ガーデニングにもおすすめ!宿根草の代表⑥~⑩
⑥スズラン
スズランは日本で多く栽培され、日本原産の品種は「君影草(きみかげそう)」です。春の訪れの代表的な花のひとつで、香りが強いのが特徴です。スズランには全草に強い毒性があるため、庭に植える際は注意しましょう。
名前 | スズラン | 栽培難易度 | ★★★☆☆ |
科名 | キジカクシ科 スズラン属 |
開花時期 | 4月~5月 |
原産地 | ヨーロッパ 東・北アジア |
花の色 | 白、ピンク |
⑦キキョウ
キキョウは日本で絶滅危惧種に指定されている花です。草丈は10cm~120cmほどと大型で、直径5cm~8cmほどの花を咲かせます。日当たりのよい場所に自生していることが多いですが、冬場になると地上部が枯れ休眠し、春になるとまた芽吹きます。
名前 | キキョウ | 栽培難易度 | ★★★☆☆ |
科名 | キキョウ科 キキョウ属 |
開花時期 | 6月~10月 |
原産地 | 日本、アジア | 花の色 | 紫、ピンク 白 |
⑧エキナセア
エキナセアは花の中心部がピンポン玉のように大きくぷっくりしていて特徴的な形をしています。エキナセアは古くからハーブとして有名で、免疫力アップや風邪予防、花粉症などに効果が期待されます。エキナセアのハーブティーはハーブ専門店、海外の製品を置いているスーパーなどで店頭に並んでいます。
名前 | エキナセア | 栽培難易度 | ★★☆☆☆ |
科名 | キク科 エキナセア属 |
開花時期 | 6月~8月 |
原産地 | 北アメリカ | 花の色 | 赤、ピンク オレンジ、白など |
⑨クレマチス
クレマチスはつる性の宿根草です。イギリスではバラのパートナープランツとして親しまれ、世界中にさまざまな野生種・園芸品種があります。クレマチスの品種のなかには、長期間花を楽しめるもの、1年に1回だけ咲くもの、繰り返し咲くものなど四季咲きのものがあります。
名前 | クレマチス | 栽培難易度 | ★☆☆☆☆ |
科名 | キンポウゲ科 クレマチス属 |
開花時期 | 4月~10月 |
原産地 | 北半球 | 花の色 | 紫、白、青 ピンク、黄など |
⑩ゼラニウム
ゼラニウムはガーデニングでは寄植えなどによく使われるおなじみの草花です。乾燥に強いのが特徴です。その反面、寒さや過湿に弱いため、冬場やじめじめした梅雨時期は室内で管理するのがよいでしょう。環境が適していれば1年中花を咲かせます。花は一重咲きから八重咲きのものがあります。
名前 | ゼラニウム | 栽培難易度 | ★☆☆☆☆ |
科名 | フウロソウ科 テンジクアオイ属 |
開花時期 | 3月~12月 |
原産地 | 南アフリカ | 花の色 | 白、赤、ピンク オレンジ、紫など |
まとめ
「宿根草」や「多年草」「一年草」など草花の形態はさまざまです。宿根草の花は意外と身近にあります。生育環境が合わない時期は、上部は枯れてしまいますが、適した時期になると発芽するためそれぞれの花に季節を感じられて毎年の楽しみになりそうですね。今回はガーデニングにもおすすめの10種類の代表的な宿根草をご紹介しました。ぜひ参考にしてください。
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