フトモモ科の植物一覧!葉や実の特徴や、開花時期などの基本情報を紹介!

フトモモ科の植物一覧!葉や実の特徴や、開花時期などの基本情報を紹介!

「フトモモ科」といえばどんな植物を思い浮かべますか?「グアバ」や「ユーカリ」と聞くと、馴染みのある方も多い植物ではないでしょうか。この記事では、聞き馴染みのある種からはじめて聞く種まで、フトモモ科の植物を10種に分けてご紹介していきます!

記事の目次

  1. 1.フトモモ科とは
  2. 2.フトモモ科の植物:①グアバ
  3. 3.フトモモ科の植物:②ユーカリ
  4. 4.フトモモ科の植物:③ロフォミルタス
  5. 5.フトモモ科の植物:④アゴニス
  6. 6.フトモモ科の植物:⑤ワックスフラワー
  7. 7.フトモモ科の植物:⑥フトモモ
  8. 8.フトモモ科の植物:⑦ブラシノキ
  9. 9.フトモモ科の植物:⑧ギンバイカ
  10. 10.フトモモ科の植物:⑨ギョリュウバイ
  11. 11.フトモモ科の植物:⑩フェイジョア
  12. 12.まとめ

フトモモ科の植物:⑧ギンバイカ

ギンバイカの基本情報

学名 Myrtus communis
分類 フトモモ科ギンバイカ属
形態 常緑性低木
原産地 地中海沿岸〜ヨーロッパ南西部
分布 地中海沿岸〜ヨーロッパ南西部
開花期 5〜6月

ギンバイカの特徴

ギンバイカは地中海沿岸部が原産地の常緑性低木です。ハーブの「マートル」を知っている方も多いのではないでしょうか?葉は、ユーカリに似た強めの香りがします。また、ほのかな香りがする白い可愛らしい花を咲かせるのが特徴です。秋に熟す黒っぽい果実は食べられます。

フトモモ科の植物:⑨ギョリュウバイ

ギョリュウバイの基本情報

学名 Leptospermum scoparium
分類 フトモモ科レプトスペルマム属
形態 常緑性低木
原産地 オーストラリア・ニュージーランド
分布 オーストラリア・ニュージーランド・東アジア
開花期 11月〜6月

ギョリュウバイの特徴

ギョリュウバイはオーストラリア、ニュージーランドが原産地の常緑性低木です。赤色やピンク、白色の可愛らしい小花をたくさん咲かせるのが特徴です。また、梅のような花姿が名前の由来ともいわれていますよ。花期が長く、秋冬にも花を見られる貴重な種です。葉は細く尖っているのが特徴です。

ギョリュウバイの仲間

レモンティーツリー

ギョリュウバイの仲間であるレモンティーツリーは、白い可愛らしい小花を咲かせます。名前の通りレモンのような強い香りが特徴です。葉には殺菌力があるため、虫除けなどに効果的な種でもあります。

フトモモ科の植物:⑩フェイジョア

フェイジョアの基本情報

Photo byNicholas_Demetriades

学名 Acca sellowiana
分類 フトモモ科アッカ属
形態 常緑性中高木
原産地 ブラジル・アルゼンチン
分布 ブラジル・アルゼンチン・パラグアイ
開花期 5月〜6月
収穫期 10月〜12月

フェイジョアの特徴

フェイジョアはブラジル、アルゼンチンを原産地とする常緑性中高木です。花姿には2つの特徴があります。1つは花びらがピンク色をしており、肉厚でふっくらしていることです。そして、2つめは赤く尖った雄しべを囲むようにして花びらが空の方を向いていることです。葉は表は緑、裏は白色のため、変化を楽しめますよ。また果実は芳香があり、甘酸っぱいのが特徴です。

ボタ爺

ボタ爺

実はフェイジョアは果実だけでなく、花も食べることができるんじゃ!甘くて美味しいからおすすめじゃぞ。

フェイジョアの仲間

フェイジョアマンモス

フェイジョアマンモスは果実が特に大きく、よい香りのする種です。またユーカリに似た葉の姿も特徴のひとつです。

まとめ

出典:写真AC

フトモモ科の植物をご紹介しました。花や葉、果実は似たような部分もありますが、同じフトモモ科といっても、姿が随分違うことがわかりますよね!どの種もぜひお目にかかりたいものばかりではないでしょうか?ぜひ、ひとつでも多くのフトモモ科の植物を探してみてくださいね。

kinaco06
ライター

kinaco06

自然散策、植物、食べることが好きです。

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