カメムシが洗濯物につかないようにする方法7つ
カメムシが洗濯物につくようになる季節は、秋です。夏が終わった9~11月頃が最も活発に動くようになるため、他の季節に比べると屋外に干した洗濯物につく可能性が高くなります。一度の産卵で20~100個近く産卵するのが特徴です。この卵が秋に孵化することを考えると恐ろしいですね。ここからは、洗濯物にカメムシがつかないようにする効果的な方法を、アイテムを使ったものも含めて7つご紹介します。
①洗濯物を干す場所を除草する
カメムシは草の生えている場所を徘徊します。特にツル科の植物やマメ科の植物の葉に産卵することがあります。カメムシが近づかないように、ベランダの周りなど洗濯物を干す場所を除草しましょう。広範囲にわたる場合は長期間効果のある除草剤を使うと草取りの手間をはぶけます。小石やブロックを敷いておくのもおすすめです。
②外壁に殺虫剤をスプレーする
春になったら家の敷地にカメムシ駆除用の殺虫剤をスプレーして、カメムシを寄せ付けないようにしましょう。カメムシはどこから家に入り込むか分かりません。特に外壁や窓、網戸に1週間に1度吹きかけておくと効果的です。雨が降ると効果が薄れてしまうので、晴れたときに再度スプレーする必要があります。
③バルサンを焚く
バルサンは洗濯物を室内に干す場合に効果を発揮します。どこからか入り込み、絨毯の下や壁のすき間で冬眠している場合があります。春と秋の暖かい日にバルサンを焚きましょう。隠れているカメムシを駆除して洗濯物につかないようにできます。またダニやゴキブリにも効果があるためおすすめです。
④カメムシ用忌避剤
カメムシ用忌避剤は、殺虫剤をスプレーできない洗濯物向けのカメムシ対策グッズです。中身にはヨモギや唐辛子エキスなど天然の成分が含まれています。殺虫効果は薄いですが、カメムシを寄せ付けない効果があります。ベランダの物干し竿に数個吊るしておくとよいでしょう。2か月間も持続する便利なアイテムです。
⑤虫よけ植物を栽培する
カメムシは唐辛子やハーブの匂いを嫌います。洗濯物につかないようにベランダで虫よけになる植物を栽培してみましょう。育てやすく香りもよいため「ミント」や「カモミール」がおすすめです。しかし、ハーブの中でも注意が必要なのは「パセリ」や「パクチー」など「セリ科」に属する植物です。カメムシはセリ科の植物に寄っていくため、ベランダで栽培するのは止めておきましょう。
⑥アルミホイルを使う
カメムシは光を嫌う習性があります。アルミホイルを洗濯物の間に吊るしておくと、洗濯物にカメムシがつきません。殺虫剤や忌避剤がないときに、すぐ使える便利なアイテムです。アルミホイルを長く切りハンガーに吊るして、洗濯ばさみやセロハンテープで固定しましょう。カメムシに見えるように洗濯物より長くするのがポイントです。
⑦ハッカ油スプレーをまく
ハッカ油スプレーをベランダの壁や網戸、物干し竿に吹き付けてカメムシが洗濯物に寄りつかないようにします。ハッカはミントの一種で香りが爽やかな植物です。この香りをカメムシや蚊が嫌うことから、虫よけグッズとして利用できます。雨が降ると流れ落ちてしまうため、こまめに吹き付けるようにしましょう。洗濯した服にスプレーしておくと芳香剤にもなり、常に持っておくと便利に使えるアイテムです。
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次のページで、洗濯物につきやすいカメムシの種類を紹介します。
出典:写真AC