トックリランの育て方！ふっくらした株元と細葉がお洒落な観葉植物

人気のトックリランを庭や室内に飾ると、親しみやすい姿で見る方の気持ちを和ませます。一見素朴に見えますが、飾り方次第で表情が変わる観葉植物です。トックリランの飾り方をみていきましょう。

曲線を描いて垂れ下がるトックリランの細葉は、お部屋の雰囲気に優しさをプラスできます。リビングに飾ってある他の観葉植物ともよく調和するでしょう。足のついた鉢カバーは垂れる葉をより魅力的に見せるテクニックとしておすすめです。

背の低いトックリランの存在感をアップできるのが、背丈の高い鉢カバーです。高さが出ることで、トックリランの細葉が美しく垂れる様子をソファに座ったまま横から鑑賞できます。一定の重量がある鉢カバーなら、安定感よく飾っておけます。

一人住まいの方の限られた空間や、お子様の勉強部屋にトックリランを飾りたいときにはハンギングがおすすめです。トックリランが成長するにしたがって葉が茂ってきても、行動曲線を邪魔することがありません。観葉植物を下から鑑賞する楽しみもありますよ。

テラスやベランダのテーブルやいすにトックリランを飾ると見栄えがします。お部屋の窓から鑑賞する楽しみが生まれるでしょう。背の高さが30cmほどのサイズは扱いやすく、グリーンギフトにも人気がありますから、母の日や父の日の、長く楽しめる贈り物としておすすめです。

トックリランは日本の暖地なら、地植えできます。四方八方に葉が伸びるトックリランは、お庭のアクセントとしてみる方を楽しませてくれるでしょう。足元にニューサイランなど背の低い観葉植物を植えてバランスを取るのがポイントです。

トックリラン1個を飾っている窓辺に、こぶりな観葉植物をセットで飾ると癒しの空間ができあがります。トックリランのまばらな細葉は日光をさえぎることがないので、ミニ観葉植物の成長を妨げません。大きな観葉植物に負けないほどの存在感が出て、素敵な空間となるでしょう。

トックリランの育て方や飾り方をお伝えしました。特徴のふっくらした基部は、トックリランが干ばつでも生き延びるための大切な部分だったのですね。人気のトックリランは、栽培の手間がかからない観葉植物です。栽培を楽しんだり、飾ったりしてみてはいかがでしょうか。