春に咲く花13選!開花時期や特徴を紹介!3月4月に咲く花といえば?

春に咲く花13選!開花時期や特徴を紹介!3月4月に咲く花といえば?

春に咲く花といえば何を思い浮かべますか?白色の花ですか?それとも、ピンク色のサクラの花ですか?春の花はそれだけではありません。草本にも、たくさん春に咲かせる花があるのです。そんな春の花を、草本に限定して特徴やいつまで開花しているのか紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.春に咲く花①:イモカタバミ
  3. 3.春に咲く花②:オオイヌノフグリ
  4. 4.春に咲く花③:オオバコ
  5. 5.春に咲く花④:オニタビラコ
  6. 6.春に咲く花⑤:ガーベラ(オオセンボンヤリ)
  7. 7.春に咲く花⑥:クロッカス
  8. 8.春に咲く花⑦:シバザクラ
  9. 9.春に咲く花⑧:シャガ
  10. 10.春に咲く花⑨:スイセン
  11. 11.春に咲く花⑩:スズラン
  12. 12.春に咲く花⑪:スミレ
  13. 13.春に咲く花⑫:チューリップ
  14. 14.春に咲く花⑬:ホトケノザ
  15. 15.まとめ

春に咲く花④:オニタビラコ

道端などで普通に見かけることのできるオニタビラコも、春の季節に花を咲かせる植物の1つです。オニタビラコには、よく似たコオニタビラコ、ヤブラビラコというのが存在しますが、全て花期は同じようなものです。

基本情報

学名 Youngia japonica
分類 キク科オニタビラコ属の越年草
分布 道端など
花期 5月~10月

オニタビラコの特徴

Photo by norio_nomura

オニタビラコは、ロゼット状の葉を持ちます。タンポポの葉に似ていますが、タンポポとは違い、葉の先が丸くなっています。茎には、毛が生えており、この毛は他の植物と見分けるポイントです。どこにでも見られる植物ですが、踏みつけには弱いため、人が入りこむようなところには生えていません。

ヤブラビラコ・コオニタビラコとの違い

オニタビラコとの見分け方は、茎・花の咲き終わったあと冠毛があるかないかで見分けることができます。両種は、花が咲き終わったあと総苞(そうほう)が下を向くのが特徴です。オニタビラコは下を向きません。

いつから、いつまで花期?

Photo by norio_nomura

オニタビラコの花期は一般的に5月~10月と言われていますが、温度などの条件さえそろえば1年中花をつけていることもあります。冬の季節でも花をつけ、春になる3月や4月でも花をつけています。花は黄色で枝分かれした茎に多数の花をつける複散房状が特徴です。

オニタビラコとは?特徴や花言葉をご紹介!ヤブタビラコとの違いは?
オニタビラコとはキク科オニタビラコ属の野草です。道端に小さく佇んでいることもあれば、背が高く成長していることもあります。そんなオニタビラコはどんな植物でしょうか。特徴や花言葉、よく似ているヤブタビラコとの違いを紹介します。

春に咲く花⑤:ガーベラ(オオセンボンヤリ)

Photo byStockSnap

ガーベラとは、キク科ガーベラ属に属する総称のことです。狭義の意味では、オオセンボンヤリを指すことが多く、ここではオオセンボンヤリについて紹介します。日本では、園芸種として出回っており、花壇などで見かけられる花です。

基本情報

学名 Gerbera jamesonii Hybrid
分類 キク科ガーベラ属の多年草
分布 花壇、庭など
花期 3月~6月・9月~11月

ガーベラの特徴

Photo byNickyPe

オオセンボンヤリは、ガーベラ属の園芸種の原種と呼ばれている花です。切り花としての需要も高く、お花屋さんに行けば見られる花です。花の色は多岐にわたり、赤・ピンク・白・オレンジなどがあります。

花の色で花言葉が違う

ガーベラは、花色で花言葉が違います。例えば、赤い色の花を咲かせるガーベラの花言葉は「神秘」「成功」で、黄色の花を咲かせるガーベラは「究極美」という花言葉です。

いつから、いつまで花期?

Photo by Grilled Ahi

ガーベラは、春の季節である3月から開花をはじめ、6月まで咲いています。また、秋の季節に花を咲かせます。花の咲き方も、品種により一重咲き、八重咲きなど多岐にわたるのが特徴です。

春に咲く花⑥:クロッカス

Photo byHans

クロッカスは、アヤメ科クロッカス属に属する植物の総称のことで、主に園芸用として花を楽しむ品種をクロッカスの名前で呼んでいます。水耕栽培が可能なクロッカスですが、春の季節に花を咲かせる植物の1つです。

基本情報

学名 品種による
分類 アヤメ科クロッカス属の多年草
分布 プランターなど
花期 2月~4月・10月~11月

クロッカスの特徴

Photo bycocoparisienne

クロッカスにはさまざまな品種があり、水耕栽培・土に植えて栽培などいろいろな方法での栽培が楽しめます。花の色も多岐にわたり、黄色、白、紫などが存在します。また、単色だけではなく、色が混じった複色もあるのが特徴です。

寒さにも暑さにも強い

クロッカスは、寒さにも暑さにも強いとされています。夏は、休眠してしまうことが多く、初心者でも育てやすい園芸種として知られています。

いつから、いつまで開花?

Photo byADD

クロッカスの花期は、早春の2月・3月から春の季節にかけてです。また、秋まきのものは、秋の季節に花を咲かせます。そのため、秋まき品種も育てれば、クロッカスをほぼ1年中にわたって楽しめます。

春に咲く花⑦:シバザクラ

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

花期になると、まるで地面を覆いつくすかのように花が咲くシバラクラも、春の季節に花を咲かせる植物の1つです。シバサクラは常緑の植物でもあるため、グランドカバーとしても利用されています。

基本情報

学名 Phlox subulata
分類 ハナシノブ科クロックス属の多年草
分布 公園など
花期 3月~5月

シバザクラの特徴

Photo by BONGURI

シバザクラの葉は、小さく硬いという特徴があります。また、茎がよく枝分かれをすることから、地面を覆いつくすように植えられていることが多いです。グランドカバーのような育て方をされていることが多いですが、芝生と違って踏みつけには強くないので注意が必要です。

シバサクラの名前の由来

フリー写真素材ぱくたそ

シバサクラの名前は、見た通りの姿からきています。芝のように広がって育つため「シバ」と名付けられています。サクラというのは、シバサクラの花がサクラに似ているため「サクラ」となり、芝のように広がり、サクラに似た花をつけることから「シバザクラ」となりました。

いつから、いつまで花期?

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

シバサクラの開花は、地域差や気温差によって変わりますが、一般的には4月から開花をはじめます。暖かいところだと、3月から開花が始まることもあります。花の色はピンクが有名ですが、白、青などがあるのも特徴です。

次のページでは「シャガ」などの春の花を紹介します。

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春に咲く花⑧:シャガ

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