花後の手入れ②置き場所と温度管理
夏の休眠時期に備えて、4月ごろから徐々に屋外に慣らします。雨と直射日光の当たらない、軒下が最適です。初めは昼間の時間帯だけ屋外に置いて、最低気温が8℃まで高くなったら、そのまま屋外で管理します。屋外に出してからは殺虫雑菌剤で、病害虫を予防しておきましょう。
花後の手入れ③
休眠して夏越し
6〜8月ごろがシクラメンの休眠時期です。葉が枯れて少なくなったら水やりをストップして、雨の当たらない明るい日陰に置きましょう。鉢皿は外して、風通しのよい場所で用土をしっかりと乾燥させます。鉢のままで水を切るので、掘り返す手間が省ける休眠方法です。
非休眠・育てながら夏越し
5〜6月ごろ、シクラメンの葉がしっかりと残っている場合は、非休眠法で夏越しさせましょう。雨の当たらない明るい日陰に置きます。鉢皿を外して蒸れに気をつけながら、水やりの頻度は控えめにします。夏越しはプラスチック製の鉢よりも、素焼き鉢のほうが用土の湿度をコントロールしやすくおすすめです。
花後の手入れ④休眠後の植え替え
夏前に全ての茎を抜き、休眠させていたシクラメン。先月末に植え替え(レスキューレメディもシクラメンの水に垂らしました。この植え替えの仕方で大丈夫か?!と思っている自分もレスキュー服用。笑)「芽が出るかな…」と毎日ドキドキ…数日後、グングン芽が出てきて、葉っぱも出ました♪ pic.twitter.com/Jkob0xj7qH
— 森の種 (@SanaeMorinotane) October 19, 2019
8月末から9月中旬ごろが、シクラメンの植え替え時期です。元の鉢と同じかひと回り大きな鉢に、球根の培養土で植え替えましょう。休眠株は根を短くカットして、非休眠株は元気な根を残すのが植え替えのポイントです。シクラメンの植え方は、球根半分〜1/3を用土から出ているようにします。植え替えの頻度は、年に一度・毎年行いましょう。
こんな時どうする?シクラメンのトラブル復活法
シクラメンの原産地は、中近東からヨーロッパの地中海で、冬は降雨で湿度が高く夏は暑く乾燥しています。日本の気候とは違うため、枯れたりしおれたりと困った経験があるでしょう。トラブルの原因とその復活方法をいくつかご紹介します。
日ごろの困った!をスッキリ解決。おしゃれな楽しみ方も、次のページに!
ウォータースペースを確保しつつ、少し山高に植え付けると球根の蒸れを防げるワ!