サンダーソニアとは?提灯のような見た目の花の特徴や花言葉をご紹介!

サンダーソニアとは?提灯のような見た目の花の特徴や花言葉をご紹介!

サンダーソニアの魅力といえば、提灯かクリスマスベルのような形をした可憐なオレンジ色の花ではないでしょうか。サンダーソニアについて、種類、球根や花や葉の特徴、名前の由来、花言葉の意味などを解説します。また、育て方のついても少しご紹介します。

記事の目次

  1. 1.サンダーソニアとは
  2. 2.サンダーソニアの特徴
  3. 3.サンダーソニアの花言葉
  4. 4.サンダーソニアの育て方
  5. 5.まとめ

サンダーソニアとは

Photo by nubobo

サンダーソニアは南アフリカ原産の球根で増える植物で、オレンジ色の提灯のような小さな花に特徴があります。花束やアレンジメント、ブーケによく使われる人気のある花なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。サンダーソニアの詳細や、花言葉、育て方のポイントをご紹介していきます。

サンダーソニアの基本情報

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名称 サンダーソニア
学名 Sandersonia aurantiaca
別名 クリスマスベル
分類 イヌサフラン科サンダーソニア属
原産 南アフリカ
形態 多年草(球根)
花期 6月~8月
草丈 ~70cm
耐寒性 弱め
耐暑性 弱め
育てやすさ 難易度が高め

サンダーソニアの名前の由来

Photo byHans

旧:ナタール共和国(現:南アフリカ共和国のクワズール・ナタール州)にサンダーソニアは自生していましたが、1851年にスコットランドからの入植者であるジョン・サンダーソンによって発見されました。そのことから、サンダーソニアという名前になったという説が有力です。また、学名についているaurantiacaは、オレンジ色を意味しています。

サンダーソニアの種類

サンダーソニアにはオレンジや黄色の花色があり、個体によっても濃淡がありますが、種類としては1種類だけという珍しい植物です。発見されてからの歴史が浅いこともあり、交配が研究されています。しかし、1属1種で近縁種がないため、新しい種類をつくるのはまだ難しいようです。

サンダーソニアの特徴

Photo by peganum

ベルや提灯のような花が目をひくサンダーソニアですが、興味深い特徴は、花以外のところにもあります。葉や根(球根)など、サンダーソニアの姿を細かく見ていきましょう。

花の特徴

サンダーソニアの花期は6月~8月頃です。1本につき10輪くらいの、直径2cmほどのオレンジ色の花をつけます。提灯やベルに例えられるような形状で、中をのぞくと、中心の雌しべとそれを囲む6本の雌しべが確認できるでしょう。繊細に見えますが、1つの花は1週間くらい咲いてくれます。

葉の特徴

サンダーソニアの葉は表面に艶があり、葉脈が比較的はっきりしています。形は細長く先が尖り、上を向いて互生します。ちょっと見ただけではわかりづらいですが、じつはこの葉先は緩い巻きひげ状になることがあり、ほかの植物に寄り付いて体を支える役目をします。そのため、半つる性植物とも呼ばれます。
 

根(球根)の特徴

出典: https://takaen.tokyo/?page_id=67
出典: https://takaen.tokyo/?page_id=50

サンダーソニアは多年生の球根植物に分類され、球根で増えていくのが一般的です。球根は、球というよりも太めの根のような形状で、多くはアルファベットのVの字のようなユニークな形状です。大きな球根のものは高い草丈に、小さな球根は低い草丈になります。ちなみに球根には毒性があるので、人やペットが誤食しないよう注意が必要です。

次のページでは、サンダーソニアの花言葉と育て方をご紹介します。

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サンダーソニアの花言葉

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