父の日といえば黄色い花？父親へのギフトにおすすめの花を5つ紹介！

父の日にプレゼントする花は、黄色いバラが定番とされています。しかし、必ずしも黄色いバラを贈る必要はありません。バラよりも好きな花がほかにある方や、華やかな花束を好まないという方もいるでしょう。また花言葉を重視した花束のプレゼントもよいアイデアです。ポジティブな意味の花言葉を持つ花の花束ならば、好印象のプレゼントになりますよ。

花言葉にはポジティブな意味のものもあれば、ネガティブな意味の花言葉もあります。両方の意味の花言葉がある花も珍しくありません。この場合は、相手に贈りたい花言葉をメッセージカードに書いて花と一緒に贈りましょう。ほかの花と組み合わせた花束で贈るのもおすすめです。

日本では父の日のイメージカラーの黄色が定番ですが、花束にしてプレゼントするなら、ほかの色の花を組み合わせるのもよいでしょう。人気の高い組み合わせは黄色と白です。黄色はほかの色と合わせにくい色ですが、白はどのような色にも合わせやすいためおすすめです。

バラの花言葉は非常に多いです。全般の花言葉や色別の花言葉だけではなく、つぼみや花束の本数によっても花言葉の意味が変わります。全般の花言葉は「美」「愛」、赤が「あなたを愛しています」「情熱」「熱烈な恋」、白が「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」、黄色が「嫉妬」「友情」「愛情の薄らぎ」です。

父の日のイメージカラーである黄色い花の代表格といえば、ひまわりでしょう。実際に父の日のプレゼントとして人気の高い花です。バラほどの派手さがなく親しみやすいイメージが強いことも、華美な花を好まない男性に人気がある理由といわれています。ひまわりというと大きくて背が高い花というイメージが強いですが、近年では鉢植えや花束にしやすいミニ品種も作出されています。

ひまわりの全般の花言葉は「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」「偽りの富」です。このほかにも色別や花の大きさによる花言葉があります。白いひまわりが「程よき恋愛」、赤・紫系のひまわりが「悲哀」、大輪のひまわりが「偽りの愛」「偽金持ち」、小輪のひまわりが「光輝」「愛慕」です。

ガーベラは愛らしい花姿と豊富な色数、さらに一年中手に入りやすいことからプレゼントやイベントの装飾として人気が高い花です。父の日のプレゼントとしても高い人気を誇ります。色数が豊富なため、ガーベラだけでもセンスよくまとまりますよ。かすみ草のような小花と組み合わせれば、さらに豪華な花束に仕上がるでしょう。

ガーベラの全般の花言葉は「希望」「常に前進」です。色別では赤いガーベラが「神秘」、白いガーベラが「希望」「律儀」、ピンクのガーベラが「感謝」「崇高美」、黄色いガーベラが「究極美」「究極愛」「親しみやすい」、オレンジのガーベラが「冒険心」「我慢強さ」と、ポジティブな意味の花言葉がそろっています。

ユリは気品に満ちた花姿と強い芳香が人気です。高級感あふれるユリの花束は、昔から祝い事によく利用されてきました。また、ユリには「威厳」という父の日にピッタリな花言葉もあります。強い香りが苦手な場合は、スカシユリなどの香りが控えめな品種を選びましょう。

ユリの全般の花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」です。色別の花言葉もあります。白いユリの花言葉は「純潔」「威厳」、赤・ピンクのユリの花言葉は「虚栄心」、黄色いユリの花言葉は「偽り」「陽気」、オレンジのユリの花言葉は「華麗」「愉快」「軽率」です。

名前が示すように蝶が舞っているような優美な花姿の胡蝶蘭は、父の日だけではなく祝い事に好んで利用される花です。白やピンクが一般的ですが、父の日のイメージカラーである黄色、そのほかにも青、紫といったシックな花色の品種もあります。落ち着いた印象の方へのプレゼントに適していますよ。

胡蝶蘭の全般の花言葉は「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」です。「幸福が飛んでくる」は、蝶々に似た花姿から生まれました。色別の花言葉として、白い胡蝶蘭には「清純」、ピンクの胡蝶蘭には「あなたを愛しています」という花言葉がつけられています。

日頃はなかなか言えない感謝の気持ちを素直に伝えられるのが、一年に一度の父の日です。定番の黄色いバラだけでなく、素敵な黄色の花はたくさんあります。父親の大好きな花があるならば、それを贈るのもよいですね。喜ぶ顔を想像しながら、素敵な花束を贈りましょう。