コンパニオンプランツの組み合わせ一覧(25選)期待できる効果も解説!

コンパニオンプランツの組み合わせ一覧(25選)期待できる効果も解説!

コンパニオンプランツとは、主とする野菜をサポートする植物のことです。今回は、コンパニオンプランツのおすすめな組み合わせや相性の悪い組み合わせなどをご紹介いたします。家庭菜園におすすめなコンパニオンプランツをぜひ試してみてください!

記事の目次

  1. 1.効果が期待できる?コンパニオンプランツとはどんなもの?
  2. 2.おすすめ!コンパニオンプランツの組み合わせ
  3. 3.コンパニオンプランツの植えてはいけない組み合わせ
  4. 4.コンパニオンプランツ初心者には「ハーブ」がおすすめ
  5. 5.まとめ

コンパニオンプランツの植えてはいけない組み合わせ

相性の悪い野菜を近くに植えると、元気だった野菜も被害を受ける可能性があります。そのため相性の悪い野菜たちを一緒に植えてはいけません。ここからは、一緒に「植えてはいけない」組み合わせをご紹介いたします。

キャベツ×イチゴ

フリー写真素材ぱくたそ

アブラナ科のキャベツとバラ科のイチゴは相性が悪いので、生育がとても悪くなります。また、ジャガイモやゴマとも相性が悪いので植えてはいけない組み合わせとして注意が必要です。

ボタ爺

ボタ爺

キャベツのようなアブラナ科の野菜はナス科と相性が悪いぞ!覚えておくように!

インゲン×きゅうり

インゲンは、きゅうりやスイカなどのウリ科と相性が悪いです。「ネコブセンチュウ」という害虫が土壌内に発生しやすいため、植えてはいけないマッチングです。インゲンときゅうりは相性がよいと言われることもありますが、センチュウが発生したら大変なので一緒に植えてはいけない組み合わせとして考えるのがよいでしょう。

インゲン×人参・メロンも悪い組み合わせ

この組み合わせも「ネコブセンチュウ」などの害虫の被害が増大します。これらの野菜を育てたい時は、野菜たちを離すように植えることをおすすめします。

大根×長ネギ

大根がネギの出す成分を嫌うため相性が悪いです。生育が悪くなり、大根は曲がってしまったり二股大根になってしまいます。そのため、大根とネギも植えてはいけない組み合わせになります。

トマト×じゃがいも

ナス科であるトマトは、ジャガイモと相性が悪いです。連鎖障害という同じ野菜を育て続けると起こる障害が、ジャガイモでは違う野菜でも起こる可能性が高いのです。トマトもその障害に悩まされる可能性があるので、近くに植えるのは避けたほうがよいでしょう。

ナス×とうもろこし

Photo by takako tominaga

ナスもとうもろこしも、日光を好み生長する野菜です。また、とうもろこしは草丈の高い野菜なのでナスの日照不足になり、生育が悪くなってしまいます。

レタス×ニラ

キク科の中でもレタスだけがニラと相性が悪いです。キク科の野菜といえば、春菊やごぼうなどがありますが、レタスだけは一緒に植えてはいけないです。レタスの生育が悪くなってしまうので注意しましょう。

コンパニオンプランツ初心者には「ハーブ」がおすすめ

コンパニオンプランツにハーブがおすすめな理由

ハーブは香りの強いものが多く、「アブラムシ」などの害虫を寄せつけにくいです。また、収穫をしたあとは、料理などで香辛料に使用するのもありです。育てて終わりにならないところもおすすめのポイントです。

ボタ爺

ボタ爺

ハーブは簡単かつ効果が抜群じゃ!相性を考えて植えるとよいぞ!

ボタニ子

ボタニ子

それにハーブは料理にも使えるし便利よね!

マリーゴールドの効果と相性のいいおすすめ野菜

出典:写真AC

マリーゴールドの効果

マリーゴールドは葉の匂いに癖があり、「アブラムシ」などの害虫を寄せつけません。また、根には土の中にいる「センチュウ」を忌避してくれる効果もあります。マリーゴールドは綺麗な花を咲かせるので、家庭菜園をしている方に好まれています。

マリーゴールドと相性のいい野菜

マリーゴールドと相性のいい野菜は、マメ科の野菜やトマトなどです。トマトにつく「オンシツコナジラミ」を防ぐだけでなくさまざまな害虫除けに効果があります。

ミントの効果と相性のいいおすすめ野菜

Photo bymanfredrichter

ミントの効果

ミントの種類の中でも、ペパーミントがおすすめです。殺虫や駆虫の効果が期待できるほか、「アリ」や「蚊」なども近づかなくなります。また、ペパーミントにはリラックス効果もあります。収穫した後にもハーブティーや消臭剤として使えます。

ミントと相性のいい野菜

ミントと相性のいい野菜は、トマトやキャベツなどのアブラナ科の野菜です。トマトの敵である「アブラムシ」も寄せつかないので、近くに植えるとよいです。ですがペパーミントはすぐに繁殖してしまうため、家庭菜園で育てる場合は管理に気をつけましょう。

ローズマリーの効果と相性のいいおすすめ野菜

Photo byHans

ローズマリーの効果

ローズマリーは強めの香りで「アオムシ」などの害虫を寄せつけません。綺麗な花を咲かせるので、観賞用としても家庭菜園をする方の中で親しまれています。また、ローズマリーは料理の香辛料や入浴剤など使い道がたくさんあります。

ローズマリーと相性のいい野菜

ローズマリーと相性がいいのは、キャベツやマメ科の野菜、人参です。ローズマリーもほかのハーブと同様に「アブラムシ」や「ハエ」などを避けてくれます。ですが、ローズマリーはきゅうりとの相性が悪いので、配置に気をつけて植えるようにしてください。

まとめ

Photo byJillWellington

家庭菜園でできるコンパニオンプランツの組み合わせはたくさんあります。植えてはいけない相性の悪い組み合わせから、バンカープランツと呼ばれる囮作戦もありました。家庭菜園では限られた小さなスペースで行うことも多いので、コンパニオンプランツを利用してたくさんの野菜を育てみてくださいね。

a.hana
ライター

a.hana

植物は、心や身体を癒す効果があるのだとか。そんな植物の記事を書くことができて嬉しいです。 これからもたくさん書いていきますので、よろしくお願いいたします。

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