「徒長」とは?概要や原因をご紹介!対処法・治し方を併せて解説!

「徒長」とは?概要や原因をご紹介!対処法・治し方を併せて解説!

観葉植物を育てていたら、茎が伸びて徒長してしまったありませんか?お店で気に入って購入したのに形が変わってしまうとショックですよね。これから観葉植物を育ててみようと考えている方や徒長の経験がある方が知っておくといい対処方や徒長苗になる理由などをご説明します。

記事の目次

  1. 1.徒長とは?
  2. 2.徒長の原因
  3. 3.植物の水やり
  4. 4.肥料の適切な与え方
  5. 5.徒長の治し方
  6. 6.観葉植物を楽しむために
  7. 7.まとめ

徒長の治し方

日照不足が原因の徒長の治し方

一度形が変形した植物を元の形に戻す治し方はありませんが、様々な治し方で元に近い状態に戻すことができる観葉植物も存在します。たとえば日照不足で徒長してしまった植物に関しては、それ以上徒長させないために、徐々に太陽の光に慣らしていく必要があります。植物にとって日の光は大変重要です。

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カーテンなどで少しずつ日光に慣らす

いきなり日陰に置いていた観葉植物を直射日光に当てると、葉焼けを起こし再起不能に陥ってしまう可能性もあるので、初めの半透明カーテンなどを設置して数日間様子を見る必要があります。葉焼けをした部分の治し方はありません。切り取るなどの対処をしましょう。葉焼けする理由として、いきなり環境が変わると植物も順応するまでに時間が必要ですので徐々に慣らす必要があります。

日光に慣れれば直射日光もOK

カーテンで直射日光を防ぎ日光に慣らした後は、夏以外は直接日光に当てても大丈夫です。徒長したエケベリアの多肉植物や、成長点の部分から新しい葉が出てくる植物は、先端の中心のから徒長していない健康的な葉が出てきて、本来の姿に戻ってくれる可能性があります。徒長した部分の葉は左右に優しく揺らしながら抜き取り、土の上に乗せて置くことにより新しい芽が出てきます。

葉挿しによる徒長の治し方

葉挿しという方法でも徒長苗を新たに復活させることができます。葉挿しはできる植物とできない植物があり、多肉植物などはできる場合が多いです。葉挿し以外にも切り戻しで徒長苗を仕立て直す方法があります。徒長苗の成長点の部分がある茎を消毒したはさみで切ります。この時園芸用のはさみを使用をおすすめします。

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切り取った部分は切り口を乾かすために1、2日ほど空の空き瓶などにさしておきます。そこから清潔な土に入れて発根するまで待ちます。その間は水やりを控えましょう。理由は根が出ていないと水分を吸収しなかったり、カビたりする可能性があるからです。瓶などにさしたままでも根が出てきます。乾燥が気になる場合は霧吹きで表面を軽く濡らす程度に葉水しましょう。

葉挿しや切り戻しに向いている時期

季節や観葉植物の種類によりますが発根までは数週間から数ヶ月かかるものまで様々です。一般的に葉挿しや切り戻しに向いている期間は3月~5月、10月~11月の暑過ぎず寒過ぎない季節で、気温は10℃、20℃前後が適しています。徒長苗を切り戻しで治すもよし、葉挿しで1から育てるもよしでもしも徒長したとしても観葉植物を楽しみましょう。

発根促進剤を使用してもOK

葉挿しや切り戻しは100パーセント成功するとは限らず、観葉植物の種類によって成功率もまちまちです。発根しても芽が出てこない時もあり、その場合は失敗の可能性があります。それでもやはり徒長苗を仕立て直したい気持ちはありますよね。ネットなどでも購入ができるルートンという発根促進剤がありますので、少しでも発根する可能性をあげたい場合は使用してみるのも手です。

ルートン(発根促進剤)の使い方

ルートンの使い方は切り口に粉を軽くまぶしつけるだけでいいです。それかルートンを水でペースト状にして、切り口や出かけている根につけることにより発根作用を促します。つけた後は清潔な土にさすか、空の瓶にさすなどしてください。ルートンをつけて育てると通常よりも元気に育つ可能性がありますのでおすすめです。もちろん植物がいい環境で育てばルートンを使用しなくても元気に育ちます。

徒長の治し方

  • 徒長苗を徐々に日光に当てていく
  • 切り戻しをする
  • 葉挿しをする

観葉植物を楽しむために

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観葉植物を楽しむために、様々な治し方や防止策をご紹介しました。徒長の原因は様々あり、観葉植物がかわいそうな形になってしまった場合でも、完全、絶対にとはいかないかもしれませんが復帰させることができます。分かっていても徒長させてしまうときもあると思います。そうなってしまった際の治し方を知ることで、引き続き植物を元気にし、楽しみ続けることができるのです。

まとめ

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これまで観葉植物にとって大事なことや、徒長の原因や治し方などをご紹介していきましたが、やはり日光と風通しがなによりも大事です。日当たりのいい場所が植物が元気に徒長しないためには必要で、そこから季節や植物の品種により、水やりの方法や肥料のあげかたを工夫することにより元気できれいな状態の観葉植物を楽しむことができます。これから植物を育てていく方達にこの記事が役立つと幸いです。

みけ
ライター

みけ

ハンドメイドや植物が趣味で癒されているみけです。 よろしくお願い致します!

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