツ類とも相性がよく、また違った食感が楽しめます。みその程よい塩味が、ご飯のおかずやお酒のおつまみにぴったりです。サチャインチナッツはお好みで、細かく砕いたり荒く砕いたりしてみてください。

人数:2人分
材料

  1. いんげん 7-8本
  2. サチャインチナッツ 大さじ1
  3. 白みそ 大さじ1
  4. 醤油 大さじ1
  5. 甜菜糖 大さじ1

作り方

  1. サチャインチナッツをすり鉢または麺棒で叩いて細かく砕く
  2. サチャインナッツと調味料を混ぜ合わせる
  3. 茹でたいんげんを細く斜めに切る
  4. いんげんと2で作った調味料を和えたら完成

食べ方②揚げないコロッケ

揚げないコロッケは、油を一切使用しないので、ヘルシーにおいしく食べられます。健康や体形を維持したい人にもうれしいですね。ほうれん草をフードプロセッサーで細かく刻んで入れているため、野菜が苦手な子どもにもおすすめです。

人数:2人分
材料

  1. じゃがいも 4個
  2. ほうれん草 1/2
  3. サチャインチナッツ 適量
  4. パン粉 適量
  5. 塩 小さじ1/2
  6. 黒胡椒 少々

作り方

  1. じゃがいもとほうれん草を茹でる
  2. 茹でたじゃがいもを潰して、ほうれん草は水気を切る
  3. 2をフードプロセッサーに入れる
  4. サチャインチナッツを細かく砕く
  5. パン粉を乾煎りする
  6. ボールにじゃがいも、ほうれん草、サチャインチナッツを入れる
  7. 塩と黒コショウで味をつけて、よく混ぜる
  8. 適量を手に取って俵型に整えたら、乾煎りしたパン粉をつけて完成

食べ方③サチャインチナッツと夏野菜のマリネ

太陽をたっぷり浴びた夏野菜は栄養価も高く、マリネの定番でもあります。サチャインチナッツと組み合わせることで、体に必要な栄養素を効率よく取り入れられるでしょう。ナッツの程よい硬さがアクセントのマリネは、常備菜としてもおすすめの1品です。

人数:2人分
材料

  1. 赤パプリカ 1/2個
  2. 黄パプリカ 1/2個
  3. ズッキーニ 1/2本
  4. サチャインチナッツ 20g
  5. 菜種油 20g
  6. オリーブオイル 20g
  7. 酢 15g
  8. レモン汁 6g
  9. 甜菜糖 少々
  10. 塩 小さじ1/2
  11. こしょう 少々

作り方

  1. 赤・黄パプリカの種を取り、食べやすい大きさにカットする
  2. ズッキーニも食べやすい大きさにカットする
  3. サチャインチナッツは、半分に割る
  4. ボールに調味料とナッツを入れて、混ぜ合わせる
  5. パプリカとズッキーニを熱湯でさっと茹でる
  6. 野菜が熱いうちに、4の調味料と混ぜ合わせる
  7. 粗熱を取り、冷蔵庫で十分に冷やしたら完成

サチャインチナッツで元気に過ごそう

出典:写真AC

サチャインチナッツは、人体に大切な栄養を含んでいるスーパーフードですが、独特な味がするため苦手という人もいるでしょう。しかし、野菜との相性がよいので、一度諦めてしまった人も、オイルを試してみるなど食べ方を工夫してみてください。おいしく食べて、いつまでも美しく健康で過ごしましょう。

ぺぺ
ライター

ぺぺ

ズボラ人間ですが、子育ての傍ら趣味でもあるガーデニングやDIYを楽しんでいます。日々、子どもと植物の成長を見守っています。

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