釈迦頭(シャカトウ)とは?どんなフルーツ?その特徴や食べ方を紹介!

釈迦頭(シャカトウ)とは?どんなフルーツ?その特徴や食べ方を紹介!

近年、台湾や中国などで人気の南国フルーツである釈迦頭(シャカトウ)をご存じですか?強い甘みとさわやかな香りが特徴で、日本への流通量も少しずつ増えてきています。今回はそんな釈迦頭について、特徴や食べ方を学びましょう。そのほかの南国フルーツも、あわせてご紹介!

記事の目次

  1. 1.釈迦頭(シャカトウ)とは
  2. 2.釈迦頭の特徴
  3. 3.釈迦頭の食べ方
  4. 4.そのほかの南国フルーツ
  5. 5.まとめ

釈迦頭の食べ方

釈迦頭の食べ方について、おいしいものの見極め方や、家での保存方法と併せてご紹介します。釈迦頭は実はビタミンやミネラルが豊富に含まれた果物で、特にビタミンCはリンゴの40倍ともいわれています。免疫力向上や、美容への効果も期待できるのが嬉しいですね。パッションフルーツやパイナップルのような、いかにも南国風の香りがさわやかです。

おいしい釈迦頭の選び方

釈迦頭の収穫期は9月~10月ごろです。店頭で選ぶときには皮が黄緑色をしていてハリがあり、ふっくらと丸い形のものを探しましょう。もっとも、流通量が少ないので、比べられるほどたくさんは並んでいないかもしれませんね。買ったあとすぐに食べる予定なら、皮が少し黒ずんでいるものでも大丈夫です。黒っぽく変色しているのは、熟してきているサインです。

保存方法

熟しきっていない釈迦頭を買ってきた場合は、冷蔵庫には入れません。20度~25度くらいの常温に置き、数日間追熟させましょう。皮がやわらかくなって、甘い香りがしてくれば食べごろです。完熟すると、自然に皮が割れてくる場合もあります。熟したものは、食べる直前に数時間冷やすとよりおいしいですよ。

食べ方は大きく分けて2種類

熟した釈迦頭はでこぼこした皮を一房ずつはがせます。その一房にかぶりつくか、半分に割ってスプーンで果実をすくって食べるかの2種類の方法が一般的です。包丁でカットするときは、半分または4分の1にカットして、種の部分をよけて食べます。基本的には生のまま食べることが多いですが、それ以外にもシャーベットやアイスクリームの原料にしたり、ジャムやクリームにしてケーキやクッキーに混ぜたりといった食べ方もあります。

そのほかの南国フルーツ

釈迦頭のような南国フルーツが好きなら、以下の果物もおすすめです。釈迦頭よりも流通量が多く、日本でも気軽に食べられるものもたくさんありますよ。

マンゴー

今やすっかりメジャーとなったマンゴーは、7月上旬~8月上旬に収穫されます。とろりとした食感と強い甘みが特徴で、生で食べてもおいしいですし、台湾かき氷やジャム、ドライフルーツ、アイスクリームのような加工品も大人気です。皮にハリとツヤがあって、オレンジ色があざやかなものを選ぶとよいでしょう。

スターフルーツ

カットした断面が星の形に見えるので、スターフルーツという名前がつけられました。みずみずしさと甘酸っぱさが売りで、サクサクとした少しめずらしい食感を持っています。皮をむかないで食べられるので、サラダやヨーグルト、フルーツ盛り合わせなどに便利です。形がかわいらしいので、シンプルなサラダもパッと華やかになりますよ。砂糖漬けやピクルスにしてもおいしいのでおすすめです。

ライチ

6月~7月、夏の入りに収穫されるライチも、南国フルーツの中ではメジャーな果物ですね。かの楊貴妃が愛したという逸話でも有名で、日本でも江戸時代末期という古くから親しまれています。皮についているトゲが鋭いものが食べごろのサインです。生で食べるのはもちろん、リキュールやスムージーの材料としても多用されています。

ボタ爺

ボタ爺

どのフルーツもおいしそうじゃのう。

ボタニ子

ボタニ子

おすすめ南国フルーツ、まだまだ続くよ!

パイナップル

南国フルーツであることを忘れてしまうくらい、日本の食卓でも定番となっているのがパイナップルです。酢豚やサラダなど、お料理の具材としても使われますね。実の部分が下膨れして、ずしっと重みを感じるものが甘くておいしいパイナップルです。生で食べてもさわやかな甘みが楽しめますし、缶詰やゼリーの具材としても人気です。ひとくち大にカットして冷凍させれば、シャーベットのような食感になりますよ。

ドリアン

フルーツの王さまという異名と、野菜が腐ったような悪臭で知られるドリアンは、世界的にも好き嫌いが分かれているちょっとハードルの高い南国フルーツです。殻をむいて果実を食べるのが一般的ですが、中国や東南アジアではクリーム状に加工してパイ生地に挟む食べ方も人気があります。

マンゴスチン

フルーツの王さまがドリアンなら、「フルーツの女王さま」と呼ばれているのがこのマンゴスチンです。パイナップル、チェリモヤと並ぶ世界三大美果とされ、特に東南アジアで古くから愛されています。サイズが大きなものの方が、中の実も大きいのでお買い得です。生で食べるのが一般的ですが、日本ではあまり流通量が多くないので、ゼリーや缶詰の様な加工品の方が手に入れやすいといえます。

まとめ

クリーム状の果肉と南国フルーツらしい甘みがやみつきになると話題の釈迦頭について、特徴や食べ方をご紹介しました。旅行先で見かけたときには、ぜひ南国の味を体験してみてくださいね。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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