モンキーバナナの概要
モンキーバナナとは、簡単にいえば小さいバナナの1品種です。おもにフィリピンで生産されています。店頭や通販サイトでは「セニョリータ」「ベイビースウィート」などという名前で販売されていることがあります。小さいため楽に食べきれるのが大きな特徴でしょう。特に生産地のフィリピンでは、おやつとして食べられることが多いです。
セニョリータバナナとは?
モンキーバナナの別名
「セニョリータバナナ」とは、モンキーバナナの別名です。本来は小さいバナナの食用種「レディ・フィンガー」の通称として使用されています。「レディ・フィンガー」のフィリピン産を「セニョリータ」、エクアドル産を「オリート」と呼んで区別していました。日本はバナナのほとんどをフィリピンから輸入しています。そのため「セニョリータバナナ」という名前で流通することが多いです。
ちなみにモンキーバナナは、フィリピンでは「イナルニバ」と呼ばれているんですよ。
モンキーバナナの特徴
特徴①小さいバナナ
モンキーバナナの特徴は、何といっても小さいバナナであることです。日本でもっとも多く流通しているバナナ「キャベンディッシュ」のサイズは約15cm~17cmですが、モンキーバナナは約7cm~9cmくらいしかありません。重さもキャベンディッシュ種の約1/3ほどです。このため「楽に食べきれる」「持ち運びしやすい」という利点があります。
これらの利点から、モンキーバナナはピクニックのデザートとしてもよく利用されているんだよ。
特徴②おやつ感覚で食べられる
モンキーバナナは小さいうえに皮が薄く果肉が柔らかいため、とても食べやすいです。甘味そのものは普通のバナナとあまり変わりませんが、酸味が少なく甘さが強く感じられます。これらの特徴から、おやつ感覚で食べられますよ。3時のおやつはもちろん、食後のデザートにもピッタリです。
特徴③観葉植物にもなる
モンキーバナナは家庭でも栽培可能な植物です。サイズが小さいため、鉢植えでも栽培できますよ。大きな葉をたくさん茂らせるため、トロピカルな雰囲気の観葉植物としても楽しめます。自家結実性の植物で、用意する苗木も1本でOKです。しかも木が若いうちから実をつけるため、2年もすれば収穫する楽しみも味わえます。
モンキーバナナの苗木は、園芸店やネット通販で購入できます。店によっては扱っていない場合があるので、ネット通販での購入がおすすめです。
モンキーバナナの苗木は、個体差はあるけど約2年~3年で実をつけるようになるんだ。だからギフト品としても人気なんだよ。
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出典:写真AC