繁殖力の強いミントの注意点
ミントは地植えでも育てられます。しかし、ガーデニングで地植えする場合はある危険が潜んでいます。それはミントの繁殖力です。ミントは管理を怠るとあっという間に増えてしまうほどの危険な繁殖力だといわれています。そのため、可能であれば地植えではなくプランターなどで育てるのがおすすめです。
ミントの繁殖力
ミントは、とても繁殖力が強いことで知られています。地植えでも、プランターでも育てられますが、環境があうと、駆除が難しくなるくらい増えてしまうのです。とにかくミントは再生力・生命力が繁殖力が強く、とんでもない勢いで増殖していくので地植えにするのは危険な場合があります。
ミントの危険な繁殖方法
ミントの繁殖は3つの方法があります。それは、ランナーで増える、零れ種で増える、地下茎で増えるです。この3つの方法で増えていくため、ミントは繁殖力・生命力・再生力が凄いといわれています。
危険な繁殖力①地下茎で増殖
ミントは、土の中に地下茎や根が張り巡らさせています。この地下茎や根が少しでも残っていると、ミントはあっという間に増えてしまいます。もし、増えてしまったミントを駆除したいと思い、引っこ抜いてもなくなったのは地上部だけで地下で残っていることがほとんどです。そのため、ガーデニングで庭などに地植えしたときにはきちんとした管理を行わなければミントが増殖してしまうという危険があります。
危険な繁殖力②零れ種で増殖
ミントは7月~10月に花を付けます。その後、秋になると種が熟し、この種が地上に落ちるとそのままミントが芽吹いてしまいます。そのため、花を楽しむのでなければミントの花が咲く前に切り戻しをするのがおすすめです。そうすれば、零れ種での増殖は防げます。
危険は繁殖力③ランナーで増殖
ランナーとは、匍匐茎と呼ばれるつるのことです。ミントは、地上部でこのランナーと伸ばしていきます。ランナーは一見すると、普通のつるのようですがランナーは地面に触れると根をのばし、根ずくことがあるのです。根ずくと新しい株となり、ミントの増殖の危険にもつながります。そのため、ランナーが伸びているのを見つけたら切るようにしましょう。
地植えではなくプランターか鉢植えで育てる
地植えでミントを育ててしまうと、あっという間に庭をミントに奪われてしまいます。そのため、ミントを育てるときはプランターか鉢植えで育てましょう。ただし、注意しなければいけいことがあります。それは、ミントが植えられている鉢植えやプランターを地面にそのまま直置きしないことです。直置きしてしまうと、根が伸びてしまい、鉢から逃げ出し増殖することがあります。
他の植物とは植えてはいけない
地植えでは、さまざまな方法でミントが増えてしまう危険性があります。ミントは生命力も再生力も高いので、ガーデニングで他の植物を育てていた場合、増えすぎてしまうと他の植物の栄養素を奪ってしまうので、他の植物が生育不良に陥ることがあるのです。そのためミントは同じ種類だけで鉢植えにするようにしましょう。
まとめ
ミントは、地植えでをすると庭をミントに奪われる可能性があります。しかし、しっかりと管理をしプランターや鉢植えで栽培すればミントを楽しめます。栽培自体は難しくありませんので、安心して他の植物を守るためにも、しっかりとミントの管理を行いましょうね!