リビングストンデージーの育て方
色とりどりで素敵な花なら自分の家でも育ててみたいと思いませんか。リビングストンデージーは単体でも寄せ植えでも鉢で育てるのも、花壇など広い場所にたくさん植えるのもおすすめです。ここでは基本的な育て方をご紹介していきます。
育て方①環境
リビングストンデージーを育てる場所は、日当たりのよい場所であること、高温多湿を避けることが重要といえます。種をまいて冬を越すときは、霜を避けましょう。花壇に定植する場合は場所を動かせないため、水はけに注意してください。
育て方②種まき・定植
種から育てる場合、多くは秋に種まきを行って春に定植します。寒い間は霜の当たらない場所を選び、日光はしっかりと浴びさせましょう。苗は早春から出回ります。開花した株から楽しむことも可能ですよ。
種はとても細かい!
リビングストンデージーのタネは非常に小さいです。容器に土を入れ、紙などに乗せた種を均等に重ならないようにまくとよいでしょう。このときの土は種まき用やサボテン用の土などを使用できます。発芽までは底面給水がおすすめです。
植え替え
本葉が2~3枚出たころが植え替えどき!
本葉が大きくなってから一度目の植え替えを行います。小さめのポット苗を使用して過湿を避けると、根腐れを防げます。その後、しっかりと根が張るのを待ってから花壇などに植えつけましょう。秋に種をまいた場合は、春になってからの定植が望ましいです。
育て方③土・肥料
園芸店やホームセンターの草花用の土で十分に育てることが可能です。土は水はけのよさが重要のため、配合するときは赤玉土:バーク堆肥:軽石砂を5:3:2程度に混ぜるとよいでしょう。花壇植えで水はけがあまりよくないと思われる場所では、うねを高く作るなどの対策が必要です。
花壇では植えつけ前に苦土石灰をまくのがよいでしょう!
元肥を忘れず
草花用の土で元肥が入っている場合は不要ですが、土を配合する場合は元肥が必要です。鉢植えでは化成肥料、花壇では緩効性の肥料を与えます。追肥はそれほど必要ないため、様子を見ながら与えるようにしましょう。
病気や害虫の心配があまりないことも育てやすい理由のひとつです!
育て方③水やり
水やりは乾いたら与えるを基本に、過湿にならないように注意してください。水のやりすぎによる根腐れで枯れてしまうことがあります。特に鉢植えでは天気や温度で土の乾燥具合が大きく異なるため、土が乾いているか見てわからないときは指を差し込んでみることをおすすめします。
まとめ
リビングストンデージーは「瞳の輝き」など前向きで明るい花言葉を持ち、色とりどりで春のガーデニングに最適です。タネから育てるか苗から育てるか、環境や手間を考えて使い分けながら、それぞれの方法で楽しんで育てましょう。
出典:写真AC