記事の目次
- 1.チューリップの特徴
- 2.おしゃれなチューリップの花束の作り方2つ紹介!
- 3.①ピンクのチューリップの花束:スパイラルブーケ(初心者向け)
- 4.②ピンクのチューリップの花束・応用編
- 5.簡単に真似できそうな花束のラッピング法を2つ紹介!
- 6.①ラウンドブーケの花束ラッピング
- 7.②ペーパーの四隅を巻いた花束のモコモコラッピング
- 8.チューリップの切り花を長持ちさせる方法
- 9.チューリップの花束を作る際の注意点
- 10.チューリップの色によって花言葉が変わる?
- 11.チューリップの本数によって意味が変わる?
- 12.ギフトにおすすめチューリップのアレンジメント5選
- 13.プレゼントに最適!おしゃれなチューリップのギフト商品5選
- 14.誰かに話したくなる「チューリップにまつわる豆知識(5つ)
- 15.まとめ
プレゼントに最適!おしゃれなチューリップのギフト商品5選
前ページではチューリップの花束の作り方、おすすめのチューリップのアレンジメントについて書きました。この章では、生花以外のチューリップのちょっと意外なギフトについてご紹介したいと思います。生花ではないので季節に左右されることなく、チューリップが好きな方にギフトを贈ることができますよ。
おしゃれなチューリップのギフト①ドライフラワー
チューリップのドライフラワーは簡単に作れます。軒先に吊り下げる「ハンギング法」でもドライになりますし、技巧的なクラフト作品を作りたければ、「ドライシリカゲル法」で茎を短めに切り詰めてドライフラワーにすることもできます。花が開ききる前の花の付け根がしっかりした状態でドライにします。フリルのあるチューリップで作ると動きが出ますよ。
おしゃれなチューリップのギフト②プリザーブドフラワー
チューリップのクラフトといえばプリザーブドフラワーです。ドライフラワーよりも発色よく残せて、様々なアレンジメントに使えます。母の日など、季節外れのシーズンでもプレゼントすることができます。プリザーブドフラワーは手作りすることもできますが、プレゼントするなら完成度が高く色んな種類が選べるので、商品を購入して作品を作るのがおすすめです。
おしゃれなチューリップのギフト③ハーバリウム
若い女子に人気のハーバリウムなら、本数も少なく作れます。透明なので、茎が映えるチューリップの作品が素敵です。また、固めるハーバリウム「エターナルアイス」という商品も人気が出そうですね。型に入れて24時間で自然硬化します。レジンのように紫外線で硬化させる機械を使わないので、今まで機械に入らなかったチューリップのような茎の長さを生かした作品作りが可能となります。
おしゃれなチューリップのギフト④婚約指輪
チューリップの婚約指輪があるのをご存じでしょうか。検索するとチューリップの婚約指輪はいくつか出てきます。フラワーボックスアレンジメントでも紹介したニコライ・バーグマンのジュエリー店「NATUR & NICOLAI BERGMANN」で相場と変わらない値段で購入できます。チューリップ好きの女性に贈るにふさわしい商品ですね。結婚をお考えの、チューリップが大好きな女性は伴侶となる男性におねだりしてみてはいかがでしょう。
おしゃれなチューリップのギフト⑤チューリップローズ
チューリップとバラ?いいえ、こちらは植物ではありません。今話題の、お花をモチーフにしたスイーツです。シャリシャリとしたラングドシャでチューリップを、中のホイップでバラをイメージしています。箱に並んだ姿はまるで今流行のボックスフラワーのようです。お花好きな人に贈りたいですね。喜ばれること間違いなしです。
最後にチューリップの豆知識を5つ紹介するよ!
誰かに話したくなる「チューリップにまつわる豆知識(5つ)
知っているようで意外と知らないチューリップの話。誰かにチューリップを贈るときに、みんなが知らない「へ~」と言いたくなるような、ちょっとした豆知識を披露してもいいかもしれませんね。かわいらしい見た目とは裏腹な、誰かに話したくなるチューリップにまつわる豆知識を5つご紹介します。
①原産地は?
原産地はオランダではありません。トルコから中央アジアにかけてです。日本にはじめてやってきたのは江戸時代後期ですが、普及し始めたのは大正時代。新潟の生産者のチューリップでした。新潟県では今でも「チューリップ発祥の地」と発信しています。日本国内では富山のチューリップが有名です。文献によると新潟より1年早く栽培されていたそうです。
②チューリップバブルの逸話
17世紀ごろ、チューリップの国オランダでは、当時オスマン帝国からもたらされたチューリップが、またたく間に大人気になりました。商業的にも魅力的で、希少なチューリップの値段はどんどん高騰し、一時は球根1つの値段が、職人の年収の10年分ほどにまで登りつめたそうです。熱狂的なブームに投資する人が後を絶ちませんでした。その後、急速にバブルははじけてしまったそうです。
③和名は鬱金香(ウコンカ)
チューリップは英語で書くと「tulip」、学名は「Tulipa gesneriana」です。和名は「鬱金香(ウコンコウ)」といいます。香りがまるでスパイスのウコンのような、あまりかぐわしい匂いではないところから名づけられました。他にも「ボタンユリ」「ムギクワイ」などと呼ばれていました。中近東ではlale(ラーレ)と呼ばれるそうです。
④チューリップの毒性と成分
チューリップは全草に心臓毒である「ツリピン」を含みます。また球根からはアレルギー物質であるツリパリンAがしみ出ることもありますので注意が必要です。しかし、花を食用にするエディブルフラワーや化粧品の材料などにもされ応用されている一面もあります。食用は専用の品種ですので、ガーデンのチューリップをむやみに食用にしないでくださいね。
⑤チューリップによく似たお花は?
ユリ科アマナ族の「アマナ」別名ムギクワイ。原種チューリップによく似た花です。しかし地味な見た目で園芸としての価値はあまりなく、流通することは稀で、プレゼントには向きません。では、チューリップがない季節におすすめの代替えの花にはどんなものがあるでしょうか?
代替えにシャクヤク
シャクヤクはピンクなどふんわり優しいカラーで八重咲きのチューリップの雰囲気とよく似ています。値段の相場はややお高めですが、香りもよいので、母の日ではカーネーション同様に人気のお花です。シャクヤクの出回る時期は春から初夏頃です。大輪の八重の花なのでボリュームも満点です。ブーケに1~2本入れるだけで雰囲気がよくなります。
代替えにカラー
カラーはチューリップ同様、ステムが太くて縦長のフォルムのお花です。値段の相場はチューリップの倍ほどしますが、花は一重ですっきりしているので、チューリップを使うよりも大人っぽい雰囲気になります。スタイリッシュなので花色に合わせてラッピングの色にもこだわりたいところ。同系色でまとめても、反対色を使っても素敵ですよ。
まとめ
チューリップの花束の作り方、ラッピング、アレンジやギフト、ジュエリー、スイーツ。そして値段の相場や豆知識なども織りまぜて、盛りだくさんでご紹介いたしました。女子ならみんな大好きなチューリップ。花束の色や、本数によって意味が違ってきますので注意してくださいね。かわいいチューリップのことを考えると春が待ち遠しくなりますね。
出典:写真AC