観葉植物のおしゃれなレイアウト方法
観葉植物の選び方のコツがわかったら、実際にインテリアとしておしゃれにレイアウトする方法をみていきましょう。どこにレイアウトするかによって、印象は大きく変わります。人気のコーディネート例をご紹介します。コーディネート例から、お気に入りのレイアウトを試してみてください。
インテリアコーディネート例①シンボルツリーとして飾る
部屋の印象を大きく変えるには、大きなサイズの観葉植物がおすすめです。シンボルツリーとして目立てる場所にレイアウトするとよいでしょう。おすすめの設置場所は「リビング」です。リビングは、人が最も集まる場所なので、おしゃれ感を演出するには最適です。また、憩いの場に緑があることで、心も休まりリラックス効果が高まるでしょう。
インテリアコーディネート例②吊るして飾る
おしゃれな雰囲気が一気に増すとして人気なのが、ハンギングです。これはイギリスから始まった演出方法で、植物を天井などから吊るしたり、棚などにかけたりして楽しむ方法です。部屋に大きな観葉植物を置くスペースがない場合や、ペットや小さな子供がいる場合でも、安全に楽しめるでしょう。窓際のカーテンレールなどに吊るせば、設置が簡単なのでおすすめです。
ボタニ子
天井から吊るす場合は、梁や照明のダクトレールにフックをつけて吊るします。
インテリアコーディネート例③まとめて飾る
数種類の観葉植物を置きたい場合、床や棚などの空いているスペースに観葉植物をまとめて置くのもおしゃれなレイアウト方法です。観葉植物のサイズを変えて高低差を出したり、雑貨などを上手に組み合わせてコーディネートしたりすると、より素敵に見えます。まとめて置けば、水やりなどが楽なのもポイントです。生育環境の近い観葉植物を選ぶようにしましょう。
インテリアコーディネート例④スタンドで飾る
観葉植物をインテリアとしておしゃれに見せるには、スタンドを使うのも1つの方法です。スタンドを使えば、平坦な印象になりがちな空間に、立体感が生まれます。また、高さを出すことで観葉植物が目立ち、インテリアグリーンとして存在感が出るでしょう。スツールやはしごなどを使えばおしゃれ度がぐっと高まります。観葉植物専用の鉢スタンドを使用しても素敵です。
おしゃれに飾るレイアウト方法のコツ
- シンボルツリーとして存在感のあるものを飾る
- ハンギングでこなれ感を出す
- まとめて飾って部屋を緑いっぱいにする
- スタンドを使って部屋に立体感を出す
観葉植物の育て方のコツ
飾った観葉植物を、より上手に育てるためにはどんなことに気をつければよいでしょうか。観葉植物の管理方法についてご紹介します。
環境
観葉植物を上手に育てるために最も大切なのは、置き場所や室内の温度などの環境です。選んだ観葉植物がどのような環境を好むのか、飾る前に必ず確認しましょう。日当たりを好む種類が多いため、窓際など日当たりがよいところに置くと元気よく成長しますが、夏の直射日光には注意が必要です。また、冬の窓際は温度が下がるため、暖かい場所へと移動させましょう。
ボタニ子
夏の直射日光に当たると、葉が変色したり枯れたりしてしまう観葉植物もあります。
ボタ爺
窓際に置けない場合は、1週間に1回くらいはたっぷり日を当ててあげよう。
水やり
多肉植物のようにあまり水やりを必要としない種類を除いて、基本的には土の表面が乾いたら水やりをします。過湿は根腐れを引き起こすため、与えすぎには注意が必要です。鉢受けにたまった水は毎日捨てるようにしましょう。また、エアコンなどによる乾燥を防ぐため、毎日葉水を行うと効果的です。葉がいきいきするだけでなく、病害虫を予防する役目も果たします。
ボタ爺
室内で育てる観葉植物には、特に葉水がポイントじゃよ。毎日するのが理想じゃな。
観葉植物の育て方のコツ
- なるべく明るい場所に置く
- 夏の直射日光にはあてない
- 冬は、窓際から離して置く
- 水やりは表面が乾いたら行い、鉢受けにたまった水は毎日捨てる
- 葉水は季節を問わず、毎日行う
まとめ
部屋の中に緑があるだけで、同じ部屋のレイアウトでもおしゃれな雰囲気になります。紹介したコーディネート例の中から、気に入ったレイアウト方法はぜひ挑戦してみてください。緑と暮らす生活は、きっと心に安らぎを与えてくれるでしょう。
出典:写真AC