ペチュニアの切り戻し方法は?適切な時期や必要な回数・やり方を解説!

ペチュニアの切り戻し方法は?適切な時期や必要な回数・やり方を解説!

ペチュニアの育て方で必ず出てくる言葉が「切り戻し」です。ペチュニアの切り戻しとはいつ、どのようなタイミングでおこなえばよいのでしょうか?ペチュニアに切り戻しが必要な理由や適切な時期、何回おこなうのがよいのかなどをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.ペチュニアとはどのような植物?
  3. 3.ペチュニアの手入れ
  4. 4.ペチュニアの切り戻し
  5. 5.切り戻しのタイミング
  6. 6.ペチュニアはどのくらいまで切り戻す?
  7. 7.まとめ

はじめに

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ペチュニアは花の時期が長く、春から秋まで咲き続けることから人気の花です。手入れも簡単で初心者向きでもあります。しかしまったく手入れをしないと、花が咲かない残念な株になってしまうこともあるのです。花の咲かない株は切り戻すことで元に戻せます。この記事では、ペチュニアの切り戻しについて詳しくご紹介します。手入れの参考にしてください。

ペチュニアとはどのような植物?

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まずはペチュニアがどのような植物か、基本的なことから押さえておきましょう。

基本情報

園芸分類 草花
形態 一年草・多年草
原産地 南アメリカ中東部亜熱帯~温帯
草丈 10~30cm
開花期 3~11月
花色 赤・ピンク・青・紫・白・黄・黒・複色など
耐寒性 やや弱い
耐暑性 普通

花壇や寄せ植えなどで人気のペチュニアを、一度は目にしたことのあるという人も多いでしょう。もともと南アメリカに自生していたものが品種改良され、戦前には日本に入ってきました。「バカラ」「サフィニア」など改良された園芸種も人気です。

特徴

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ペチュニアはさまざまな品種があることから人気の花です。こんもりしげる品種やしだれる品種、花の小さいものや大きいもの、八重咲きのものと飽きることがありません。丈夫でどんどん成長することから、初心者にも向いている花です。本来は多年草ですが、耐寒性がないため一年草として扱います。連作障害もあるため、花壇に植えるときは土を入れ替えるようにしましょう。

ペチュニアの手入れ

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ペチュニアは花期が長く、春から秋まで咲き続けます。夏の暑い時期でもよく咲きますが、放置しておくと姿が乱れて見栄えが悪くなるだけでなく、花つきも悪くなってしまうのです。それでは、どうしたら花をたくさん楽しめるのでしょうか?ペチュニアをきれいに咲かせる方法をご紹介します。

摘心・摘芽

出典:写真AC

ペチュニアをたくさん咲かせる方法の1つに、摘心・摘芽があります。摘心・摘芽のタイミングは、鉢や花壇に植え付けてから2週間後です。株の中央の位置にある芽の先端を摘みとります。苗を買ってきた後に、植え付けるタイミングで1回目の摘心をしておくのもおすすめです。摘心・摘芽をすると脇芽が伸びて株もこんもりとなり、花の数も増やせます。

花がら摘み

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ペチュニアをきれいに咲かせ続けるためには、花がら摘みや葉の整理も欠かせません。花がら摘みは、終わった花を花の付け根から摘みとります。毎日花がらを摘むのは大変という方は、花がら摘みを兼ねて切り戻しをするのもおすすめです。根元の葉も病気の原因になるため、ていねいに取り除きましょう。風通しをよくすれば、病気の予防につながります。

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ペチュニアの切り戻し

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