「徒長」とは?概要や原因をご紹介!対処法・治し方を併せて解説!

「徒長」とは?概要や原因をご紹介!対処法・治し方を併せて解説!

観葉植物を育てていたら、茎が伸びて徒長してしまったありませんか?お店で気に入って購入したのに形が変わってしまうとショックですよね。これから観葉植物を育ててみようと考えている方や徒長の経験がある方が知っておくといい対処方や徒長苗になる理由などをご説明します。

記事の目次

  1. 1.徒長とは?
  2. 2.徒長の原因
  3. 3.植物の水やり
  4. 4.肥料の適切な与え方
  5. 5.徒長の治し方
  6. 6.観葉植物を楽しむために
  7. 7.まとめ

植物の水やり

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植物に適切に水やりをしないと、徒長や根腐れの原因になります。植物にもよりますが、成長期以外で水をあげすぎると徒長をしたり、腐ったりするので未然に防止する必要があるのです。特に多肉植物などの観葉植物は葉に水分を貯めており、水をあまり必要としない植物ですので、必要以上には水やりをしなくてよいでしょう。大体の植物は土の表面が乾いたタイミングで水やりをします。

夏場の水やり

多肉植物は夏場になると特に根腐れをしやすくなります。根が真夏の暑さで蒸れてすぐにだめになるのです。防止策は水やりは日が沈んでからか、早朝の涼しいうちにするなどして対処します。逆に、冬場の水やりでは、植物によっては休眠期間に入っていますので水やりはあまり必要ないといえますが、心配な場合は暖かい日の午前中などに水を少し与えましょう。

冬場の水やり

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また、多肉植物などは冬になる前に植物が寒さに強くなるために少しずつ水やりを控える必要もあります。理由は植物内に水分が多すぎると耐寒性が下がり、霜に当たりやすくなり一気に枯れてしまうからです。品種によっては冬が成長期で水やりをする場合もありますが、それでも霜を防止するために軽くテントを張ったり冷風が当たらないようにダンボールなどで囲ったりして工夫をしましょう。

水やりのポイント

  • 水やりは土の表面が乾いたら
  • 夏場の水やりは夜などの涼しい時間に
  • 多肉植物は冬はあまり水やりをする必要はない

肥料の適切な与え方

植物は必要以上に肥料をあげてしまうと徒長する可能性があります。しかし適切な量と感覚で肥料を与えれば植物を元気に育てることができます。正しい肥料のあげ方で植物を元気に育て徒長を防止しましょう。肥料には主に窒素、リン酸、カリウムが含まれているものが多いです。肥料には液肥、粉状の肥料、元肥などがあります。元肥は植え替えの際にあらかじめ土に入れて置く肥料になります。

肥料の主成分

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窒素はたんぱく質を作るほか、葉緑素の元となる成分でもあるため茎や葉を育てます。また、リン酸は細胞質になって果実や花を育てますし、カリウムは植物の育成に重要な役割のある成分で、茎や根を育成し、害虫や病気に対する抵抗力をあげます。これらの成分が含まれている元肥を土に入れておけば、しばらくの間は追肥をする必要がありません。

肥料焼けに気をつけよう

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元肥は根に触れないようにします。理由は肥料焼けを起こすからです。中には根に触れても肥料焼けしない元肥もあります。マグアンプKという肥料で、初心者向き安心して使えます。あまり肥料を与え過ぎると、根から水分を吸収しなくなり、肥料焼けしたり徒長したりするので適切な量を与えて対処しましょう。

肥料の与え方

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まず春に緩効性肥料を2ヶ月に1度与え、成長期に入ったら液肥などの追肥を水やりをする際に与えます。夏になりほとんどの植物の成長が活発になります。春と同じように緩効性肥料を与え、液肥などの追肥は、水やりの際に2週に1〜2回ほど与えましょう。秋は引き続き緩効性肥料を与えますが、温度が下がり、新芽が出てこなくなったら土の上の緩効性肥料を取り除きます。

冬は肥料を与えない

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液肥は規定量の半分の濃度の物を2週に1度与えます。冬になったら観葉植物は冬眠するので肥料を与えるのをやめましょう。理由は根が寝ている状態ですので養分を吸収しないからです。根腐れなどの原因になりますので肥料をあげるのはやめましょう。根腐れの治し方は腐った部分を切り取るなどの対処がありますが、成功する可能性はまちまちです。

肥料のやり方

  • 2ヶ月に1度固形肥料、液肥は2週間に1、2度
  • 冬眠しているときは栄養を吸収しないのであげない
  • 肥料のやり過ぎは肥料焼けする

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徒長の治し方

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