完熟ゴーヤの美味しいレシピ
ボタニ子
黄色くなっても食べられるので捨てないで!黄色いゴーヤの美味しいレシピをご紹介しますよ!
熟したいたゴーヤは、緑色のゴーヤに比べると、果肉が柔らかく崩れやすいのが特徴です。また、味は甘くなっているので、苦みを楽しみたいときは緑色のゴーヤを、甘いゴーヤを楽しみたいときは完熟ゴーヤを、レシピによって使い分けるといいですね。
サラダのレシピ
完熟ゴーヤは甘いので生食できます。中身を出したら、薄くスライスして、そのままドレッシングで和えます。崩れやすい場合は大きめにカットしても食べられます。マリネやポテトサラダに入れても、黄色い色がアクセントになり、いつもと違ったサラダになります。
和え物のレシピ
完熟ゴーヤの中身を出して、果肉部分を薄くスライスします。食感が固い場合はここで塩もみします。わさび醤油やしょうが醤油で和えたり、味噌マヨネーズで和えると和風の献立に合います。
カレーのレシピ
カレーとゴーヤはよく合います。緑色のゴーヤをカレーに入れると、独特の苦みがカレーと相まって、エスニックな雰囲気のカレーになりますが、完熟ゴーヤを入れるともっとまろやかなカレーになります。軽くソテーして上にトッピングしてもよく合います。苦みが少ないため、お子さんや苦みが苦手な方にもおすすめです。ドライカレーやカレー風味の炒め物も、まろやかな味わいになります。
ジュースやスムージーに
完熟ゴーヤは甘みがあるため、ジュースやスムージーにしても飲みやすく、おすすめです。中身を取った完熟ゴーヤは小さめにカットして、牛乳または豆乳、バナナやマンゴーなどの果物を一緒にミキサーに入れてジュースにします。冷たくして飲むと、夏におすすめの健康的なジュースになります。
ジャムのレシピ
完熟ゴーヤは甘さと柔らかさを活かして、ジャムを作ることもできます。中身を取った完熟ゴーヤを小さく刻み、鍋に砂糖とレモン汁を入れて弱火で煮込みます。砂糖は、ゴーヤの分量の30%~50%の分量が適量です。マーマレードのような味わいで、パンのお供にはもちろん、ヨーグルトに添えたり、スイーツづくりにも活用できます。
赤い種の食べ方
ボタニ子
初めて見たときはびっくりしましたが、あの赤い種が食べられるんですか?いったいどうやって食べるんでしょう?
完熟ゴーヤの中に入っている赤い種の周りはゼリー状になっています。このゼリー状の部分は甘くて、まるで果物のようです。食べ方は、そのまま口に入れて、中の硬い種の部分だけを出します。冷たく冷やしたり、または凍らせても美味しくいただけます。
赤い種は植えることも
赤くなった種は熟した証拠なので、この種は植えれば芽を出します。十分に追熟させたゴーヤから赤い種を取り出し、ゼリー状の部分を洗いながして乾燥させ、来年用に保管しておくと、翌年種まきをすることができます。
まとめ
黄色くなったゴーヤを割って、どろりとした赤い種を初めて見たときは、だれでも驚くのではないでしょうか。緑色のゴーヤとはまるで別物のような感じがしますね。しかし単に熟れているだけで、黄色くなっても食べることができます。しかも、熟れたおかげで甘みが増しているので、料理方法によっては黄色くなるまで追熟したほうが食べやすそうです。中の赤い種も食べられるので、捨てないでぜひ活用しましょう。緑色のゴーヤと黄色のゴーヤ、使い分けてどちらも味わってみてくださいね。
- 1
- 2
出典:写真AC