植物油脂とは？意味や定義をご紹介！摂取する上での注意点はある？

次は植物油脂を摂取する上での注意点についてご紹介していきます。植物油脂は、摂取するときの注意点をおさえるだけでも危険から身体を守ることができます。どのようなポイントをおさえるべきなのか参考にしてください。

健康を意識する場合は、やはり良質なものを選ぶようにしましょう。途中でも挙げた食物油脂は、できるだけ避けましょう。原料や成分がわかりづらいので、どのような危険があるかわかりません。逆に良質なものを選ぶと成分や原料がわかりやすいです。身体のことを考えるのであれば、オーガニックタイプを選ぶのがのぞましいです。

すぐに取り入れられるポイントとして、大量摂取をしないように気を付けましょう。いくら身体にいい油とはいえ、大量摂取すると悪影響がでてしまいます。マーガリンやショートニングをつけてパンを食べる人も多いかと思いますが、水素添加されたものを大量摂取するのは身体に影響が大きいといえます。美味しいからといって大量摂取しないようにしましょう。

植物油脂では、やし油や菜種油、サラダ油を使用することが多いですが、そのような油脂よりもさらにおすすめの植物油脂をご紹介していきます。どのような油脂がいいのか気になる人はぜひ参考にしてください。

身体にいい油脂として有名なのが「オリーブオイル」です。近年オリーブオイルは、遺伝子操作が行われていないオーガニックオイルとして多く出回っています。成分や原料がはっきりと分かっている上にオリーブオイルに多く含まれるオレイン酸を摂取することができます。さらに、オリーブオイルに含まれるポリフェノールが身体によい影響を与えてくれます。

オリーブオイルはヘルシーではないということに注意しましょう。使用量にもよりますが、水素添加されたマーガリンよりもカロリーが高いのです。身体にいいイメージから大量摂取する人もいますが、カロリー過多になる原因にもつながるので気をつけましょう。

オリーブオイルと同じように、おすすめの植物油脂がココナッツオイルです。ココナッツオイルもオーガニックタイプが多く登場しています。ココナッツオイルは固形のものもありますが、水素添加を行わずに自然と固形になったものが多いです。食用だけでなく美容用に作られているものもありますので、どちらもおすすめといえます。

ココナッツオイルはオーガニックのものもありますが、こちらも大量摂取に気をつけてください。さらに、ココナッツオイルも人気があることから、近年では食物油脂のように他の油脂を混合して商品化しているものもあります。食用の場合はできるだけ出元がわかるオーガニックココナッツオイルを選びましょう。

植物油脂は健康にいいというイメージがある人も多いですが、身体に悪い影響もたくさんあります。最も注意したいのは油の使い回しですが、注意点を把握しておくと回避できるでしょう。身体のことを考え、オーガニックオイルを少量から試してみるのはいかがでしょうか。