ルイボスティーのおいしい煮出し方をご紹介しましょう。苦みを抑えてまろやかな甘みを引き出す煮出し方です。お湯を注ぐだけでもハーブティーとして楽しめますが、ルイボスの栄養成分をしっかり抽出したいなら、この煮出し方をおすすめします。また、ルイボスティーは水出しでもおいしく入れられますが、その場合は水出し用の茶葉を選んでください。
煮出し方
材料
- 水…1L
- ルイボスティー…約5g
入れ方
- やかんにお湯をわかし、沸騰したら茶葉を加え、ふたをして弱火で約10分煮出します。
ルイボスティーの保存方法
茶葉の上手な保存方法のポイントは、直射日光と湿気を避け、涼しい場所で保存することです。空気に触れないように密封保存することも忘れないでください。お茶として入れた後は冷蔵庫で保存し、3日程度で飲み切るようにしましょう。
ルイボスティーの成分と効果
「奇跡のお茶」とも呼ばれ、紅茶のように赤い色が特徴のルイボスティーにはどのような成分が含まれているのでしょうか。またルイボスティーが紅茶の代用品として選ばれる理由は何なのでしょうか。体への効果はもちろんのこと、肌への効果も見逃せませんよ。
体にうれしい成分
ルイボスティーの体にうれしい栄養成分の代表はフラボノイドとミネラルです。この2つの栄養成分の特徴と効能をみていきましょう。花粉症やアトピー性皮膚炎など、現代ならではの悩みを抱える人にとっては注目の効果です。
フラボノイド
ルイボスティーには、ポリフェノールの一種であるフラボノイドが豊富に含まれます。脂質、糖質の代謝を高めるほか、血流を改善し、基礎体温の上昇を助ける効果があるといわれ、冷え性にお悩みの方にもうれしい成分なのです。また、フラボノイドには活性酸素を除去し、老化を防ぎ、アレルギー反応を抑えてくれる作用があるとされています。
ミネラル
鉄分、マグネシウム、カルシウム、カリウム、マンガン、亜鉛、銅などのミネラルが豊富なことがルイボスティーの成分の特徴です。手軽にビタミンやミネラル補給ができるので、男女年齢問わずルイボスティーは健康維持のためにおすすめの飲み物なのです。
カフェインレス
ルイボスティーがカフェインレスであることが、妊娠中、授乳中のお母さん、また赤ちゃんにも安全な飲み物といわれる大きな理由です。カロリーも低く、紅茶や緑茶に比べタンニンの量も1/3以下なので苦みが少なく、小さなお子さんでもおいしく飲めるという点もうれしいですね。
体への効果
代謝アップによるダイエット効果、利尿作用によるむくみの解消、整腸作用による便秘解消の効果が期待されます。そのほか、リラックス作用が大きく、体をあたためて快眠に導いてくれる作用があるとされています。睡眠の質を高めたいなら、ぜひ試してみたいのが寝る前のお茶です。寝る1時間ほど前に飲むと効果的です。
肌への効果
ルイボスティーは強い抗酸化力のほか、抗アレルギー、抗炎症作用があるといわれています。お茶以外にもアフリカでは伝統的な入浴剤として使われていますし、ルイボスは化粧品原料としても使用されているのです。毛細血管の機能回線による皮膚のやわらかさや乾燥を防ぐ効果が期待されているので、ルイボスの化粧品を見つけたら試してみるのもよいですね。
まとめ
カフェインゼロで気軽にミネラル補給ができる、しかもおいしいルイボスティー、そしてとても貴重な植物ルイボスについてご紹介しました。寝る前のリラックスタイムにぜひお試しください。
出典:写真AC