桃は皮ごと食べられる?産毛の取り方・洗い方やおすすめレシピを紹介!

桃は皮ごと食べられる?産毛の取り方・洗い方やおすすめレシピを紹介!

桃は皮をむいて食べるイメージが強いですが、実は皮ごと食べられる果物です。皮には栄養や甘みがあると同時に、汚れや産毛も多いため、きちんとした下処理が必要です。今回は桃を皮ごとおいしく食べるための産毛の取り方や洗い方のコツ、おすすめの食べ方について紹介します。

記事の目次

  1. 1.桃は皮ごと食べられる?
  2. 2.桃を皮ごと食べるための産毛の取り方と洗い方
  3. 3.皮ごと桃を食べられるおすすめレシピ
  4. 4.桃を皮ごと食べるメリット
  5. 5.桃を皮ごと食べる際の注意点
  6. 6.桃を皮ごとおいしく食べよう!

桃を皮ごと食べるメリット

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①甘みが強い

桃を皮ごと食べるメリットの1つ目は、皮をむいて食べるよりも甘みが強くなる点です。桃の甘みが多く含まれているのは「実と皮の間」であり、皮むきするときに皮に引っ付いて剥がれ落ちる部分に当たります。桃の甘さを十分に味わうには、皮ごと食べるのが理想的です。

②栄養が豊富

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桃にはたくさんの栄養素が含まれており、皮ごと食べることで効率よく摂取できます。特に「カテキン」は皮部分にのみ含まれる成分であり、皮をむいてしまうと摂取できません。カテキンには抗酸化作用があるため、老化防止や肌の調子を整える効果が期待されています。抗菌や殺菌作用を持っており、風邪や感染症などの予防に役立ちます。

そのほかの栄養成分

カテキン以外に桃に含まれる代表的な栄養素は、むくみの解消に役立つ「カリウム」、腸の働きを調える「ペクチン」、肌荒れ予防に効果的な「ビタミンE」、便秘解消の手助けをする「食物繊維」、疲労回復効果が期待できる「果糖」などが挙げられます。

桃を皮ごと食べる際の注意点

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①残留農薬

桃は害虫や病気に弱い果物なので、栽培過程で農薬を使われることが多いです。農薬はきちんとした基準のもとで使用されており、残留農薬は微量の場合が多いですが、皮ごと食べる際は無農薬のものを選ぶと安心です。海外産のものは、輸送時に虫がつかないように薬品が使われていることもあるため注意してください。

②鮮度

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桃を皮ごと食べる際は、鮮度のよいものを選びましょう。海外産でおいしいものもたくさんありますが、収穫から店に並ぶまでの間に時間がかかるため、どうしても鮮度が落ちてしまいます。山梨や福島などの桃の名産地では、新鮮なものを直接届けてくれる農家がたくさんあります。鮮度のよい桃が欲しいときは、産地直送での購入がおすすめです。

③アレルギー

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桃にもアレルギーがあるため、注意が必要です。アレルギー反応は、実を食べるときだけでなく、産毛が手に刺さっただけでも起こる場合があります。かゆみや腫れなどが主なアレルギーの症状です。初めて桃を食べる際は特に注意しましょう。異変が起きたときは食べるのを止めて、すぐに医者に相談してください。

④保存方法

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桃は購入後、追熟させることで甘みが増しますが、保存方法には注意が必要です。何にも包まずに箱やかごに入れ、風通しのよい場所で常温保存してください。冷蔵庫に入れると追熟がストップしてしまうので気をつけましょう。夏場などは気温が高く追熟が早いです。腐らせないように、こまめに様子を確認してください。

桃を皮ごとおいしく食べよう!

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桃は見た目もかわいらしく、栄養豊富で人気の高い果物です。普段捨てられがちな皮部分にも、栄養素と甘みがたくさん詰まっています。国内だけでも非常にたくさんの品種があり、そのほとんどがインターネットで気軽に購入できます。新鮮な桃が手に入ったら、きちんとした下処理をして、ぜひ皮ごとそのまま食べてみてくださいね。

Anna
ライター

Anna

大きなお庭のある暮らしに憧れながら、バルコニーでひっそりガーデニングを楽しんでいます。

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