記事の目次
- 1.ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木)とは?
- 2.「幸福の木」と呼ばれる由来
- 3.ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木)の花言葉
- 4.ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木)と風水
- 5.ドラセナ・マッサンゲアナの育て方①鉢植えの入手
- 6.ドラセナ・マッサンゲアナの育て方②用土
- 7.ドラセナ・マッサンゲアナの育て方③置き場所・栽培環境
- 8.ドラセナ・マッサンゲアナの育て方④水やり
- 9.ドラセナ・マッサンゲアナの育て方⑤肥料の与え方
- 10.ドラセナ・マッサンゲアナの育て方⑥植え付け・植え替え
- 11.ドラセナ・マッサンゲアナの育て方⑦剪定
- 12.ドラセナ・マッサンゲアナの育て方⑧冬越し・夏のお手入れ
- 13.ドラセナ・マッサンゲアナの育て方⑨病気・害虫
- 14.ドラセナ・マッサンゲアナの育て方⑩増やし方
- 15.ドラセナ・マッサンゲアナの日々のお手入れ
- 16.ドラセナ・マッサンゲアナを楽しむ
- 17.まとめ
ドラセナ・マッサンゲアナの育て方①鉢植えの入手
ドラセナ・マッサンゲアナの苗は鉢植えの状態で園芸店やホームセンター、通信販売などで年中入手可能です。
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ドラセナ・マッサンゲアナの育て方②用土
水もち・水はけともによい用土が適します。市販の培養土を使うか、小粒の赤玉土6:腐葉土3:川砂1の割合で配合するとよいでしょう。
ドラセナ・マッサンゲアナの育て方③置き場所・栽培環境
日陰でも育つが、日光浴をさせよう!
日陰で育てる場合は週のうち4日は日に当てよう
ドラセナ・マッサンゲアナは日陰に強く、日陰でも比較的育ちます。しかし、あまりに日光に当てない状態が続くと、葉っぱが元気のない状態になります。たまにしっかりと日光浴をさせてあげましょう。日光に当てる頻度は一週間のうち4日ほど、一回5時間程度を目安にします。
夏場の直射日光は苦手
ドラセナ・マッサンゲアナは夏場の直射日光で葉焼けを起こしやすいです。一度葉焼けを起こすと、黄色に変色した葉っぱは元には戻りません。
エアコンの風には当てない場所に
室内に置く場合、エアコンの風が直接当たると葉っぱが乾燥し過ぎて弱ることがあります。エアコンの風が当たらない場所で育てましょう。
ドラセナ・マッサンゲアナの育て方④水やり
生育旺盛な春から秋はたっぷり水やりする
ドラセナ・マッサンゲアナは春から秋にかけて生育旺盛です。この期間は表面の土が乾いたら、鉢底から溢れるくらいたっぷりと水やりします。
冬は水やりを控えめに
冬は秋までに比べ生育も鈍り、水やりのし過ぎは根腐れの原因になります。土の表面が乾いてからさらに数日待って水やりするくらいでよいでしょう。
受け皿の水は溜めずに捨てる
ドラセナ・マッサンゲアナは水やりを少し忘れたくれいでは枯れないのですが、逆に水やりのし過ぎで枯れることがあります。常に水で土が湿っていると、根が呼吸できず根腐れを起こします。受け皿に溜まった水を放っておくのも同様です。受け皿の水はこまめに捨てましょう。
ドラセナ・マッサンゲアナの育て方⑤肥料の与え方
冬は肥料を控える
5月~9月にかけては生育が旺盛なため肥料もしっかり与えます。2ヶ月に1回、観葉植物用の肥料を置き肥にして与えるか、2週間に1回液体肥料を与えると良いでしょう。冬は生育が鈍り、休眠期に入るので肥料を与えません。
ドラセナ・マッサンゲアナの育て方⑥植え付け・植え替え
植え替えのサインは?
ドラセナ・マッサンゲアナは日本では鉢植えで室内で育てるのが一般的です。ドラセナ・マッサンゲアナが生長するにつれ、鉢が小さく窮屈になります。植え替え時だと分かるサインがいくつかありますのでご紹介します。
植え替えサイン①鉢底から根がはみ出して伸びてきた
鉢底から根がはみ出してくると今の鉢が窮屈になった証拠です。根詰まりを起こし始めるので、一回り大きな鉢に植え替えます。
植え替えサイン②鉢に対してアンバランスになってきた
鉢に対してドラセナ・マッサンゲアナが大きくなり、バランスが悪く感じたら、その時も植え替え時です。
植え替えサイン③購入してから2年以上経っている
購入して2年以上経過した鉢植えは、ドラセナ・マッサンゲアナも購入時より生長し、根詰まりを起こしている可能性が大きいです。植え替えましょう。
植え替えサイン④水の吸い上げが悪いとき
上述の①~③までが当てはまらなくても、鉢の中が根でいっぱいになっていると水の吸い上げが悪くなり、土の中の酸素が不足し、葉っぱが変色する様子が見られます。日光や水やりなどの環境が整っているのに元気がないな、と感じたら植え替え時です。
植え替えの適期は5月~8月
ドラセナ・マッサンゲアナの植え替えは生育旺盛な5月~8月頃が適期です。植え替えるときは、鉢から株を抜き、古い土を3分の1くらい落として新しい用土に植え替えます。
購入した鉢に土が少ないとき
ドラセナ・マッサンゲアナに限らず、観葉植物を購入した時に、鉢底に発泡スチロールが使われていることがあります。発泡スチロールを使用すると、鉢全体が軽量化できて持ち運びしやすくなることや、通気性や排水性が向上することにメリットがあるのですが、発泡スチロールがある分、鉢内の土が少ない状態です。購入後、株の大きさに対して土が少ないようであれば、一回り大きな鉢に植え替えましょう。
ドラセナ・マッサンゲアナの育て方⑦剪定
剪定の適期は5月~6月
剪定は生育が盛んな時期に行います。7月~8月は真夏の強い日差しによって葉焼けを起こしやすくなるので、剪定はできれば5月~6月中に済ませるのがベストです。
剪定で樹形を整える
樹形が崩れてきたら適宜剪定を行いましょう。剪定する場所はお好みでどこでも大丈夫です。しばらくすると剪定した箇所のすぐ下から新芽が出ます。剪定後は日当たりと風通しの良い場所で管理します。
剪定で風通し良く
観葉植物の剪定には風通しを良くする目的もあります。放任しておくと、葉っぱが密集して自然と風通しが悪くなり、病害虫が発生しやすい環境に。密集している部分はバランスを見ながら、茎の付け根を剪定します。
弱った株は思い切って剪定を
全体的に元気がない、弱ってしまった株は思い切って剪定しましょう。葉が出ている部分を大きく剪定し、新しく元気な芽が出るのを待ちます。新芽が出ている場合は残しましょう。
ドラセナ・マッサンゲアナの育て方⑧冬越し・夏のお手入れ
冬越しは暖かい室内で
ドラセナ・マッサンゲアナは寒さが苦手です。冬は室内に入れ、最低10℃くらいを保てる環境に置きましょう。
夏は直射日光を避けて
ドラセナ・マッサンゲアナはもともと熱帯に分布する植物なので暑さで枯れることはありませんが、夏場の直射日光は葉焼けの原因になるので避けましょう。
ドラセナ・マッサンゲアナの育て方⑨病気・害虫
かかりやすい病気
かかりやすい病気①炭疽(たんそ)病
葉っぱに丸い変色が見られ、放っておくと枯れてしまいます。病気にかかって変色した葉っぱは取り除きます。初夏から秋にかけて発生しやすい病気です。
かかりやすい病気②斑点病
葉っぱに茶色っぽい斑点が広がってしまう病気です。この病気の症状が出た葉っぱは取り除きます。
かかりやすい病気③白絹病
土の中に白い綿状の菌が発生する病気です。30℃くらいが菌の生育適温で、梅雨から夏の終わりかけて増えやすく、水やりが多すぎても発生原因になります。この病気にかかると、土の際の部分から根や茎が腐り始めます。
気を付けたい害虫
①ハダニ
乾燥すると葉っぱの裏側にハダニが発生しやすくなります。ハダニは葉っぱから栄養を吸い取り植物を弱らせます。ハダニは湿気を嫌うため、あらかじめ水やりと別途に霧吹きなどで葉水をあげると、発生を抑える効果があります。日々のお手入れでハダニがついていないかチェックしましょう。発生した場合は殺ダニ剤などで駆除します。
②カイガラムシ
観葉植物にくっついて吸汁(きゅうじゅう)するカイガラムシも要注意です。カイガラムシは暗く狭いところを好むので、風通しの良い明るい場所に置くことが予防になります。カイガラムシは殻に覆われていて薬があまり効果を発揮しません。発生した場合は、ブラシなどで落として駆除します。
ドラセナ・マッサンゲアナの育て方⑩増やし方
さし木で増やす
さし木は5月~9月が適期
ドラセナ・マッサンゲアナの増やし方には「さし木」「管挿し(かんざし)」「茎伏せ」がありますが、さし木が最も簡単で、初心者でも失敗の少ない方法です。さし木の適期は、生育が盛んな5月~9月です。
剪定時に切った枝もさし木に使える!
剪定の時に切り取った枝をさし木で使うことができます。剪定時に切り取った枝は、途中に葉っぱのついていないものは5cm程度、新芽がついている枝は10cm程度の長さに切りそろえ、川砂にさします。その後、日陰に置いて乾かさないように管理し、約1か月ほどして根が出たら鉢に植え付けます。
ボタニ子
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