サンダーソニアの花言葉
栽培や流通の歴史の浅いサンダーソニアですが、見た目を表す言葉から気持ちを表す言葉まで、じつにたくさんの花言葉があることに驚かされます。それは、サンダーソニアが多くの人に親しまれ愛され、プレゼントとして贈られる機会も多いからではないでしょうか。
サンダーソニアの主な花言葉
- 愛らしい、可憐、愛嬌
- 共感、信頼、励まし、祝福、純粋な愛
- 福音、祈り、祝福の音色
- 望郷
明るいイメージの花言葉
「愛らしい・可憐・愛嬌」は、まさにサンダーソニアの魅力的な見た目を表している花言葉のようです。愛らしさ、可憐さ、愛嬌のある人にプレゼントすれば、リスペクトする気持ちを伝えることになり、喜んでもらえそうですね。
やさしいイメージの花言葉
「共感・信頼・励まし・祝福・純粋な愛」は、やさしさや温もりをイメージできる言葉で、大切な人に伝えたい気持ちを表しているといえるでしょう。「気持ちがわかるよ」「頑張ってね」「おめでとう」「愛しています」などのメッセージを伝えたいときに、贈ってみてはいかがでしょうか。
クリスマスベルに由来する花言葉
サンダーソニアの「福音・祈り・祝福の音色」といった言葉は、クリスマスベルに似た形と、原産地ではクリスマスの時期に咲くことに由来し、つけられたという説があります。ちょっと厳かな感じもする花言葉ですね。
発見者に由来する花言葉
さきほど、サンダーソニアを発見したのはジョン・サンダーソン氏だということにふれましたが、「望郷」という花言葉は彼が移民であることに由来しているといわれています。遠い国にいて故郷を懐かしむ姿をイメージすると、少し悲しい感じもしますね。
サンダーソニアの育て方
サンダーソニアはお花屋さんに並んでいる花のイメージがあるかもしれませんが、自分で育てることも可能です。湿気や寒さに弱いので日本の気候に合わない面があり、少し難易度は高いです。しかし、育てている農園や愛好家もいますので、興味があればチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
球根から育てるのが一般的
サンダーソニアは種も結びますが、球根を植えて育てるのが一般的です。球根は一年中出回っているわけではありませんが、植え付け時期が近くなると、園芸店やインターネットショップで売られています。また、初夏には、つぼみや花をつけた鉢物も出回るので、その状態から育ててみるのもよいでしょう。
育て方のポイント
サンダーソニアは球根の植え付けを3月~5月頃行い、6月~8月に花期を迎えます。地上部分が枯れた後、球根は休眠状態で冬を過ごします。育て方のポイントをいくつかご紹介しますが、上手に育てる方法を、園芸店や詳しい人にリサーチしてみるのもよいでしょう。
球根の扱いは丁寧に
球根の多くは、形がV字状になっています。このVの字の上部にあたる2つの先端から発芽しますので、この部分を傷つけないように注意しないと、発芽しません。鉢・プランターまたは地植えで、5cmくらいの深さに植え付けます。
環境を整える
水はけのよい土を用い、成長期には水を十分にあげ、少量の肥料を与えます。サンダーソニアは大きいものでは70cmにもなります。背丈の割に茎が弱いので、伸びてきたら支柱やネットで支えてあげましょう。多年生の球根植物ですが、花の終わった後の球根は、冬場は凍らない場所で保管する必要があります。
まとめ
今でこそ、フラワーショップで身近に見られるようになったサンダーソニアですが、ひと昔前はまさに高嶺の花で、1本の値段が1000円以上した時代もありました。輸入の促進や日本での栽培技術の向上によって、ほぼ一年中、気軽に楽しめるようになったのはうれしいことですね。
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