マーガレットの育て方!枯らさず大きな花を咲かせる管理のコツを紹介!

マーガレットの育て方!枯らさず大きな花を咲かせる管理のコツを紹介!

マーガレットの育て方は比較的簡単で、ガーデニング初心者にも人気です。切り戻し剪定や冬越しなど季節ごとの手入れをすると長く楽しめます。この記事ではマーガレットの大きな花を咲かせる基本的な育て方を紹介します。植え替えや増やし方をマスターして栽培を楽しんでください。

記事の目次

  1. 1.マーガレットの概要
  2. 2.マーガレットの育て方【栽培カレンダー】
  3. 3.マーガレットの育て方【日常管理】
  4. 4.マーガレットの育て方【特別な管理】
  5. 5.適切な育て方でマーガレットの花を咲かせよう!

マーガレットの育て方【特別な管理】

Photo by T.Kiya

剪定

日々の管理に加えて剪定で手入れをしておくと、マーガレットを長く美しい状態で楽しめますよ。マーガレットの主な手入れには、切り戻し剪定や摘心です。

切り戻し剪定の方法

Photo byBru-nO

マーガレットは切り戻し剪定することで毎年花を楽しめます。花つきがよくなり病害虫予防にもなるため剪定は必須作業といえます。適期は3月~6月または9月~10月上旬ごろで、晴れた日の午前中がおすすめです。およそ半分の草丈で切り戻し剪定すると新芽がでてきます。このとき、元気な葉を少し残しておくと枯れにくくなりますよ。

ボタニ子

ボタニ子

アーチ状に切り戻すと株の形が整うよ!

摘心の方法

Photo byfietzfotos

3月~5月ごろに摘心すると花数が増えるため、花数を増やしたい場合は摘心しましょう。15cmほどになった新芽を摘み取っておくと、2つの脇芽が出てきてそこから花をつけますよ。

日ごろの手入れ

Photo bysweetlouise
ボタニ子

ボタニ子

剪定だけでなく、日頃のお手入れも大切だよ!葉が黄色くなったら取り除いてね。

ボタ爺

ボタ爺

花後は茎の根もとから摘み取ろう。これも大きな花を咲かせるための手入れじゃぞ。

夏越し・冬越し

フリー写真素材ぱくたそ

マーガレットの品種には一年草扱いされるものもありますが、基本的に常緑多年草として栽培できます。夏越しと冬越しに成功したら、茎の基部が木質化して頑丈な低木のようになっていくのがマーガレットの特徴です。

夏越し方法

Photo byLarisa-K

高温多湿に弱いマーガレットは、日本では夏に休眠期に入ります。そのあいだに株が蒸れて弱ってしまう場合もあるため、梅雨入りしたころに2/3くらいの高さで刈り込んでおきましょう。風通しがよくなり、株が蒸れるのを防げます。また、梅雨時期の長雨もさけるのも枯らさないポイントです。鉢植えは雨を避けられる軒下に移動させたり、地植えなら雨よけを設置したりすると安心です。

冬越し方法

Photo byPezibear

12月~3月ごろは、鉢植えなら室内の日当たりのよい場所に移動させましょう。戸外で冬越しする場合は、霜があたらないように注意します。霜よけは軒下や日当たりのよい場所で管理したり、袋やダンボールで覆ったりするとよいでしょう。地植えは、12月~2月に霜よけをします。根元に腐葉土をかぶせておくのも効果的です。寒さが原因で枯れることも多いため、寒冷地では冬のあいだだけ鉢植えに移すという方法もあります。

ボタニ子

ボタニ子

暖かい地域では冬に花を咲かせることもあるよ。

増やし方

Photo by T.Kiya

マーガレットの増やし方で手軽な方法は挿し木です。種まきでの増やし方は、時間がかかりますがたくさん増やせます。また茎が木質化するため、株分けによる増やし方は向きません。

種まき

Photo byfietzfotos

種まきの増やし方は時間をかけてたくさん育てたい人向きです。花後に実がなって、小さな種を収穫できます。ハサミで切って採取してから、しっかりと乾燥させておきましょう。種まきの適期は9月~10月ごろで、種をまいた後はごく薄く土を被せます。水やりは種が小さいため流れないように、霧吹きを用いて丁寧に行う必要があります。

挿し木

Photo byvjgalaxy

マーガレットは、挿し木での増やし方が一般的でおすすめです。適期は5月~6月ごろ、または9月ごろです。しっかりと太さのある茎を芽の先端5~10cmから切り取って、葉を数枚だけ残して挿し芽(挿し木)をつくります。挿し芽を水に約2時間つけてから、湿らせた挿し木用土やバーミキュライトなどに挿します。約1カ月で根が出たのを確認してから、鉢植えや地植えに移行しましょう。

マーガレットの花が小さい原因と対処法を教えて!

つぼみはたくさん出るのに花が小さい原因としては、肥料不足が考えられます。効き目がはやい液体肥料を与えましょう。花が小さい症状が改善して大きな花が咲くようになってからも、固形肥料を月に1回ほどこすようにします。

適切な育て方でマーガレットの花を咲かせよう!

Photo byOldiefan

マーガレットは鉢植えでも地植えでも栽培できるため、ガーデニングでも重宝されています。花色や咲き方もさまざまで、好みのタイプを選ぶ楽しみもありますよ。大きな花がたくさん育ったら、花言葉を添えて花束をプレゼントするのもよいですね。

ボンザマーガレットの育て方!つぼみが枯れる・花が小さい時の対処法!のイメージ
ボンザマーガレットの育て方!つぼみが枯れる・花が小さい時の対処法!
ボンザマーガレットは丸くボンボンのようなかわいらしい花を咲かせ、鉢植えや花壇の主役になります。ガーデナーが注目の人気品種です。この記事ではボンザマーガレットの育て方を紹介します。「つぼみが枯れる」「花が小さい」といったトラブルの対処方法も見ていきましょう。
Tina
ライター

Tina

花屋で小売りやウェディング、葬儀の花なども手掛けてきました。 日々の生活の中で花や植物を育てたり生けたりするのが大切な時間です。

関連記事

Article Ranking