白ワインの原料となるぶどう品種16選!画像つきで特徴を解説!

白ワインの原料となるぶどう品種16選!画像つきで特徴を解説!

白ワインは、原料となるぶどうの種類によって香りや風味に違いが生まれます。ワインはフランスやイタリアが有名ですが、ワイン用のぶどうの産地はヨーロッパに限りません。この記事では有名なものから珍しいものまで、白ワインの原料となるぶどうを16品種紹介します。

記事の目次

  1. 1.白ワインに使われるぶどうの特徴
  2. 2.白ワインの原料となるぶどうの品種【①~④】
  3. 3.白ワインの原料となるぶどうの品種【⑤~⑧】
  4. 4.白ワインの原料となるぶどうの品種【⑨~⑫】
  5. 5.白ワインの原料となるぶどうの品種【⑬~⑯】
  6. 6.ぶどうの品種を知って白ワインをおいしく飲もう!

白ワインに使われるぶどうの特徴

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白ワインはさまざまな種類のぶどうから作られる酒のことです。赤ワインとは製造方法が違い、ぶどうの皮を取り除き、果肉部分のみをアルコール発酵して作られます。重さはなく軽やかな風味で、食前食後問わず楽しめるのが魅力です。醸造法やぶどうの品種の違いによって味わいが変わるため、白ワインの種類は数えきれないほど豊富です。

特徴①ぶどうの種類は白だけではない

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白ワインに使われるぶどうの種類は「白色のぶどうのみ」と思われがちですが、じつはそうではありません。もちろん白ぶどうから作られるものが多いですが、赤ぶどうからも作れます。白ワインを作る工程では赤ワイン作りのときと違い、皮ごと浸け置きする「醸し(かもし)」という工程がありません。つまり、赤ぶどうを使用しても赤くならないわけです。

特徴②糖度が高い

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白ワインに使われるぶどうは、糖度が高い種類のものがほとんどです。一般的に食用とされているぶどうよりも、ワイン用の品種のほうが糖度は高い傾向があります。白ワインを飲んでも、食用のぶどうのように甘く感じられないのは、醸造過程で糖度がアルコールに変化しているのが理由です。

特徴③酸味が強い

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白ワイン作りに好んでよく使われるのは、酸味が強い種類のぶどうです。酸は味わいを豊かにするために不可欠なだけでなく、酵母の働きを助けたり細菌から守ったりする役割を果たします。ぶどうは熟すにつれて甘みが強く酸味が弱くなる性質を持っており、一般的に寒い地域のぶどうが白ワイン作りに向いているといわれています。

白ワインの原料となるぶどうの品種【①~④】

①アルバリーニョ

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アルバリーニョは、スペインやポルトガルの大西洋沿岸で栽培されている、イベリア半島原産の白ぶどうです。アルバリーニョを使って作られる白ワインは、ぶどうの産地が海の近くであることや魚介との相性がよいことから「海のワイン」とも呼ばれています。豊かな果実の味やキリッとした酸味、桃や青リンゴのような甘い香りを楽しめます。

おすすめの銘柄

ビオンタアルバリーニョ

ビオンタ アルバリーニョ

参考価格: 2,253円

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ビオンタアルバリーニョはスペイン北西部のリアス・バイシャス地域で作られた白ワインです。アルバリーニョを100%使用して作られており、しっかりとした果実味、ほのかな塩味とミネラル感を楽しめます。どのような料理にもよくあいますが、「魚介専用」と謳われるだけあって魚料理との相性は抜群です。

内容量750mL
タイプミディアムボディ
アルコール度数13%
味わい辛口

②ヴィオニエ

ヴィオニエはフランス原産の白ぶどうです。完熟するのに多くの日照量が必要であるため、温暖な地域で栽培されています。ヴィオニエで作られる白ワインは、温暖な地域で育つぶどう特有のまろやかな酸味としっかりとした甘み、とろりとした舌触りを楽しめとても人気です。グラスに注ぐと同時に、南国フルーツのような芳醇な香りがふわっと広がります。

おすすめの銘柄

ミシェル・ガシェ・ヴィオニエ・ヴァン・ド・フランス

ミシェル・ガシェ ヴィオニエ・ヴァン・ド・フランス

出典: Amazon
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ミシェル・ガシェ・ヴィオニエ・ヴァン・ド・フランスは、除草剤や化学肥料を一切使用せずに作られたフランス産の白ワインです。国内のワイン有力評価誌「ワイン王国No.72」で最高満点評価を獲得しました。栓を開けた瞬間に完熟した桃のような華やかな香りに包まれ、噛めるほどの歯ごたえと濃厚な果実味が特徴であり魅力です。

内容量750mL
タイプミディアムボディ
アルコール度数13%
味わい辛口

③カタラット

カタラットは、シチリア島で多く栽培されている白ワイン用のぶどう品種です。しっかりとした果実味とすっきりとした酸味が持ち味で、手ごろな価格から高級なものまで、白ワイン作りに幅広く使われています。レモンのような柑橘系の香りと、フレッシュな酸味、軽い口当たりが特徴です。酒精強化ワインのマルサラに使われることでも有名です。

おすすめの銘柄

マーレ・マンニュム・クルード・カタラット・ズィビッボ

マーレ・マンニュム クルード・カタラット・ズィビッボ

参考価格: 2,980円

出典: Amazon
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マーレ・マンニュム・クルード・カタラット・ズィビッボは、タコのラベルが不思議な魅力を持つイタリア産の白ワインです。上品でさわやかなフルーツの香りや存在感のある酸味、ミネラル感は、口に入れた瞬間はもちろん、飲み込んだ後に残る余韻までとてもエレガントです。単体でも料理にあわせてもおいしく、特に白ワイン好きな人に人気があります。

内容量750mL
タイプミディアムボディ
アルコール度数12%
味わい中辛口~辛口

④ガルガーネガ

ガルガーネガは、イタリア北部のヴェネト州で広く栽培されています。ヴェネト州以外でも栽培されますが、とても珍しいです。金色を帯びた黄色で、皮は厚くジューシーです。ガルガーネガで作られる白ワインは重さのない軽い味わいと強い酸味が特徴で、日常的に飲めるテーブルワインとして高い人気を誇っています。

おすすめの銘柄

カステルベッキオ ビアンコ

カステルベッキオ ビアンコ

参考価格: 660円

出典: 楽天
楽天660円

カステルヴェッキオは、主に業務用に開発されたイタリア産の白ワインで、ホテルやレストランでの人気が非常に高いです。淡くキラキラとした麦わら色をしており、リンゴのようなフレッシュな香りが特徴です。果実味と酸味のバランスがよい飽きのこない味わいで、洋食にも和食にもよくあいます。

内容量750mL
タイプミディアムボディ
アルコール度数11%
味わい辛口
ボタニ子

ボタニ子

次も引き続き、白ワインの原料になるぶどうの品種を紹介していくよ!

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白ワインの原料となるぶどうの品種【⑤~⑧】

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