開店・開業祝いにぴったりの観葉植物【サボテン・多肉植物】
①金のなる木
金のなる木は、ぷっくりとした葉がかわいらしい多肉植物です。「幸運を招く」という花言葉を持ち、さらに別名「成金草」とも呼ばれることから、商売繁盛や事業成功などのメッセージ性を持っています。葉に水を溜める性質があるため、頻回な水やりは必要なく、丈夫で育てやすくておすすめです。
金のなる木のおすすめポイントと注意点
- 花言葉は「幸運を招く」
- 風水では「金運アップ」「人を元気づける」効果が期待されている
- 成長するときれいな花を咲かせる
- 日照不足と水の与え過ぎに気をつける
- 草丈は約1m~3m
②花サボテン
花サボテン大ぶりな花を咲かせるのが特徴で、見た目の艶やかさから贈り物にも人気です。サボテンは乾燥や寒さ、湿気など、どのような環境でも根を下ろせることから、困難を乗り越えられるというメッセージ性も含んでいます。店や事業所の成長を長く見守りながら、きれいな花で癒してくれる存在として、開店・開業祝いにピッタリです。
花サボテンのおすすめポイントと注意点
- 花言葉は「温かい心」「偉大」「燃える心」
- 手間がかからず育てやすい
- 種類によって花の色や大きさ、咲き方などはさまざま
- 草丈は鉢植えに限り、約70cmほどまで成長する
③多肉植物の寄せ植え
多肉植物は単品でもかわいらしいですが、贈り物の際には寄せ植えするのがおすすめです。乾燥に強く水やりの手間がかからず、丈夫で長く楽しめるのも人気のポイントです。小ぶりなタイプが多いので、贈る相手を選びません。同じ種類をたくさん植えたり、異なる種類の多肉植物を寄せ植えにしたりと、組み合わせのバリエーションは豊富です。
多肉植物の寄せ植えのおすすめポイントと注意点
- 花言葉は「幸福を招く」「いい予感」など、品種によってさまざま
- すでにおしゃれに寄せ植えしたものが通販で手軽に買える
- 屋内でも問題なく育つが、日に当てると色つやがよくなる
- 草丈は約3cm~50cm
開店・開業祝いに観葉植物を贈るときのマナー
マナー①贈るタイミング
お祝いを贈るタイミングは、開店・開業当日がベストです。間に合わなかった場合でも、1週間以内にはお祝いメッセージとともに届けるようにしましょう。一般的には大安の日に贈るのがよいとされますが、難しい場合は仏滅を避ければ大きな失礼にはあたりません。マナーはもちろんですが、相手側の都合にあわせることも大事です。
マナー②立て札をつける
贈り物には立て札をつけるのもマナーのひとつです。開店・開業日には、たくさんの花や植物が並びます。お中元やお歳暮の「熨斗(のし)」の代わりになるのが立て札の役目です。誰からの贈り物なのかがわかるようにしておくことで、今後のビジネスシーンや関係性の構築に大きな役割を果たします。
マナー③赤い花は贈らない
決まりごとではありませんが、開店・開業祝いには赤い花を贈るのは避けたほうが無難です。赤は「火事」や「赤字」を連想させることから、不吉として嫌がる人も多いです。マナーのひとつとして覚えておきましょう。
マナー④店や施設にあうものを選ぶ
贈り物といっても、何でも好きなものを選んでよいわけではありません。飲食店には香りの少ないもの、個人店には小ぶりなサイズのものなど、贈る先の雰囲気や形態にあうものを選ぶようにしましょう。
マナー⑤手間のかからないものを選ぶ
開店・開業後は忙しい日が続くため、手間のかからないものを選ぶのもマナーのひとつです。見栄えがよくても、管理の大変なものは相手側に迷惑がかかることがあるため気をつけましょう。
ボタニ子
次は、開店・開業祝いに贈る観葉植物に添える立札の書き方について紹介するよ!