アルガンオイルの美容効果
美容効果①保湿
角質の奥へ浸透するオイルによって皮膚から水分が蒸発するのを防ぎ、肌の水分量を調節してもっちりとした肌に保つ効果が期待できます。
美容効果②肌荒れ改善
代謝を高めて皮膚のターンオーバーのサイクルを正常にし、ニキビや肌のがさつき、赤みなどの肌荒れを改善する効果があるといわれています。
美容効果③肌質改善
毛穴の汚れを落とし古い角質を除去して肌の質を整える効果が期待できます。また、一価不飽和脂肪酸によって血行が促進され、肌のくすみが改善するともいわれています。
美容効果④紫外線対策
抗酸化作用によって紫外線からのダメージを防ぐ効果が期待できます。皮膚の炎症や老化現象を抑え、紫外線からのダメージを早く改善する力にも優れているといわれています。
美容効果⑤頭皮ケアやヘアケア
1.頭皮ケア
頭皮のマッサージで毛穴につまった汚れが落ちやすくなり、頭皮を健やかに保つ頭皮ケアが期待できます。
2.ヘアケア
ドライヤーの熱から髪を守る効果が期待でき、ヘアートリートメントとしての使用で髪に自然な潤いが戻るといわれています。
アルガンオイルの使い方
使い方①顔
1.洗顔後の使用
朝と夜の洗顔のあと、1滴~2滴のオイルを手に取りだし、手のひらで温めたのち肌へつけます。化粧水前につけることで化粧水が吸収されやすくなり、化粧水の成分が肌へ定着する効果も高まります。これらの効果を「ブースター効果」と呼び、アルガンオイルには優れたブースター役割をすることが分かっています。
ボタニ子
保存の仕方や環境によって、オイルが酸化し濁ることがあります。肌のダメージにつながる可能性があるので、酸化したオイルは使用しないでくださいね!
2.フェイスマッサージ
洗顔後、または入浴中に、4滴~5滴ほと取りだしたオイルを顔へ揉みこむようにしてなじませます。顔のリンパ節を意識してマッサージすると老廃物が流れ血行がよくなり、肌にハリや弾力、柔らかさが生まれます。くすみ改善や小顔効果にもぴったりの使い方です。
使い方②身体
1.ボディマッサージ
入浴後すぐに使うのが効果的です。フェイス同様リンパの流れを意識してオイルを肌へ揉みこむと、全身のむくみやたるみの改善につながります。豊富に含まれているアルガンオイルの美容成分も、全身へ補給することができます。
2.ボディローション
オイルは一度にたくさんつけすぎるとべたつくため、少量ずつつけるのをおすすめします。トラブルになりがちな肘や膝、かかとなどを重点的につけると皮膚のがさつきが改善されていきます。
使い方③頭皮ケア
頭皮のマッサージ
洗髪の前に適量を頭皮へつけ、指の腹で揉むようにしてマッサージします。毛穴の汚れ落としにはしっかりと頭皮にオイルをつけることが大切なので、髪の毛の量が多いときは少しずつ髪を持ち上げて頭皮につけましょう。20分~30分ほどタオルなどで頭皮を覆い時間をおくと汚れが落ちやすくなり美容成分も浸透します。マッサージが終わったらシャンプーで洗い流します。
使い方④ヘアケア
ヘアートリートメント
髪を洗いタオルで軽くふいたあと、トリートメントとして数滴のオイルを髪に揉みこむようにしてつけてからドライヤーで乾かします。適量以上のオイルをつけてしまうとべたつきの原因になるので、髪に合わせた量をつけるようにしましょう。トリートメント効果によって自然なつや髪になります。
ヘアタイプ別、アルガンオイルの使用量
- ショート…1滴〜2滴
- ミディアム…2滴〜3滴
- ロング…3滴〜4滴
ボタニ子
オイルのつけすぎはニキビの原因や吹き出物の悪化につながることがあります。使用のさいは適量を守って使うようにしてくださいね。
まとめ
アルガンオイルはモロッコに自生するアルガンの木の種から採れるオイルです。食用になるほか薬用や美容液としても使われています。豊富な栄養素と美容成分を含み、肌や髪など全身に使用できる万能さがオイルの大きな特徴。肌の保湿や肌荒れ改善、頭皮のケアや髪のトリートメントなど幅広い効果が期待できる、美容液としておすすめオイルです!ぜひアルガンオイルの効果を体感してみてくださいね。
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出典:写真AC