SNSで話題の「岳さん」の作品を紹介
「岳さん」とは
岸本岳大(たけひろ)さんこと「岳さん」は、日本料理の料理人で、インターネットでタイ・カービングの映像を見たことをきっかけに、独学でカービング技術をマスターしました。現在は、フルーツカービングデザイナーとして活躍されています。インスタグラムで投稿した作品が話題となり、その人気は日本にとどまらず、海外でも広く名前が知られています。
岳さんの作品①りんご
岳さんの名前が世界に広がるきっかけとなったのは、「りんご」の作品です。岳さんは「日本人らしく男らしい作品を作りたい」との思いから、作品に和柄を取り入れました。りんごの皮の赤色と果実の白色が絶妙な和柄のデザインを引き立て、海外でも高く評価されている作品です。
岳さんの作品②アボカド
アボカドは柔らかく変色もしやすいため、扱うのが大変な野菜です。アボカドを痛めないように、岳さんは時間をかけず、素早い動作で柄を刻んでいきます。タイ・カービングの伝統的な模様の特徴は「繰り返される同じ絵柄」です。現在では、凝ったデザインに注目が集まりがちですが、多くの岳さんの作品には、伝統を守る姿が見て取れます。
岳さんの作品③ブロッコリー
ブロッコリーを用いた作品は「むきもの」と呼ばれる日本料理の野菜細工として、全国に配信されました。岳さんは「むきもの」を極めたいという思いから、数多くの素晴らしい作品が生みだしています。
岳さんの作品④かぼちゃ
岳さんの技術は単に「模様を刻むだけ」ではなく、フルーツカービングの新しい形も切り拓いています。かぼちゃを、切れ目もつなぎ目もないチェーンのように彫ってみたり、動植物のモチーフや色々な柄を刻み込んだりと、従来のタイ・カービングの域を越えた新しい作品が数多くあります。
岳さんの作品⑤パプリカ
かぼちゃのチェーンのように、岳さんの新しいチャレンジはどんどん作品として生み出されています。パプリカに刻みを入れて、まるで紙細工のように動かすのは、カービングと野菜について知り尽くした岳さんならではのテクニックですね。
まとめ
フルーツカービングは、普段何気なく食べている食材をナイフ1つで華やかに変えてしまう、素晴らしい技術です。スイカやメロンなどの大きな素材はもちろん、りんごやラディッシュなどの小さな素材まで、テーブルに彩りを添える作品を作ることができます。これを機に、プレゼントにも喜ばれるフルーツカービングを始めてみてはいかがですか?