プリムラジュリアンの種類・品種
プリムラジュリアン・キャンディ
プリムラジュリアン・キャンディは、厚めの花びらが特徴的な品種です。このため他の品種と比べると、花が傷みにくいという利点があります。株は小さいですが、花の大きさは4cm前後と、小柄ですが目立つ花姿をしていることも大きな特徴です。花色も非常に豊富で、単色のほかにも「バイカラー」と呼ばれる、花の中心部から外側にかけてグラデーションがかかっている品種もあります。
ピーチフロマージュ
ピーチフロマージュは「スイーツシリーズ」と呼ばれているプリムラジュリアンの品種群の1つです。現在7種類が展開しており、それぞれにスイーツの名前がついています。ピーチフロマージュという名前が示すように、桃を思わせるピンク~アプリコット色の微妙な色合いが大きな特徴の品種です。この色合いは環境によって変化します。また、香りがあるのもこの種の大きな特徴です。
ザッハトルテ
ピーチフロマージュと同じく「スイーツシリーズ」の1つです。チョコレートケーキの代表格である「ザッハトルテ」の名前が示すように、こっくりとした濃いチョコレート色が目をひきます。豪華な八重咲きもあって、ほかの品種にはない大人びた雰囲気が魅力です。とても目立つ品種で、寄せ植えでも上手に活用すると、個性的な作品ができあがるでしょう。
ちなみにチョコレートケーキのザッハトルテは、1832年にオーストリアの料理人フランツ・ザッハーが考案したんだよ。
プリムラジュリアンの花言葉
花言葉の由来は開花時期
プリムラジュリアンの花言葉は「青春の喜びと悲しみ」です。これはプリムラジュリアンの開花時期に由来しています。プリムラジュリアンは11月、12月と寒さが厳しくなっていく時期に花が咲き、4月、5月という暖かい時期に花を終えます。暑い夏が来る前に枯れてしまうことを、多くの喜びと悲しみを経験する青春にたとえたのです。
プリムラジュリアンの花言葉まとめ
- プリムラジュリアンの花言葉:「青春の喜びと悲しみ」
- プリムラジュリアンの色別の花言葉はなし
プリムラの種類別の花言葉
プリムラ全般の花言葉
プリムラジュリアンはプリムラ種の1つです。プリムラは非常に種類が多い植物であり、全般の花言葉や種類別の花言葉が存在します。プリムラの全般の花言葉は「青春の始まりと悲しみ」「青春の恋」です。「青春の始まりと悲しみ」は、プリムラが冬の寒い時期に咲き、夏を前に枯れてしまうことを、青春という特別な時期にたとえました。「青春の恋」の由来も同じです。
プリムラポリアンサの花言葉
プリムラポリアンサはプリムラジュリアンの交配親にもなった品種です。「富の誇り」と「無言の愛」という花言葉があります。「富の誇り」はポリアンサが鮮やかな花をたくさん咲かせる様子を、たくさんの物を所有する富にたとえたものです。
プリムラの種類別の花言葉まとめ
- プリムラ全般の花言葉:「青春の始まりと悲しみ」「青春の恋」
- プリムラポリアンサの花言葉:「富の誇り」「無言の愛」
まとめ
冬の貴重な彩りであるプリムラジュリアンは、花色も咲き方も豊富で、好みに合った品種が選べる点でも、とてもありがたい花です。好みの品種を選んで、冬の庭を素敵に演出してみましょう。
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ピーチフロマージュを複数まとめて植えると、色合いの微妙な違いを楽しめますよ。