レモンユーカリの育て方⑤増やし方
レモンユーカリが万が一枯れてしまったときのためや、香りを楽しむために株を増やしましょう。増やし方として「挿し木」があります。株をたくさん増やして、ドライフラワーにしておしゃれに楽しむのもおすすめです。挿し木によるレモンユーカリの増やし方をご紹介します。
増やし方は「挿し木」
挿し木をする時期は6月~7月ころが適しています。
- 大きく育った株から、春に伸びた枝を10cmほど切ります。
- 下葉を取り除き、水に一晩つけておきます。
- あらかじめ湿らせておいた挿し木用の赤玉土にしっかりと挿します。
- 半日陰で管理をし、発根するまで乾燥しないように水やりをします。
- 発根したら通常のレモンユーカリの土壌に植えつけをします。
ボタ爺
ボタニ子
3カ月ですか~。上手く発根しなかった場合に備えて、多めに挿し木しておく必要がありますね!
ボタ爺
増やし方を知っておれば、たくさん株ができるのう。レモンの香りいっぱいに包まれて幸せじゃなぁ。
レモンユーカリの育て方⑥楽しみ方
レモンユーカリの香りを楽しむのはもちろんですが、レモンユーカリの葉を利用してさらに楽しみ方を広げましょう。レモンユーカリの楽しみ方をご紹介します。
ドライフラワーに
レモンユーカリはドライフラワーによく利用されます。特にクリスマスシーズンには、リースやスワッグに利用され人気があります。枝を切って室内の風通しのよいところに吊るしておきましょう。そのままでも素敵ですし、他の植物との組み合わせを考えて飾っても素敵です。
ウイルスや虫除けに
切った枝を束ねて、窓や玄関などの室内に吊るしておけば虫除けにもなり、殺菌効果から風邪などのウイルス対策にもなります。そのままドライフラワーになるので見た目もおしゃれです。乾燥した葉はお茶やだしのパックに入れて、ポプリとして使用できます。クローゼットなどに入れておけば防虫剤になります。
お風呂に
レモンユーカリには抗炎症作用があるので、摘み取った葉をお風呂に浮かべればニキビにも効果的です。筋肉痛などにもおすすめです。また、美容効果や安眠効果も期待できます。
ハーブティーに
生葉を紅茶に2~3枚入れて蒸らせば、レモンの香りが漂うハーブティーとして楽しめます。乾燥させた葉もハーブティーとして利用できます。殺菌効果があるため、身体にもよい効果がありおすすめです。
ボタニ子
レモンユーカリの葉っぱを乾燥させるには、室内に吊るす以外にも、摘んだ葉っぱを重ならないようにざるに並べておくとよいですよ!風通しのよい日陰において乾かし利用しましょう。
まとめ
レモンユーカリは、ハーブの中で最もレモンの香りが強い植物です。風による転倒や過湿による根腐れなど、育て方に気をつければ、毎日の生活をレモンの香りとともにさわやかに過ごせるでしょう。暖かい地域であれば、ベランダなどでも冬越しできるため、育てやすいですね。室内で育てればおしゃれなインテリアグリーンになります。ぜひ楽しんで育ててみてください。
発根までは、だいたい3カ月じゃ。