タマリュウの育て方!植えつけのコツや、枯らさず上手に増やす方法とは?

タマリュウの育て方!植えつけのコツや、枯らさず上手に増やす方法とは?

タマリュウは、どんな場所でも育てることができ冬でも枯れず踏みつけにも強い丈夫な植物なので、駐車場の目路や庭など芝生の代わりとしてグランドカバーにもよく利用されています。そんなタマリュウを枯らさず上手に育てる方法や増やし方を解説していきます。

記事の目次

  1. 1.タマリュウとは
  2. 2.リュウノヒゲとは
  3. 3.タマリュウとリュウノヒゲとの違いは?
  4. 4.タマリュウと同じ園芸品種の種類
  5. 5.タマリュウの育て方
  6. 6.タマリュウの植えつけのコツ
  7. 7.タマリュウが枯れないようにするには
  8. 8.タマリュウの増やし方
  9. 9.まとめ

タマリュウとは

リュウノヒゲの仲間

グランドカバーとしてよく利用される

タマリュウはユリ科の常緑多年草でリュウノヒゲの仲間です。濃い緑色の細長い葉が密集して生え、こんもりと茂ります。成長が早く繁殖力があり丈夫で日陰でも育てやすく増やし方も簡単です。雑草が生えにくいため庭や公園などのグランドカバーとしてよく利用されています。

タマリュウの花

小さな薄紫色の花をつける

タマリュウは、6月~7月ごろになると花茎を伸ばし小さな薄紫色の花を房のようにつけて咲かせます。

タマリュウの実

光沢のある青い実

花が咲き終わると緑色の実がなり、だんだん色が変化して秋には光沢のある青い色になります。

リュウノヒゲとは

リュウノヒゲの特徴

日本原産の常緑多年草

リュウノヒゲは、日本や東アジアに自生する常緑多年草です。葉は細長く、長さは約30cmほどまで成長し地面を覆うように広がり茂らせます。暑さや寒さに強く、根茎を伸ばして繁殖するため増やし方も簡単です。日陰でも良く育ち手間もかからず簡単に育てられます。

花の開花は7月~8月

リュウノヒゲの開花時期は7月~8月ごろで、花穂を伸ばし小さな花を下向きに咲かせます。花の色は白や淡い紫色があります。花が咲き終わると秋ごろから冬までの長い間光沢に光る青い実をつけます。

「ジャノヒゲ」とも呼ばれる

リュウノヒゲは、ユリ科のジャノヒゲ属に分類されるため「ジャノヒゲ」とも呼ばれています。「ジャノヒゲ」は「蛇の髭」からきており、リュウノヒゲという名前も葉の形が「竜の髭」に似ているところからついたようです。

タマリュウとリュウノヒゲとの違いは?

葉の長さと太さに違いがある

リュウノヒゲを小さく改良した園芸品種

タマリュウはリュウノヒゲを園芸用に小さく改良した品種です。リュウノヒゲの葉の長さが15cm~30cmくらいなのに対しタマリュウの葉の長さは5cm~10cmほどで、葉幅が少し太めです。小さく丸い玉のような形に葉が茂る様子から「玉竜」と名前がつきました。

タマリュウと同じ園芸品種の種類

タマリュウの他にもリュウノヒゲの仲間で園芸用に品種改良された種類がありますのでご紹介します。

ハクリュウ(白竜)

葉の全体に白い斑が入る種類

ハクリュウ(白竜)は、タマリュウと同じ種類のリュウノヒゲの園芸品種で白い斑が葉の全体に入ります。葉は細長く、長さは約20cmまで成長します。6月~8月ごろに白い小さな花を咲かせ、冬に黒い果実をつけます。丈夫で育てやすく斑入りの葉が雰囲気を明るくするので花壇や庭のアクセントになり人気があります。

コクリュウ(黒竜)

オオバジャノヒゲの園芸品種

コクリュウ(黒竜)は、リュウノヒゲと同じジャノヒゲ属のオオバジャノヒゲの園芸品種です。葉の色が黒いのが特徴で長さは約20cmまで成長します。6月~8月ごろに小さな白い花を咲かせ、秋から冬に黒い実をつけます。丈夫なので日陰でも育ちますが、日当たりの良い場所は葉の黒さが増していきいきとします。

タマリュウの育て方

栽培に適した環境

どんな場所でも育つ強い植物

タマリュウは暑さや寒さに強く丈夫なので幅広く環境に適応し、ほとんどの場所で栽培することができます。日陰でも育ちますが、花を咲かせたい場合は日当たりの良い場所を選びましょう。

土選びや水やり

ほとんどの土に対応できる

とくに決まった土はなくどんな土でも育ちますが、土を購入する場合は草花用の培養土、または赤玉土と腐葉土の割合を約7対3の割合で混ぜて使用します。寄せ植えであれば一緒に植える植物が好む土を選ぶとよいでしょう。

水やりは土が乾いてから

鉢植えの場合の水やりは、土の表面が乾いてからおこないます。地植えの場合は、植え付け後に根付くまでは土が乾いたらしっかりと水やりをおこないますが、そのあとはよっぽど晴天が続かないかぎり降雨だけで大丈夫です。

肥料選び

早く成長させたいときは有機質肥料を

タマリュウは肥料がなくても元気に育つので特に心配はありませんが、早く成長させたい場合は春や秋に有機質の肥料を与えましょう。植えつけ前に堆肥や腐葉土を混ぜておけば追肥をしなくても大丈夫です。

タマリュウの植えつけのコツ

植えつけの時期と植え方

植えつけは春か秋がおすすめ

タマリュウは暑さや寒さにも強いので年間を通して植えつけることができますが、一般的に植物が成長しやすい春や秋などの比較的気温が安定した時期におこなうのがおすすめです。

株同士の間隔を空けること

植えつけは、株の間隔を約15cm程度空けることが大切です。タマリュウは横に広がって成長するため、株と株の間隔が狭いと成長するにつれ株同士が重なり見た目のバランスが悪くなってしまいます。

プランターや植木鉢を使って栽培する場合

植えつけ後はたっぷり水をあたえる

プランターや鉢底に鉢底石を敷き、容器の高さを少し残して土を入れます。土に深さ約10cmくらいの株が入る大きさの穴を作り、苗ポットから取り出して根の土を落としてから植えます。地植えの場合と同様に植えつけ後は水やりをしっかりとおこないましょう。

ときどきは手入れも必要

雑草は手で取り除く

タマリュウは成長すると葉を密生させるので雑草対策になりますが、まだ隙間が見える間は雑草が生えるため手入れが必要です。除草剤を使うとタマリュウも枯れてしまうので手で抜き取り作業をおこないましょう。

刈り込みや株分けをおこなう

タマリュウは長い間そのままにしておくと葉が茂りすぎて見た目も悪くなってきます。株が盛り上がってきたら刈り込みや株分けをしましょう。刈り込みや株分けをして枯れた葉や古い葉を取り除くと新芽がでやすくなり、病気や害虫の予防にもなります。

タマリュウが枯れないようにするには

枯れる原因①水不足

夏場は土の乾き具合に注意

タマリュウを駐車場や道路のわきなど夏場に強く日が当たる場所や温度が上がりやすい場所に植えている場合は、土が乾きやすくなり水分が不足して枯れる原因になることがあります。葉先が茶色に枯れたり色が変わってきたら土の状態を確認し、夏場の水やりは回数を増やすとよいでしょう。

枯れる原因②病気

白絹病

タマリュウは丈夫で病気にかかりにくい植物ですが、まれに「白絹病」にかかることがあります。「白絹病」は、土の中にある菌が高温多湿によって繁殖する土の病気です。一度かかってしまうと治らないので枯れた株は取り除き、土を入れ替えて植え直しましょう。

枯れる原因③害虫

コガネムシ

コガネムシは培養土を好むので卵を産み付けることがあります。ふ化した幼虫が植物の根っこを食べて成長するため、水分の吸収力が悪くなり枯れる原因になります。タマリュウの植え付けの前に幼虫がいないか庭や土を確認しておくとよいでしょう。

タマリュウの増やし方

株分けで簡単に増やせる

株分けの時期は春や秋がおすすめ

株分けは、なるべく真夏や真冬の時期を避け気温が安定して育ちやすい春や秋ごろにおこないましょう。大きく広がった株を選び、スコップで根を傷つけないよう注意しながら掘りおこしゆっくり抜き取ります。

株についた土はしっかり落とす

抜き取った株の根についた土は、水で洗い流すなどをしてきれいに落とし根をほぐします。切り分けるときは、株の根元を手やナイフを使ってやさしく株分けをおこないましょう。株を植え戻した後は根付くまで水やりをしっかりとおこないます。

種で増やすこともできる

種を乾燥させないように気をつける

タマリュウの種は販売されておらず購入はできませんが、植えつけた株に実がつけば種を採取して種から増やすこともできます。種まきは、果実から種を取り出し水できれいに洗ってからおこないましょう。種は乾燥してしまうと発芽しなくなるので保管の仕方には気をつけてください。

まとめ

タマリュウは冬でも枯れたりしないので一年中緑を楽しむこができます。増やし方も簡単で雑草除けにもなり、庭のグランドカバーにしたり花壇や建物周りのアクセントにしたり、アイデア次第でいろんな使い方ができますね。

c.sunpeach
ライター

c.sunpeach

よろしくお願いいたします。

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