ブバルディアの花言葉と育て方!切り花などのアレンジ例も5種ご紹介!

ブバルディアの花言葉と育て方!切り花などのアレンジ例も5種ご紹介!

ブバルディアはかわいらしい見た目と甘い香りが特徴的な常緑低木です。切り花としても重宝しますよ。そんなブバルディアを上手に育てるには、日当たりと水の管理がポイントです。本記事では、育て方・アレンジ方法・花言葉をご紹介します、

記事の目次

  1. 1.ブバルディアとは
  2. 2.ブバルディアの特徴
  3. 3.ブバルディアの花言葉
  4. 4.ブバルディアの育て方
  5. 5.ブバルディアのアレンジ①切り花
  6. 6.ブバルディアのアレンジ②アレンジメント
  7. 7.ブバルディアのアレンジ③花束
  8. 8.ブバルディアのアレンジ④ウエディングブーケ
  9. 9.ブバルディアのアレンジ⑤鉢花ラッピング
  10. 10.まとめ

ブバルディアとは

ブバルディアは、メキシコや中南米の熱帯高地原産の植物です。細長く筒状に伸びた小さな花がたくさんついているのが特徴で、かわいらしく人気があります。ガーデニングでも楽しめ、切り花は花束などのギフトに用いられることが多いです。色は赤、白、ピンクが主流でしたが、近年は品種が増えてきました。ここではブバルディアの学名や和名などの基本情報を見ていきましょう。

ブバルディアの基本情報

分類 アカネ科ブバルディア属
学名 Bouvardia
和名 ブバルディア、ブバリア
樹高 50~100cm
開花時期 10月~4月

学名、和名共にブバルディアという名前のままなので覚えやすいです。開花時期は表のとおり10月~4月で暖かい季節に生育し、切り花ではほぼ通年出回っています。また流通は切り花が主流で、苗も購入可能ですが家庭で鉢花として育てている人は多くありません。ガーデニングを楽しみたい場合は購入先を確認しておくことをおすすめします。赤やピンクなどのかわいらしい花色と、白や緑などの清楚な色、甘い香りがすることで人気の植物です。

ブバルディアとブバリア

出典:写真AC

ボタニ子

ボタニ子

ブバルディアとブバリアって、なにか違うの?

ブバルディアとブバリアは同じ植物です。学名、和名である「ブバルディア」と呼ばれていることが多いですが、略称として「ブバリア」の他にも「ブーバル」、また別名「カンチョウジ(管丁子)」という名前でも親しまれています。ブバルディアという名前は、フランスのルイ13世の時代、王室庭園長であったブーバルにちなんで名づけられました。

ブバルディアの特徴

ブバルディアの特徴は花の形です。丸くふくらんだつぼみが4枚に裂けて花が開きます。この形がチョウジの花に似ているとして、別名の「カンチョウジ」の由来にもなりました。花の色は、ポピュラーであった赤、白、ピンクに加え、近年ではオレンジや紫などがあります。花の形も、八重咲きの品種や花びらが5枚になるものなどが人気を集めています。

ブバルディアの開花時期

ブバルディアは秋から冬の季節にかけて花開きます。10月から翌年の4月ごろが旬な開花時期として挙げられますが、もともと暖かい地域の植物で耐寒性がなく、苗よりも切り花の需要が高いです。切り花はその需要の高さから、短日処理によりほぼ通年で出回っています。ガーデニングやギフトを目的に新たに購入したい場合、苗の入荷があるかどうかなどは問い合わせる必要があるでしょう。

ブバルディアの香り

ブバルディアはほんのり甘い香りがすることも人気の理由です。見た目にはジャスミンの花に似ているといわれることが多いものの、香りはジャスミンとは異なります。ブバルディアの香り自体はあまり強くなく、香りによって好みが分かれることは少ないでしょう。とはいえブバルディアのみの花束やブーケをプレゼントするときには、あらかじめ香りを確認しておくのがおすすめです。

ブバルディアの種類

ブバルディアの主流は、ロイヤルシリーズとダイヤモンドシリーズと呼ばれる品種です。ロイヤルシリーズは最もよく目にする一重のタイプで、花色はポピュラーな赤、白やピンク、緑などです。ダイヤモンドシリーズは八重咲きで、ロイヤルシリーズと同様に赤、白、ピンクなどの色があります。同じ色でも濃さの違いや一重咲きと八重咲きとではまったく雰囲気が異なるのも魅力のひとつです。

ブバルディアの花言葉

ブバルディアの花言葉は「交流」「誠実な愛」「清楚」「交わり」です。このように前向きな花言葉が多く、花の形が十字架を連想させることから、近年ではウエディングの装飾としても人気があります。ウエディングブーケで多く使われているバラやブルースターなどと相性がよいため、ブバルディアは華やかなシーンにも組み合わせやすい花材といえます。

花言葉の由来

ブバルディアの花言葉に交わりを意味する言葉が多いのは、この花が30にのぼる原種から多くの園芸品種を作り出しているからです。近年、八重咲きなどの品種に人気が集まっているのも、たくさんの園芸家の想いの結晶といえます。

ブバルディアの誕生花

ブバルディアは10月10日、12月26日の誕生花です。花言葉や花そのものの愛らしさから、フラワーギフトに利用されています。誕生花としてもギフトに最適です。誕生花は当てはまる日づけが多数あるため、贈る相手には誕生花であることを伝えるとよいでしょう。

ブバルディアの育て方

ブバルディアは半耐寒性の常緑低木です。春から秋にはよく日の当たる場所で育てるのが望ましいですが、夏は半日陰が向いています。冬は室内の明るい窓辺などに移してあげましょう。季節によって置き場所を変えるなど、ブバルディアを育てるうえで最も重要なポイントは以下です。

育て方のポイント

  • 日当たりのよい場所で育てる
  • 水の管理をしっかりする
  • 季節ごとの温度の変化に注意する

ブバルディアに適した環境

ブバルディアには温暖な気候が適しています。ガーデニングで楽しむ場合、15℃以上ある環境が生育に望ましいです。また冬場も5℃以上を保つ必要があります。季節によって適宜置き場所を変えてあげ、ブバルディアに合ったよい環境を作ってあげましょう。

日当たり

フリー写真素材ぱくたそ

ブバルディアは日光を好みますが、夏場など日差しの強い時期は直射日光を避けた場所へ移しましょう。冬場は温度管理が必要のため室内へ移す必要がありますが、その際日照不足に陥ってしまわないよう窓辺などに置き場所を作ってください。

ブバルディアの植えつけ

植えつけに適しているのは暖かい季節です。春ごろから初夏にあたる4月から6月、または秋の9月、10月がおすすめです。また植え替えも同じ季節に行うとよいでしょう。苗が小さいときは生育に合わせて毎年少しずつ大きな鉢に、大株になれば数年ごとの植え替えで問題ありません。

肥料

Photo by yto

生育が盛んな時期に肥料が切れないよう置き肥や液肥を施します。真夏や冬場の季節を除き、暖かい時期は定期的な追肥が理想的です。病気になるのを防ぐため、温度が高すぎる真夏、温度の低い冬場には肥料は与えずに育てましょう。

病気や害虫

日光がよく当たり、風通しがよい場所に置けばそれほど病気の心配はありません。しかし多湿や肥料が多すぎる場合には、根を傷めたり、うどんこ病や灰色かび病が出たりすることがあります。水はけのよい土や風通しなどを意識して防ぎましょう。害虫のアブラムシやハダニなどの予防にもなります。また、乾燥に弱いため、葉っぱにもその様子が顕著に表れます。乾燥しすぎにも十分注意してください。

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ブバルディアのアレンジ①切り花

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