野菜の簡単・人気おつまみレシピ⑤
細ネギのサラダ
焼肉屋さんなどに行くと人気サイドメニューの1つであるネギサラダも簡単に作ることができます。シラスや大根の千切りなどと合わせればボリュームアップもあっという間です。ネギの辛味が口の中をさっぱりさせてくれるので、脂っこいおつまみのそばにあると嬉しい1品です。ネギの辛味を存分に楽しみたい方はビールやハイボールなどの炭酸系とあわせると刺激いっぱいになりますよ。
材料と簡単な作り方
材料
- 細ネギ…1束
- 塩…適量
- ごま油…大さじ1~2
- 韓国のり…1~2枚
- いりごま…小さじ2
- 細ネギを5㎝幅に切り分ける。
- 切った細ネギをボールに移し、塩をまぶして30分ほど置く。
- ごま油をまぶし、お皿に盛った後にちぎった韓国のり、いりごまをまぶして完成。
細ネギに含まれる栄養
ネギといえばあの独特の香りが大きな特徴の1つです。このレシピもそのネギの香りと辛味が最大限に引き出されているといえるでしょう。そのネギの香りの成分が「アリシン」と呼ばれるもので、ビタミンB1、ビタミンB2の吸収率をアップさせる働きがあるといわれています。ビタミンB1、ビタミンB2は動物性タンパク質に多く含まれるミネラルなので、お肉のおつまみと合わせてこのネギサラダを食べれば、健康によい栄養を効率よく摂取できておすすめです。
ボタニ子
野菜の簡単・人気おつまみレシピ⑥
季節の野菜の揚げびたし
ナスやししとう、かぼちゃなど色の濃い野菜が冷蔵庫に余っているときはこちらの揚げびたしがおすすめです。ナスのナスニン、かぼちゃのβカロテンなどはすべてカロテノイドの仲間。カロテノイドは、油と一緒に摂取すると体に効率よく吸収されることがわかっています。油で揚げる工程が入る揚げびたしはまさにぴったりの調理方法です。定番の和食料理ともいえる揚げびたしには日本酒や焼酎がおすすめです。
材料と簡単な作り方
材料
- ナス…1本
- ししとう…5本程度
- かぼちゃ…1/4個
- めんつゆ(4倍希釈)…50ml
- お湯…150~200ml
- ししとうは爪楊枝で穴を何か所か開けておく。
- ナスはヘタを取り、適当な大きさに切り分ける。
- かぼちゃは火が通りやすいように1cm程度の厚さにスライスする。
- 170℃に熱した油で野菜をあげる。油がはねないように野菜の水分はあらかじめキッチンペーパーで拭き取っておくこと。
- 保存容器にめんつゆ、お湯を注ぎ味を調整しておく。作り置きを想定している場合は保存容器に入れた後、電子レンジ加熱しておきましょう。
- 揚がった野菜をバットにあけて油を切り、めんつゆの入った保存容器に入れて味がしみこめば完成。
かぼちゃに含まれる栄養
β-カロテンには、ビタミンAの作用をするという働きのほかに、有害な活性酸素から体を守る抗酸化作用や、免疫を増強する働きがあることがわかってきています。
また、β-カロテン自体がどれだけ役立っているかははっきりしないものの、β-カロテンが豊富な野菜や果物を十分に摂取することによって、心疾患やある種のがんのリスクが低減することも示されています。
まとめ
材料が少なく、料理方法も簡単なレシピを中心にご紹介しました。どれも野菜本来の栄養素が生かされたおいしいおつまみレシピです。お肉中心の食生活を送っている方はぜひこういった野菜のおつまみも取り入れて、健康に優しい食卓にしてみてくださいね。肉っ気がどうしても欲しい方は、チーズやオリーブオイルなどをうまく組み合わせると満足度がアップしますよ。
アリシンについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。