千成瓢箪とは?秀吉の馬印としての概要と収穫までの栽培方法をご紹介!

千成瓢箪とは?秀吉の馬印としての概要と収穫までの栽培方法をご紹介!

千成瓢箪は瓢箪の一種で、小さめの果実をたくさんつけるのが特徴の野菜です。プランター栽培でグリーンカーテン作りにも利用されています。一方、歴史では豊臣秀吉の馬印として有名です。この記事では千成瓢箪が馬印とされた理由や、野菜としての特徴や栽培のコツを紹介します。

記事の目次

  1. 1.千成瓢箪(せんなりひょうたん)の概要
  2. 2.馬印(うまじるし)とは
  3. 3.馬印と旗指物との違い
  4. 4.馬印(うまじるし)の千成瓢箪
  5. 5.野菜の千成瓢箪
  6. 6.千成瓢箪の特徴
  7. 7.千成瓢箪の育て方
  8. 8.まとめ

千成瓢箪(せんなりひょうたん)の概要

Photo by yto

千成瓢箪(せんなりひょうたん)は、もともとは野菜の瓢箪(ひょうたん)の一種類を指すものです。果実は長さ約3cm~8cmと、瓢箪の種類のなかでは小さいですが、たくさんの果実をつけます。「せんなりひさご」とも呼ばれています。織田信長、徳川家康と共に「戦国の三傑」と称される戦国の雄・豊臣秀吉が、自分の馬印(うまじるし)にしていたことでも有名ですね。

馬印(うまじるし)とは

戦国時代に用いられたアイテム

馬印は、簡単にいうと戦国時代の戦場で用いられてきたアイテムです。武将が自分の所在を示す目印として、長柄にとりつけ自分の馬や本陣などに設置していました。用途ゆえ、派手で個性的なものが多いのが大きな特徴といえるでしょう。その馬印のなかでも、豊臣秀吉の千成瓢箪は有名です。

もともと戦国武将たちは、自分の所在を示すのに、旗や幟(のぼり)に独自のデザインを施したものを使用していたんだ。

やがて旗以外の素材を用いるようになった結果、馬印が生まれたといわれています。

旗印と馬印の違い

旗を用いた目印を「旗印」、旗以外の素材を用いた目印を「馬印」と呼ぶのが一般的です。さらに後の時代では、馬印を「大馬印」と「小馬印」の2種類にわけて使用するようになりました。

馬印と旗指物との違い

旗指物とは?

出典:写真AC

旗指物(はたさしもの)は、戦国時代の戦場で目印として使用された点は馬印と同じものです。ただし、形状や目印としての役目に違いが見られます。馬印がさまざまな素材で作られた個性的なものが多いのに対して、旗指物は小旗がほとんどです。また、馬印は派手なデザインで武威を誇示する役目を担い、旗指物は、個々の武士の位置や所属する部隊の目印として用いられていました。

戦場の目印という点は同じですが、馬印は自分や軍の武威を示すシンボル、旗指物は敵味方の識別と、少し違う役目を担っていました。

役目上、旗指物は軍に所属する武士なら誰でも持てるけど、馬印はそれなりの地位を得ている武将じゃないと持てなかったんだ。

旗指物が馬印になる場合がある

馬印は、それなりの地位を持つ人物しか所有できません。このため、上司が部下への褒美として馬印を与えることもありました。後述しますが、豊臣秀吉の馬印である千成瓢箪も、織田信長から褒美として与えられたという逸話があります。また、戦国時代の武士のなかには、出世して馬印を持てる身分になっても、旗指物をそのまま馬印に用いていたという例も存在しています。

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馬印(うまじるし)の千成瓢箪

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