ツルニチニチソウの育て方!剪定・冬越し方法や枯らさないためのコツを解説!

ツルニチニチソウの育て方!剪定・冬越し方法や枯らさないためのコツを解説!

ツルニチニチソウは、グランドカバーやハンギングなどに利用される植物です。育て方も簡単で、葉の美しいリーフプランツとして人気があります。春から初夏にかけて青色などの花も咲かせます。ツルニチニチソウの特徴や育て方、また剪定・冬越し方法などのコツを見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.ツルニチニチソウとは?
  2. 2.ツルニチニチソウの育て方
  3. 3.ツルニチニチソウの剪定
  4. 4.ツルニチニチソウの増やし方
  5. 5.ツルニチニチソウの品種
  6. 6.ツルニチニチソウのおすすめの使い方
  7. 7.まとめ

育て方④水やり

Photo by sorarium

庭植えの場合は、根がしっかり根付いたらその後は水やりはいりません。鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。水のやりすぎで過湿になると枯れることがあるため、乾かし気味に管理します。

育て方⑤肥料

元肥として緩効性肥料を与えます。庭植えの場合は、茂りすぎるため追肥は必要ありません。鉢植えの場合は、花後に緩効性肥料などを与えましょう。

育て方⑥病害虫

ツルニチニチソウは、ほとんど病害虫の心配はありません。葉やつるが増えすぎると風通しが悪くなり、カイガラムシなどが発生することがあります。増えすぎたつるを剪定して、風通しをよくし害虫がつかないようにしましょう。カイガラムシが発生した場合は、ブラシでこそぎ落とします。

育て方⑦冬越し

ツルニチニチソウ

冬の間に葉が傷んだツルニチニチソウ
出典:筆者撮影

ツルニチニチソウは耐寒性が強いため、庭植えでも冬に枯れることはめったにありません。寒冷地では、冬の間は葉が茶色に枯れる場合がありますが、春になると新芽が出てきます。冬の気温が大変低くなる地域で冬越しが心配な場合は、根元にバークチップなどを敷いて寒さよけをすると安心です。

ツルニチニチソウの剪定

Photo byCarlottaSilvestrini

丈夫で育てやすいツルニチニチソウですが、放任しているとどんどん広がってしまいます。伸びすぎたらその都度する切り戻しと、春先に剪定すれば増えすぎを防げます。

伸びすぎたつるの切り戻し

ツルニチニチソウ

出典:筆者撮影

つるが伸びすぎた場合は、その都度、不要な部分の茎を切り戻します。茎の途中で切ると枝分かれをして増えてしまうため、根元から切り取るようにします。

春先の剪定方法

ツルニチニチソウの剪定

出典:筆者撮影

春先になって新芽が出てきたら、前年の枝を剪定します。冬越しして傷んだ葉だけでなく、伸びすぎた古い枝も根元から切り取ってしまいましょう。切り取ることによって新芽のきれいな葉だけになり、また新芽によく日が当たるようになって見た目もすっきりします。

ツルニチニチソウの増やし方

ツルニチニチソウの新芽

ツルニチニチソウの新芽
出典:筆者撮影

ツルニチニチソウの増やし方には、株分けと挿し木の2つの方法があります。どちらの方法でも、比較的簡単に増やせます。

増やし方①株分け

つるの節から根付き新芽が出た様子
出典:筆者撮影

株分けは、つるから発根した部分を切り取って植えると簡単にできます。株分けの適期は、3月下旬~5月下旬と9月下旬~10月下旬です。

増やし方②挿し木

挿し木は、花後の5月~6月ごろにつるの先を2~3節分の長さに切って挿し穂にします。挿し木用の土に挿して、日陰で乾燥しないように管理します。

ボタニ子

ボタニ子

剪定を兼ねて切ったつるで、株分けや挿し木をすると一石二鳥ですよ!育てた苗を使ってハンギングを作ろうかなぁ~!

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ツルニチニチソウの品種

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