スイートピーの育て方・栽培方法!種まきから開花までの管理のコツは?

スイートピーの育て方・栽培方法!種まきから開花までの管理のコツは?

スイートピーは、春先から秋ごろまで長く楽しめます。美しく香りがよく、花束の花材としても人気です。この記事では「スイートピーの育て方がわからない」という方に向け、詳しい育て方をお伝えします。育て方のポイントを押さえて、上手にスイートピーを咲かせましょう。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.スイートピーはどんな花?
  3. 3.スイートピーの育て方
  4. 4.スイートピーの病害虫対策
  5. 5.まとめ

育て方③水やり

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スイートピーは多湿を嫌うため、春以外は少し乾燥気味に育てます。したがって、こまめな水やりは不要です。土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。春はスイートピーの成長期のため、この時期はしっかり水やりをします。スイートピーは、深く真っ直ぐ下に伸びる根を張っているため、根っこ先に届けるような気持ちで与えるとよいでしょう。

育て方④つるの誘引

スイートピーには、毎日つるが伸びて成長していく性質があります。つるの成長を助けるために、支柱やあんどん、フェンスといったスイートピーの支えになるものが近くにあれば快適な環境といえるでしょう。ビニール紐などを使って、巻き付けたいものまで誘引してあげてください。つるが巻き付けば風通しもよくなり、ぐんぐん成長していくでしょう。

育て方④肥料や追肥

スイートピーを育てる土は、水はけの良い弱酸性(pH6.5)が理想です。地植え栽培なら、苦土石灰や堆肥をあらかじめ混ぜておきましょう。腐葉土2、赤玉土8の割合で混ぜた土がおすすめです。肥料は、チッ素が少なくリン酸は多めがよいでしょう。使用する肥料の量は、通常の草花に使用する量の半分くらいです。追肥は3月に1回化成肥料を、記載された容量を守って施します。開花後は2週間に1回ほど、薄めた液体肥料を与えましょう。

育て方⑤花がら摘みや摘心

適切な手入れをすれば、スイートピーの花数の増やせます。増やし方のコツの1つが摘心です。スイートピーの草丈が20cmがらくらいの高さになったら、伸びているつるの先をを摘み取り、脇芽を伸ばしましょう。また、咲き終わった花がらをこまめに摘み取るのも花数を増やす方法です。花が咲き終わったら、花びらの付け根のところで折り取っておきましょう。

スイートピーの病害虫対策

主な害虫

スイートピーの主な害虫はアブラムシ、ダニ、イモムシなどです。アブラムシやダニなどは見つけ次第駆除しておきましょう。駆除には、薬剤散布がおすすめです。鉢植えなら害虫がついているものは早めに置き場所を移動させましょう。

主な病気

スイートピーの主な病気は、うどんこ病です。暖かく雨が多い時期に多発します。殺虫剤などの薬剤散布が効果的ですが、薬剤が直接蕾や花にかかると花色が変色してしまう可能性があります。薬剤を散布するときは留意してください。

まとめ

スイートピーは、ポイントを押さえて育てれば元気に育ちます。また、摘心や花がら摘みで花数を増やせば、さらに美しさを楽しめるでしょう。寄せ植えの主役にするのもよいですね。育てて切り花にし、ピンクや黄色など色とりどりのスイトピーの花束をつくっても素敵です。さまざまなアレンジ方法がある美しいスイトピーを、ぜひ育ててみましょう。

nahinamuta
ライター

nahinamuta

毎日、庭の野菜や鉢植えの植木や花の水やりや手入れをするのが日課です。季節の移り変わりが楽しみです。宜しくお願いします。

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