野菜が高くなる理由は?野菜を安く仕入れる方法や節約レシピも紹介!

野菜が高くなる理由は?野菜を安く仕入れる方法や節約レシピも紹介!

同じ種類の野菜でも、一年を通じて値段が高い・安い時があります。買い物をする際、値段が高すぎて買えないと躊躇することもあります。高いよりやっぱり安く購入したいですね。今回は、野菜が高くなる理由や、野菜を安く仕入れる方法、安く仕入れた後の節約レシピも紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.野菜が育つには?
  3. 3.野菜が高い理由は?
  4. 4.野菜の値段が高いのはいつまで?
  5. 5.野菜を安く仕入れる方法
  6. 6.野菜の保存方法
  7. 7.野菜が高いときに代わりになるのは?
  8. 8.節約レシピの紹介
  9. 9.まとめ

はじめに

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買い物をしにスーパーへ行くと、まず目に入るのは青果コーナーではないでしょうか?野菜の価格がいつもより高く購入するか迷ったり、安いので多く購入したりと、日々相場に変化があるのでビックリします。安いので多く購入し過ぎて腐らせてしまったということもあるでしょう。野菜はどのように育ち、なぜ野菜の値段が高いのか? なぜ安いのか? 野菜が高いとき代わりになる野菜は何か? また、多く購入したときの野菜の対処方法や、節約レシピを紹介していきます。

野菜が育つには?

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野菜が育つには、育てる野菜に適した温度と、日当たり(光合成)が必要です。野菜は光合成で栄養素を作るので、日陰では野菜は育ちません。

寒い気温で育つ野菜

ほうれん草、小松菜、じゃがいも、ブロッコリー、カリフラワー、大根、白菜、エンドウ、そらまめ、かぶ、わけぎ、ラデッシュ、春菊などがあります。

暖かい気温で育つ野菜

きゅうり、いんげん、なすび、ゴーヤ、ピーマン、オクラ、トマト、しそ、さつまいも、ニラなどがあります。

気温に関係のない野菜

野菜には、一年を通して値段の変わらない、もやしや豆苗があります。単価も安く、いろんな料理に使えるので、いつでも購入しやすい野菜です。

野菜が高い理由は?

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ここでは、野菜がどんなときに高くなるかの原因や高い野菜の種類のほか、相場が高く、今は買えないと思うときの値段をみていきましょう。

なぜ野菜の値段は高い?

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野菜の価格が高い原因となる理由は、経済に関係しています。消費者(買手)の需要に対して、野菜の出荷量(市場に出荷される野菜)の供給が少なくなり、価格が高騰します。野菜を作る農家の高齢化・後継者の減少や人手不足で、重量のある野菜(白菜や大根など)が年々減少し供給が少なくなることも、野菜が高い原因のひとつです。

天候により野菜が高くなる場合も

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なぜ野菜が高くなる場合があるのか、それは野菜の出荷数が減るからです。理由は色々ありますが、大きな理由としては「天候」や「気温」が関係しています。天候では、台風や長雨による水量増加・日照不足などで野菜が育たなくなります。気温でも、寒い日が続くと霜が降り野菜が凍ってしまうため育たなくなります。

値段の高い野菜の種類

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値段の高い野菜には、白菜・キャベツ・レタス・レンコン・大根・ししとう・里芋・きゅうり・人参などがあります。秋から冬にかけ、野菜の値段は高くなります。消費者には嫌な時期ですが、農家は反対に野菜の単価もいつもより高いので、売り切りたい野菜です。

高い野菜の相場

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野菜が高くなるのは、台風の時期や秋〜冬の寒さが厳しい時期で、特に葉野菜が高くなります。ほうれん草・小松菜・キャベツ・レタス・白菜などの野菜です。ほうれん草や小松菜は相場の2倍ほどの200円超、キャベツやレタスも相場の3倍ほどの1玉が300円超となることもあります。さらに年末年始の頃からの白菜は、1玉 200円ほどのものが1玉700円超となり、ためらって買えないような値段の高さの地域もあります。

野菜の値段が高いのはいつまで?

値段が高い日が続く理由

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台風の被害や長雨などの悪天候の被害で野菜が育たないときがあります。そのために、野菜が市場に卸されず価格が高くなったり、年末年始のように市場が長期の休みになるとスーパーには野菜が並ばず、値段が高騰したりします。例年より猛暑の日が多い年や、気温の低い日が続くなど気温の差が激しくなれば、さらに野菜の相場は高い日が長く続きます。

値段が安くなってくるのはいつ?

野菜の値段が安くなってくるのは、種類にもよりますが、大根やレタスなどは1月下旬頃からで、白菜は少し遅れて3月頃からになります。他の野菜も2月頃から相場が安くなります。値段が安くなっていく理由は、時期をずらして生産した野菜が、2月頃から順番に出荷されていくためです。春までにはどの野菜の値段も安くなっていきます。

野菜を安く仕入れる方法

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野菜を安く仕入れるには八百屋(個人商店)や道の駅、直売店などがあります。なぜ安い買い物ができるのかといえば、理由は市場に輸送する時間や人員も少なくすみ、コストダウンになるからです。最近ではスーパーの中に、農家の方が直接野菜を売れるブースがあり、スーパーの野菜売り場よりも、安く買い物をすることができるところもあります。

なぜ野菜が安くなる場合があるのか①

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健康のために毎日でも野菜を食べたいとき、オススメなのが「訳あり野菜」です。なぜ訳ありといわれるのかは、規格外・B級品といった何らかの理由で市場に出回らないからです。形が悪い・大小不揃い・色が悪い・変色など、さまざまな理由です。しかし、これらの野菜は味には問題がなく美味しく食べられるので、八百屋などで安く売られています。八百屋ではB級品を多く仕入れて売っているところもあるので、近くに八百屋があれば、のぞいてみるのもいいですね。

なぜ野菜が安くなる場合があるのか②

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フリー写真素材ぱくたそ

みなさんは、いつ買い物に出掛けますか?全国の市場の青果部(野菜)の休みのほとんどが水曜日と日曜日になっています。臨時休業などもありますが、休みの前日には在庫を残さず売り切りたいので、値引き販売されています。そのため、私たち消費者は、市場の休みの夕方以降にスーパーや八百屋に買い物へ行くと、いつもより安く野菜を購入することができます。

次のページでは、野菜の保存方法と節約レシピをご紹介します。

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野菜の保存方法

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