茎レタスを上手に保存する方法とは
最近は、栽培地を中心に季節になると出回る様になった茎レタスですが、前述の通り元々長期の保存に絶えられない性質の野菜であった事から、なかなか食卓に上らないのが現状です。それが仇となって、保存法についても研究が進んで来ませんでした。しかし、最近になって少しずつ生の状態の茎レタスを保存する方法が考えだされて来ています。では、主な茎レタスの保存法についてご紹介しましょう。
中国では大半が乾燥して保存
茎レタスの本場中国では、生で収穫した茎レタスの半分以上が乾燥させて「保存食」として利用しています。寒さや乾燥ため野菜の栽培が難しい地域で利用され、利用するたび水で戻して料理するのが一般的と言われます。旬を迎える夏から秋にかけては、生の茎レタスが中国全土に広く出回りますが、中国の人達にとっては「茎レタスは乾燥もの」が当たり前とされています。
生で保存する場合
生の茎レタスの保存法は、本場中国でも今もって確立されていないのが現状です。多くのサイトで見る限り「2~3日中で使い切りましょう」の言葉が乱立し「そうでなければ使い物にならないのか」と印象を持たれます。しかしよく読んでみると「条件が合えば一週間は保存可能」という表記も目にします。
冷やす&湿らすが生で保存するポイント
まとめ
山クラゲの正体…茎レタスについてまとめて来ましたがいかがでしょうか。残念ながら消費量がまだまだ少ない事と生で保存流通させる技術が確立されていないため、国内で生の茎レタスが当たり前の様に日本の食卓に登場するのは、まだまだ先と言われています。しかし中国では、清王朝の歴代皇帝が皇帝菜と呼びこぞって食べたように、健康と美容に効果的で肉料理の相棒と名高い茎レタスが生で出回る様になれば、今後日本で間違いなく人気の野菜として定着するでしょう。
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生の茎レタス保存で最も忘れて行けない事は「冷蔵」「湿らす」「一週間が限度」だそうです。茎レタスは、葉物野菜に分類されるため「『冷たく保存でき』『常に湿気がある』のが、保存に適した場所」だと言われます。現在、栽培地区のJAを中心に真空状態で保存する方法も研究されているそうで、一週間以上生の茎レタスが保存出来る技術が近い将来確立される可能性も出て来ています。