タマリロの育て方
手入れをしないと樹高が6mにもなるタマリロは、上手に剪定をしてあげることで収穫も楽になります。ここからは育て方を解説していきますので、初心者の方もタマリロを育ててみませんか?
①種まき
土質はどのようなものでも構いませんが、水はけのよい土を用意してあげましょう。どれがいいのか迷ったら、育苗用の培養土を用意するといいですよ。
種の準備
3~6月頃が、種蒔きによい季節です。気温が20℃以上になると、発芽しやすくなります。より発芽しやすくなるように、種を24時間水に浸してあげることが重要です。
種まき
1ポットに1粒ずつ、種を蒔いていきましょう。種の上に伏せる土は、1cmくらいです。伏せる土は、多くならないように気をつけましょう。
②水やり
土の表面が乾いてきたら、たっぷと水をあげるようにしましょう。成長するにつれ大きくなる葉っぱからは、水分がとても激しく蒸散されていきます。土の乾きには気をつけましょう。
③肥料
月に1度、化成肥料を与えましょう。蕾がついたら2〜3週間ごとに1度、液肥を与えることで実がより大きく成長します。
④植え替え
本葉が4〜5枚くらいになったら、植木鉢か庭に直接植え替えてあげましょう。苗から植え付けるなら、5〜6月頃が適しています。タマリロは根が浅いため風に弱く、枝が折れやすいという弱点があります。倒れないように支柱を立てて、補強してあげることも必要です。
⑤剪定
草丈が50〜60cmになったら、剪定をしてあげましょう。主枝を剪定することにより、脇芽が伸び、より大きな木へと成長していきます。
⑥タマリロの管理
タマリロは日光を好みますので、地植えにするなら日当たりのよいところを選んで植えましょう。日当たりのよいところといっても夏の直射日光は少し苦手なようですので、斜光ネットなどを使って日差しの調節が必要となります。植木鉢で管理するようなら、時々置き場所を変えるなどするとよいですよ。
温度管理
タマリロは0℃より下がらない場所で管理をすると、何年も長い期間、収穫できます。せっかく育てたタマリロを長く楽しむためにも、温度管理には気をつけましょう。
ボタ爺
開花・収穫
開花 | 2年目の6月 |
収穫 | 2年目の8~10月 |
種や苗の購入方法
ホールセンターで苗や種を見かけることが少ないですが、インターネット通販なら容易に手に入ります。購入方法に関しましては、インターネットでいろいろと探してみましょう。
雪が降る地方では鉢植えにして、冬場は室内の管理がいいのお。